即日キャッシングは、お金がない時や急な出費に対応できる、非常に頼りになるサービスです。
大手消費者金融や中小消費者金融、クレジットカードなど、即日キャッシングに対応しているものは多数あります。どのサービスもメリットとデメリットがあり、一概にこれが良いとは言えないので選ぶのも一苦労です。
ここではおすすめの即日キャッシングとそれぞれの特徴を紹介するとともに、審査に関する注意点なども解説しています。
ページContents
即日融資可能なキャッシング11選
プロミス | SMBCモビット | アイフル | アコム | レイク | セントラル | フタバ | フクホー | ダイレクトワン | ORIX MONEY | LINEポケットマネー | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
実質年率 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 4.5%~18.0% | 4.8%~18.0% | 14.959%~19.945% | 7.3%~20.0% | 4.9%~18.0% | 2.9%~17.8% | 3.0%~18.0% |
最大融資限度額 | 500万円 | 800万円 | 800万円 | 800万円 | 500万円 | 300万円 | 50万円 | 200万円 | 300万円 | 800万円 | 300万円 |
最短審査時間 | 最短15秒(仮審査) | 最短30分 | 最短25分 | 最短30分 | 最短15秒 | 最短30分 | 最短即日 | 最短30分 | 最短即日 | 最短60分 | 最短即日 |
最短融資時間 | 最短30分 | 最短60分 | 最短25分 | 最短30分 | 最短25分 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 |
無利息期間 | 30日間 | ― | 30日間 | 30日間 | 30日or60日or180日 | 30日間 | 30日間 | ― | 55日間 | ― | 100日分キャッシュバック |
振込キャッシング | 24時間最短10秒振込も可能 | 土日や夜間の振込も可能 | 24時間最短10秒振込も可能 | 24時間最短10秒振込も可能 | 受付時間内の振込手続きで当日中の振り込みが可能 | 平日14時までに申し込みを完了させれば即日振込が可能 | 平日16時までの審査完了で即日振込が可能 | 最短即日融資も可能 | 電話 平日10:00~13:00受付分は当日振込 店頭窓口 営業時間内に手続きを済ませれば当日振込可能 | 24時間365日即時振込(メンテナンス時除く) | 24時間365日(メンテナンス除く)即時入金 |
カードレス取引 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ― | ― | ― | ― | 〇 | 〇 |
プロミス|ハイスペックな消費者金融カードローン
- 最短25分で即日融資
- 瞬フリ、スマホATM取引などカード以外の借入方法が充実
- 原則電話連絡なし
- 30日間の無利息期間は初回借り入れの翌日から適用
大手消費者金融の中でも非常にハイスペックなカードローンです。
最短25分で融資も可能、無利息期間やポイントサービス、最短10秒振り込みが可能な「瞬フリ」、スマホATM取引など、必要な機能から便利な特典まで全て兼ね備えています。
在籍確認も原則電話連絡なしとなったので、家族や会社に知られずに使いたいという方でも安心して申し込むことができます。
無利息期間は初回借入の翌日から適用されるので、借入を始めるタイミングを自分で決められるので30日間フル活用できます。
SMBCモビット|多機能カードで利便性が高い
- WEB完結で郵送物、電話連絡なし
- 3 in 1な多機能ローンカード
- 無利息期間はないがTポイントで返済可能
SMBCモビットのカードは、カードローンの他にクレジットカードとTカードの機能を付けることができます。
WEB完結申込は条件付きではありますが、郵送物や電話での在籍確認なしになります。
3種類の機能が合わさっていることにより、現金の引き出し、オンラインや海外のショッピングにも利用可能となり、貯まったTポイントもTマネーのへのチャージや加盟店で利用することができます。
さらに、TポイントはSMBCモビットの返済にも利用することが可能です。無利息期間はありませんが、ポイントが貯まっていれば何度でも返済に利用できるのでとてもお得です。
アイフル|商品多数でニーズに合わせて選択できる
