アクサ生命のユニット・リンクって?学資保険の代わりになる?ならない?

アクサ生命には「ユニット・リンク」という保険があります。

ユニット・リンクは「変額保険」という種類の保険。

保険と投資が合体したような商品です。

何だかユニークですよね。

時代を反映している保険というか。

でも変額保険っていったいどんな保険なんだろう。

ユニット・リンクってどんな保険?

生命保険と投資が合体していて保障は大丈夫なの?

学資保険としてはどうなんだろう?

さまざまな疑問が湧いてきますよね。

そこで

1.アクサ生命「ユニット・リンク」を解剖!
2.ユニット・リンクのメリット・デメリット
3.ユニット・リンク資産運用シミュレーション
4.ユニット・リンクは学資保険の代わりになる?

以上についてご説明します。

最後まで読めば、アクサ生命「ユニット・リンク」について理解できます。

そして学資保険の代わりになるか判断できるでしょう。

是非、読んでくださいね。

その前にひとつだけご紹介です。

この記事を読んでいる方の中には学資保険選びが分からない」「どこに相談すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

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アクサ生命には学資保険の代わりになる商品がある?

アクサ生命のCMでは海へ飛び込む美女が印象的。

ミスユニバースジャパンにもなった宮崎京さんですね。

アクサ生命。

どんな会社かカンタンにお伝えします。

フランス発祥の保険企業のアクサが日本に設立したのがアクサ生命。

アクサ生命と日本団体生命が統合して2000年に設立された保険会社です。

アクサグループは世界57カ国にあります。

顧客数は約1億200万人という世界最大級の保険グループ。

スゴイ大きなグループ企業の保険会社なのですね。

会社の体力を示す数値は

・ソルベンシーマージン比率 713.4%
・格付けA+

ソルベンシーマージン比率は200%以上あれば安心。

格付けもA+ですと良好ですね。

信頼あるアクサ生命です。

アクサ生命で取り扱っている保険種類をみると「学資保険」という名前の保険はありません。

ではアクサ生命の保険で学資保険の代わりとなる保険はあるのでしょうか?

まずは長期保障の定期保険「フェアウインド」という商品について。

フェアウインドは死亡・高度障害を98歳まで長期的に保障する死亡保険。

定期保険ですが解約時には払いもどし金があるという珍しい形の保険です。

98歳満期というとほぼ終身保険に等しいかと。

そしてこの保険は「低払いもどし金型定期保険」と言います。

保険料払込期間中の解約返戻金を低く設定して保険料を安くしています。

払込期間満了後に解約返戻金がグンと上昇します。

98歳満期という年齢からすると終身保険のようなものですね。

ほぼ低解約返戻金型終身保険と同様の保険です。

フェアウインドは学資保険に代わる保険として加入する人も多かったのですが、事情により20年以下の短期払込期間が売り止めになってしまったのです。

したがって残念ながらフェアウインドは学資保険の代わりにはならなくなってしまいました。

それでは他にアクサ生命には学資保険の代わりになる商品はあるのでしょうか?

ネットや口コミなどで「アクサのユニット・リンク」という名前の保険を耳にした事はありませんか?

どうやら「ユニット・リンク」が学資保険の代わりになるらしい!?との情報が。

変額保険という種類の保険なのですが。

終身保険や養老保険とはどのように違うのでしょう?

ユニット・リンクは学資保険の代わりになる保険なのでしょうか?

ここからじっくりと説明していきましょう。

アクサ生命「ユニット・リンク」とは

アクサ生命には「ユニット・リンク」という変額保険があります。

変額保険という種類の保険。

終身保険や養老保険に比べると、余り耳にすることがない商品ではないでしょうか。

そこで

1.「ユニット・リンク」基本情報
2.有期型の変額保険
3.払い込んだ保険料が運用される

以上について詳しくお伝えします。

「ユニット・リンク」基本情報

「ユニット・リンク」。

ネーミングだけではどんな保険かイメージがパッとわかないかもしれません。

個々のユニットがリンク(つながった)保険という意味かなと感じました。

アクサ生命のユニット・リンクは変額保険です。

変額保険については後で詳しくお伝えしますが。

ユニット・リンクはカンタンに言うと。

死亡保障の<保険の部分>と投資信託の<投資の部分>とリンクした保険。

と思っていただければ。

私たちが支払っている生命保険料の一部を使って投資に回して運用をする保険なのです。

それでは変額保険であるユニット・リンクの基本的な情報をまとめましょう。

・死亡保障・高度障害への備えがある
・貯蓄(資産形成)出来る投資信託型の保険
・運用によって受け取る金額が変動する
・受け取り金額に最低保障がない
・死亡保険金額は保障される