- 3種類のカードローンから選べる
- 最短25分融資
- おまとめローンは銀行カードローンやリボ払いにも対応
アイフルは、商品数の多い消費者金融で、通常のカードローンは3種類も用意されています。
申し込みから融資まで最短25分とスピード融資が可能です。
キャッシングローンはスタンダードな商品ですが、ファーストプレミアムローンは条件を少し厳しくなるものの、3.0%~9.5%とという低金利で利用することができます。
女性専用カードローンのSuLaLiもスペックは低めですが人気のある商品です。
また消費者金融では唯一、銀行カードローンやリボ払いもまとめることができるおまとめローンを提供しています。
アコム|最短30分融資も可能な初めての人におすすめのカードローン
- 最短30分で融資可能
- 大きな特典はないが、シンプルで使いやすい
- 無利息期間は契約翌日から適用
アコムは、長年審査通過率に関しては定評があるカードローンで初めて利用する方におすすめです。
最短30分融資に30日間金利0円サービス、アプリを利用したスマホATM取引など、基本をしっかり押さえたシンプルな設計になっています。
金利0円サービスは契約翌日からの適用となります。すぐに利用を始めないと30日間フルに活用することができなくなる点には注意が必要です。
レイク|借入額5万円までで180日間の無利息期間が魅力
- 5万円以下の借入で最大180日関無利息になる
- 最短25分で即日融資も可能
- スマホアプリでカードレス取引が可能
レイクは長い無利息期間が大きな特徴です。
WEB申込をすれば最大60日間の無利息期間が利用でき、さらに借入が5万円以下だと180日間利息負担は0になります。
仮審査は最短15秒で結果を出してくれます。また、WEB申込なら融資まで最短25分と対応も非常にスピーディです。
スマホアプリでほぼすべての手続きができ、取引状況の確認やスマホATM取引も利用することができます。
セントラル|創業50年の老舗中小消費者金融
- インターネットで契約できる
- Cカードで繰り返し取引できる
- 即日融資にも対応
セントラルは創業50年を誇る中小消費者金融です。
全国展開しており、インターネットで契約まで行うことができます。
Cカードという独自のカードを発行しており、借入と返済はセブン銀行ATMで行うことができます。
また、限度枠内なら何度でも取引できます。
カードは郵送になるため届くまで時間がかかりますが、振込キャッシングも可能なので即日融資が可能です。
フタバ|少額融資が基本、レディースキャッシングで女性も安心
- 50万円までの少額融資
- 30日間無利息期間あり
- 平日16時までに審査完了すれば即日融資も可能
フタバは、50万円までの少額融資が特徴の中小消費者金融です。
融資は一括振込になるため、カードローンのように何度も利用できませんが、追加融資や増額に対応しています。
30日間の無利息期間があり、返済の負担を軽減することができます。
平日16時までの審査完了で即日融資が可能、レディースキャッシングも提供していて女性も安心して利用できます。
フクホー|3秒診断で借入可能かすぐにわかる
- 24時間申し込み受付
- 最短30分で審査回答、即日融資にも対応
- 勤務先への電話連絡原則なし
フクホーは3秒診断で借入可能かを診断できます。
申し込みは24時間受け付けており、ネット申込なら最短30分で審査回答してもらうことが可能です。
申し込む時間帯にもよりますが、即日融資にも対応しています。
勤務先への電話連絡は原則行っていないので、確認は書類などで行われることになりますので、事前に準備しておきましょう。
ダイレクトワン|最大55日間無利息でお得
- 来店すればカード発行まで最短30分
- 55日間の無利息期間がある
- 他にはないユニークな商品がある
ダイレクトワンは、スルガ銀行グループのカードローンです。
カードの発行は最短30分と非常にスピーディですが、来店が必要になります。
最大の特徴は55日間の無利息期間です。
ほとんどの無利息期間は30日間が通常ですが、ダイレクトワンはその倍近い日数を無利息で利用できます。
通常のカードローン以外にも、さまざまなローン商品を取り扱っています。
レディースローンや自営業者サポートローン、自動車関連で利用できるオートローン、教育ローン、また他ではあまり見ないペットにかかる費用に利用できる「ペットオーナーズ」があります。
ORIX MONEY|完全カードレスでキャッシング可能
- 取引はアプリやネットのみのカードレスローン
- 最短60分審査、即日融資対応
- 会員限定特典でオリックスグループのサービスがお得に