ユニット・リンクの保障内容

ではユニット・リンクの保険内容を説明します。

保障されるのは次の3つです。

1.死亡保険金
2.高度障害保険金
3.満期保険金

<ユニット・リンク 保障内容一覧表>

保障内容 支払額 最低保障
死亡保険金 死亡した時に基本保険金額

or

死亡した日の積立金額のいずれか多い方

あり(基本保険金額)
高度障害保険金 所定の高度障害になった時に基本保険金額

or

所定の高度障害になった日の積立金額のいずれか多い方

あり(基本保険金額)
満期保険金 保険期間の満了時に運用実績に応じた満期保険金額 なし

1.死亡保険金

死亡した時に基本保険金額が支払われます。

死亡保険金は運用実績が悪かった場合でも基本保険金額より下がることはありません。

最低保障されているので万が一の時は安心ですね。

また、運用実績が良かった時は基本保険金額以上の積立金額がもらえます。

2.高度障害保険金

一定の高度障害状態になった時に基本保険金額が支払われます。

死亡保険金同様、運用実績が悪かった場合でも基本保険金額より下がることはありません。

運用実績が良かった時は基本保険金額以上の積立金額がもらえます。

3.満期保険金

保険期間満了時、満期保険金が受け取れます。

運用実績が良かった場合は積立金額が多くなり、支払保険料総額よりたくさん増えます。

運用実績が悪かった場合は積み立金額は少なくなり、場合によっては元本割れもあり。

満期保険金は受取金額に最低保障がありません。

有期型の変額保険

ユニット・リンクは変額保険です。

死亡保障と資産を運用することで貯蓄的要素もある保険。

変額保険には2種類あります。

1.有期型
2.終身型

「有期型」は、満期が決まっている保険です。

一般の生命保険でいうと「養老保険」のような形になります。

死亡保障があって一定の期間が来ると満期保険金が受け取れる。

ただし、養老保険の場合は満期受取金額が死亡保険金額と同じ。

満期受取額が保障されています。

変額保険有期型の場合は、死亡保障額は保障されています。

しかし運用実績によって満期時の受取額は大きく変わってしまう。

運用が上手く行けば大きな利益が生まれます。

一方で運用が上手く行かなければ、元本割れする事も。

ハイリスクハイリターン商品です。

「終身型」は満期が決まっておらず、一生涯保障が続きます。

必要があった時に解約する事により解約返戻金が受け取れます。

一般の生命保険でいうと「終身保険」のような形になります。

終身型も有期型と同様です。

死亡保障額は保障されています。

終身型には満期はありませんが、払込終了後の解約返戻金について。

運用が上手く行った時と上手く行かなかった時では受取額に大きな差が。

元本割れする事もあるハイリスクハイリターン商品。

アクサ生命のユニット・リンクは「有期型」になります。

なお、アクサ生命には終身型の変額保険もあります。

「ユニット・リンク介護プラス」という商品です。

こうやってみると、儲かるときはうれしいけれど、リスクも大きいのね。

投資ってよく分からないし上手く運用ってできるのかしら?

そもそも生命保険で投資って大丈夫なの?

と、投資初心者の方は思うでしょう。

その気持ち、よく分かります。

投資の知識がたくさんある人は投資信託などの投資専門の貯蓄方法があります。

投資信託は初心者には難しそう。

でも、ユニット・リンクは投資の知識がない人でも大丈夫なんです。

アクサ生命のユニット・リンクは生命保険商品。

生命保険として加入します。

私たちが払い込んだ保険料の運用はアクサ生命の運用のプロにお任せ。

アクサ生命が入っているアクサグループは、世界57カ国にあります。

顧客数が1億人以上という世界最大級の保険グループの会社。

信用・信頼がとても厚い会社です。

どうですか?安心感が高くなりませんか?

知識がなくて自分で選んで投資するのとは違うことがお分かりいただけたでしょうか。

払い込んだ保険料が運用される

変額保険は契約者が払い込んだ保険料を運用して利益が還元されます。

生命保険料は「一般勘定」と「特別勘定」とにわけて運用されています。

一般勘定とは

生命保険の一般的な運用部分です。

主な運用先は国債など。

運用の責任は保険会社になる。

なので死亡保険金や満期保険金の最低保障があります。

特別勘定とは

生命保険の一般的な運用部分とは切り離して運用する部分です。

一般勘定とは別枠で運用しています。

この特別勘定部分の保険料で変額保険は運用されています。

運用先は株式や債券など複数を組み合わせて運用。

運用の責任は投資になるので契約者になる。

なので保険部分の死亡保険金は最低保障がありますが

満期保険金は運用次第なので最低保障がないという訳です。

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ユニット・リンクのメリットとデメリット

アクサ生命のユニット・リンクは変額保険の有期型である事が分かりました。

保険の要素をしっかり持ちつつ、保険料の運用次第で満期時に多くの金額が受け取れる楽しみがある。

しかし、運用が上手く行かなかった時には受け取りが減ってしまうというリスクも抱えている。

そこで次にユニット・リンクのメリットを紹介しましょう。

メリットは3つ

1.資産分散できる
2.生命保険料控除の対象になる
3.運用が上手くいった時には大幅なリターンがある。

資産分散できる

ユニット・リンクには「投資」の目的があります。

でも、投資初心者には難しすぎて大丈夫だろうか?という不安も。

ユニット・リンクには投資目的のお金を運用する「特別勘定」の種類が10種類あります。

投資信託だと約2,500種類の中から選ばなければなりません。

そうなると投資について知識がないと頭の中が??になってしまいますね。

10種類なら、初心者でも説明を読んでいって理解できる範囲と思います。

特別勘定の種類は下記の表の通りです。

種 類 基本資産配分比率
安定成長バランス型 日本株式 20% 外国株式 20%

日本債権 30% 外国債券 30%

積極運用バランス型 日本株式 25% 外国株式 35%

日本債券 20%  外国債券 20%

日本株式型 日本株式 100%
日本株式プラス型 日本株式 100%
外国株式プラス型 外国株式 100%
世界株式プラス型 世界株式 100%
新興国株式型 新興国株式 100%
世界債券プラス型 世界株式 100%
オーストラリア債券型 オーストラリア債券 100%
金融市場型 短期金融資産 100%

表の数字は基本の配分比率です。

細かく5%ずつ設定することもできます。

また、複数の型を合わせることもできますから自由なんですよ。

保険料のうち、特別勘定部分の保険料で資産を運用。

さまざまな投資先で運用するので、ひとつが上手くいかなくてもひとつがカバーしてくれる。

資産を分散して運用してくれるので、リスクも小さくて済みますね。

表を見ると

・日本株式・債券に重点をおくのか
・外国株式・債券に重点をおくのか
・バランスよく配分するのか

おおよその見当がつきますね。

10種類のうち安定成長バランス型と積極運用バランス型について説明します。

どちらとも

主に国内外の株式と債券を主要投資対象とする投資信託に投資。

中長期的に安定した投資を目標として運用を行っています。

違いは投資割合。

1.安定成長バランス型

日本株式20%・外国株式20%・日本債券30%・外国債券30%

2.積極運用バランス型

日本株式25%・外国株式35%・日本債券20%・外国債券20%

投資信託を自分でやろうとすると。

運用先は約2,500種類もあるので、初心者はどこに投資していいのか迷ってしまいますね。

ユニット・リンクなら10種類の中で選べばいいですし、何より運用はプロがやってくれる。

初心者ならユニット・リンクの方が安心でしょう。

1.どのくらい資金を増やしたいか?
2.どのくらいのリスクまでなら覚悟できる?

この2つを考えて決めましょうね。

投資初心者のアナタでもきっとできますね!

生命保険料控除の対象になる

投資信託は生命保険料控除の対象になりませんよね。

アクサ生命のユニット・リンクは生命保険です。

ですから生命保険料控除の対象となります。

税制上の優遇を受けられるのは嬉しいですね。

ユニット・リンクは死亡保障がついている保険です。

区分は「一般」の区分に該当します。

<一般生命保険料控除額一覧表>

年間の支払保険料 控除額
20,000円以下 支払保険料の全額
20,000円超40,000円以下 支払保険料✕1/2+10,000円
40,000円超80,000円以下 支払保険料✕1/4+20,000円
80,000円超 一律40,000円

参考サイト→国税庁・生命保険料控除

例えば毎月10,000円の保険料を支払っている場合。

10,000円✕12ヵ月=120,000円

∴8万円超となり生命保険料控除額は40,000円となります。

運用が上手くいった時には大幅なリターンがある。

ユニット・リンクは保険の部分以外に、資産を運用していきます。

運用がうまく行った場合は大幅にお金が増えます。

詳しい金額は後ほどシミュレーションしますね。

保障も確保しつつ、投資でお金を増やすには魅力的ですね。

そしてデメリットもあります。

デメリットは2つ

1.運用が上手く行かなかった時は元本割れもある
2.10年未満の解約は危険

運用が上手く行かなかった時は元本割れもある

メリットの時とは逆パターンです。

運用がうまくいかなかった時には元本割れもあります。

投資のある保険です。

リターンの事だけでなくリスクの事も常に頭に入れておいてください。

10年未満の解約は危険

ユニット・リンクを短期で解約した場合。

「解約控除金」が発生します。

解約控除金とは、解約時に手数料をいただきますよ。

ということです。

生命保険に加入する際には事務経費はじめさまざまな経費がかかっています。

短期で解約されると保険会社はかかった経費を取り戻せずに赤字になってしまう。

保険契約は長期でお付き合いいただくもの。

そこで短期で解約されてしまった場合。

解約控除金という名前の手数料を契約者からいただく訳です。

解約控除金が発生するのは10年未満の解約の場合。

基本保険金額に対して保険料払込年月数により計算した額が引かれてしまうのです。

投資信託には解約控除金はありません。

ユニット・リンクは短期解約するととても損!

なお、解約控除額は保険料払込年月数・契約年齢・保険期間などによって異なります。

後の記事で<ユニット・リンク 資産運用>の一覧表を載せています。

経過年数ごとの払戻金が書いてありますのでご覧になってください。

このうち、運用実績が6%の場合の10年経過までを一例として抜き出してみますね。

<経過年数による払戻金> 30歳男性・30年満期・月払保険料2万円・保険料運用実績6%

経過年数 払込保険料累計 払戻金
1年 24万 1万
3年 72万 48万
5年 120万 99万
10年 240万 255万

6%の運用実績というと運用自体は成功ですよね。

しかしながらご覧のとおり、経過年数1年目は1万円しか戻ってきません。

5年経過時点でも約80%の払戻金です。

10年経過して240万円が255万円となり。

やっと元本を上回っています。

短期の解約は運用実績うんぬんよりも解約控除金が痛手になりますね。

あくまで長期的な目で加入を考えるのが大切です。

投資は長期的な目でみましょう

ところで。

先ほどからの話ですとユニット・リンクは運用が上手く行けば儲かるけれど。

運用が上手くいかない場合は損してしまうので危険。

というイメージを持ち、「やーめた!」と思っている方もいらっしゃるかと。

しかし、マイナス3%の運用利率が30年間続くなんていう事は実際にはないと思ってください。

投資と投機・ギャンブルは別物。

投機やギャンブルは目先で儲けようとするものです。

投資は違います。

投資のプロが長期的な目で判断して資産を運用していくのです。

「長期的な目」これが大事なポイント!

投資はコツコツと時間をかけて大事にお金を育てることです。

短期間で見ると確かにマイナスになる時期もあります。

しかし、長期的な目で見ると意外と安定しているものなのです。

ここに短期保有と長期保有の実際のデータがあります。

ポートフォリオは

日本株式25% 外国株式35% 日本債券20% 外国債券20%

1976年~2016年12月末までの30年間の推移です。

保有期間 最高利率 最低利率 平均
1年保有 44% -34% 7.2%
3年保有 26% -13% 7.1%
5年保有 16% -7% 6.7%
10年保有 12%  0% 6.2%
20年保有  10% 3% 6.3%
30年保有 8% 5% 6.2%

参考サイト→アクサ生命「長期投資」

いかかですか?

1年保有の時は最高利率44%に対して最低利率が-34%とブレブレですね。

しかし30年間しっかり保有していると最高利率8%に対して最低利率が5%。

差がわずか3%。

保有期間が長くなるにつれてブレ幅が小さくなっていますね。

つまり安定してくるのです。

投資型というと常にリスクが気になるかもしれません。

しかし、短期間の値動きに一喜一憂することなく長い目でみて欲しいと思います。

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ユニット・リンク資産運用シミュレーション

ではここでユニット・リンクの資産運用をシミュレーションしてみましょう。

<ユニット・リンク 資産運用>

経過年数 払込保険料累計(万) 払戻金

運用実績(万)

-3%

払戻金

運用実績(万)

0%

払戻金

運用実績(万)

3%

払戻金

運用実績(万)

6%

1年 24 0 1 1 1
3年 72 40 42 45 48
5年 120 77 84 91 99
10年 240 161 187 218 255
20年 480 278 372 509 712
30年 720 365 558 901 1,538

30歳男性 60歳満期

月払保険料 20,000円

基本保険金額 901万円

払込保険料総額は、20,000円✕12ヵ月✕30年=720万円

参考サイト→アクサ生命・ユニット・リンク「保障内容・契約例」

満期時の運用実績で比較

●経過年数が30年、6%で運用出来たとすると。

満期時には1,538万円。

倍以上の金額で戻ってきます。

返戻率で表すと「213%」。

スゴイ返戻率ですね!

●経過年数が30年、-3%の運用だったとすると。

満期時には365万円。

半分しか戻ってこない計算になり大損ですね。

●経過年数が30年、3%の運用だったとすると。

満期時には901万円。

基本保険金額が返ってくることになります。

10年までは3%の運用実績でもマイナスになる

契約して10年までは解約控除金が引かれます。

この表でも解約控除金が差し引かれた金額で書かれています。

したがって、3%の運用実績があったとしても。

経過年数10年で。

払込保険料240万円に対し払戻金は218万円と元本割れしています。

3%で経過年数20年に着目!

3%の運用実績で経過年数20年になると。

払込保険料480万円に対し払戻金は509万円とプラスになっています。

返戻率は106%となります。

20年掛けて返戻率が106%。

学資保険として考えることが出来ますね。

長期的な目で見て3%の運用は難しいことではないです。

むしろ3%以上になることの期待も大きいかと。

長期的に考えて契約する事が大事ですね。

死亡保障は運用実績が悪くても最低901万円保障される。

表には載っていませんが、ユニット・リンクは保険。

経過年数・運用実績に関わらず基本保険金額は最低保障されています。

学資保険の代わりにできるのか

さて、ここまでアクサ生命のユニット・リンクについて詳しく説明してきました。

ここまで読んでの疑問。

「果たしてアクサ生命のユニット・リンクは学資保険の代わりに出来るのだろうか?」

ユニット・リンクは。

・保険としての保障部分+投資型部分(資産形成)が合体した保険である。
・保険料全てが運用に回るわけではない。
・投資部分は「特別勘定」に割り振りされる保険料で運用している。
・満期受取額には最低保障がない。
・プロが運用をしてくれるので安心感がある。
・長期的に見ると安定していてリスクも小さい。
・短期的に見ると安定していない。
・10年未満に解約すると解約控除金が引かれるので確実に損をする。

今まで見てきたことをまとめるとこのような保険でしたよね。

さて、ユニット・リンクを学資保険としてみるならば。

教育資金として必ず大学の時点まで貯めて途中で解約して使うとするなら。

大学進学時は18歳。

0歳から掛けると18年で解約する形になりますね。

絶対にトクしていると言える年数ではないので微妙なところです。

上記シミュレーションで見ると運用利率3%だと20年の段階で返戻率が106%でしたね。

学資保険として考えるならば、20年が節目と考えるといいのでは。

ただし、運用利率は動きます。

確実に教育資金としてだけ受け取ろうと思うなら余り向いていないと言えるかもしれません。

しかし、人生何が起こるか分からない。

出来ればもっと長く置いておいて子どもの結婚資金やマイホームなど。

流動的に使い道を変えていきたい。

資産を長期目線で増やすことも視野に入れたい。

低金利のご時世。

貯金でたくさん増やすのは難しい。

かと言って投資信託に手を出すのは難しそうだし。

投資方法はほぼアクサ生命にお任せして資産を増やしていく方にスイッチしても良い。

そのような柔軟な考え方で入るならば。

学資保険の代用としても十分アリかなと思われます。

口コミを読んでみても賛否両論です。

リスクがあるものは教育資金には向かないという堅実派の人。

長期で見ればリスクは小さい。

目先の数字に惑わされるな!

柔軟に対応して資産を増やしつつ、教育資金も視野に入れる。

学資保険としても向いているという革新派の人。

堅実派の人はリスクの部分に着目。

革新派の人はリターンの部分に着目。

絶対大丈夫、絶対ダメとは言えない内容の保険です。

どちらにしてもアナタの考え方ひとつだと思います!

さてアナタならどちらを選びますか?

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ユニット・リンクは銀行の窓口でも気軽に入れる

最後に。

アクサ生命の保険は店舗・募集代理店・金融機関窓口で販売をしています。

特に銀行の窓口で保険に入れるのは敷居が低くて入りやすいんですよね。

アクサ生命では金融機関窓口販売、通称「銀行窓販」をしている商品が3つあります。

・ユニット・リンク(変額保険・有期型)
・ユニット・リンク介護プラス(変額保険・終身型)
・アップサイドプラス(変額保険・終身型・外貨建て)

3つの商品とも変額保険です。

アクサ生命では変額保険に力を入れていることがよく分かりますね。

3つの商品のうち、ユニット・リンクは取り扱いをしている銀行・信用金庫数が「36」と一番多いのです。

北は北海道から南は九州まで。

地域に密着した保険とも言えますね。

アナタの町の銀行・信用金庫はありますか?

下記一覧表でまとめてみました。

見てみてくださいね。

<ユニット・リンク募集代理店銀行・信用金庫一覧>

北洋銀行 北日本銀行 福島銀行 栃木銀行
高崎信用金庫 武蔵野銀行 新生銀行 東京スター銀行
神奈川銀行 大光銀行 富山銀行 富山第一銀行
長野信用金庫 十六銀行 静清信用金庫 浜松磐田信用金庫
東海東京証券 京都北都信用金庫 但馬銀行 但馬信用金庫
姫路信用金庫 鳥取銀行 鳥取信用金庫 山陰合同銀行
もみじ銀行 呉信用金庫 山口銀行 北九州銀行
福岡銀行 佐賀銀行 親和銀行 長崎銀行
熊本銀行 大分銀行 豊和銀行 宮崎銀行

以上36金融機関

参考サイト→アクサ生命・金融機関窓口販売商品

まとめ

アクサ生命のユニット・リンク。

内容はお分かりいただけたでしょうか。

変額保険は満期受取額が保障されていないので何となく不安。

という人には敬遠したい商品かもしれません。

社会情勢を見て、保険だけじゃなくて長期的な視野で投資も大事。

資産運用をしたい。

という人には魅力的な商品ではないでしょうか。

はっきり二つに分かれるかもしれませんね。

ただ、今までリスクが怖くて変額保険はNGと考えていた人。

長期的な目で見れば、そんなにリスクは怖くないことも分かっていただけたでしょうか。

ユニット・リンクを学資保険として考える場合。

絶対に損をしたら困るんだ。という人は契約しない方が良いでしょう。

多少のリスクも想定内で、長期的視野で教育資金にするか別な使途にするか。

柔軟な対応を考えつつ資産運用をしたい人は契約して良いと思います。

アナタがどういう目的で学資保険を選ぶのか、考え方次第です。

是非、後悔することのないように、賢く選んでいただけたらと思います。

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