ORIX MONEYはカードレス取引専用のローン商品です。
カード発行はなく、申し込み借入・返済まですべてネットまたはアプリで行います。
審査は最短60分で即日融資にも対応しています。
無利息期間はありませんが、オリックスグループのサービスが優待価格で利用できる特典がついています。
オリックス系のサービスを多用する方は検討してみるとよいでしょう。
通常のローン以外にもおまとめローンが提供されていますが、残念ながら銀行カードローンとクレジットカードのショッピング枠は対象外です。
LINEポケットマネー|100日間分利息キャッシュバックがお得
- LINE Moneyアカウント保持者なら利用可能
- 最大100日間分の支払利息キャッシュバック
- LINE Payで1円単位の返済が可能
LINEポケットマネーはLINEグループが提供しているローン商品で、申し込みにはLINE Moneyアカウントが必要です。
申し込みや必要書類の提出はすべてLINEで行われます。
無利息期間はありませんが、100日間分の利息キャッシュバックがあり、利息分をLINE Payで返還してもらうことができます。
随時返済をLINE Payから行う場合は1円から返済することができるので、残高が100円未満になっても完済することができます。
枠があれば即引き出せる!クレジットカードキャッシング4選
– | ACマスターカード | セゾンカードインターナショナル | エポスカード | 楽天カード |
---|---|---|---|---|
実質年率 | 10.0%~14.6% | 12.0%~18.0% | 18.0% | 18.0% |
キャッシング枠の上限 | 800万円 (クレジットとカードローンの利用合計の上限) | 300万円 | 50万円 | 90万円 |
最短審査時間 | 最短即日 | 最短5分 | 最短即日 | 最短即日 |
カード発行時間 | 最短即日 | 最短5分 | 最短即日 | 審査回答メールを受信してから約1週間から10日前後 |
振込キャッシング | 24時間最短10秒振込も可能 | 9:00~14:30の申し込みで最短数十秒 | 平日9:00~14:29の申し込みで最短数十秒 | 楽天銀行:24時間365日最短数分 楽天銀行以外:平日9:00~14:29の申し込みで最短数十秒 |
カードレス取引 | 〇(バーチャルカード) | 〇(デジタルカード) | ― | ― |
ACマスターカード|カードローンメインのアコムのクレジットカード
- バーチャルカード即日発行、カードレス取引ができる
- 自動キャッシュバックサービスあり
- カードローンからクレジットカードへの切り替え可能
消費者金融のアコムが発行しているクレジットカードです。
アプリ上でバーチャルカードを発行してもらえるので、クレジットカードでありながら来店なしで即日発行が可能です。
自動キャッシュバックサービスは、毎月の利用金額の0.25%がキャッシュバックされます。
すでにカードローンを利用している方も、クレジットカードへ切り替えることができます。
またカードローン機能とクレジットカード機能を一体化させることができるので、ハイブリッドな利用が可能です。
カードローン機能はアコムのカードローンと使い方は同じです。
セゾンカードインターナショナル|デジタルカードは最短5分発行
- 最短5分でデジタルカード発行
- 永久不滅ポイントでずっとポイントが貯まる
- 国内外でキャッシングが可能
セゾンカードは、WEB申込で最短即日発行ができるクレジットカードです。
実物のカードを即日で受け取るには来店する必要がありますが、デジタルカードであれば最短5分で発行してもらえます。
カードはタッチ決済対応なので、手軽に利用できます。
ポイントを貯めることもでき、貯めたポイントは使用期限がなく永久不滅なのもうれしいポイントです。
国内外でキャッシングが可能で、海外なら現地通貨を引き出すことができます。
振込キャッシングは平日9:00~14:29に申込手続きが完了すれば、最短数十秒で口座に現金を振り込んでもらえます。
振込手数料はいつでも無料なので、ATMで直接引き出すよりもお得です。
エポスカード|番号・名前は裏面に、縦型クレジットカード
- 縦型タイプのクレジットカードで情報はすべて裏面に記載
- 来店でカードを即日発行
- ネットキャッシングは手数料なしでいつでも可能
エポスカードは珍しい縦型のクレジットカードで、カード番号と名前は裏面記載されています。
デジタル式のカードはありませんが、タッチ決済が可能です。
カードの即日発行も可能ですが来店する必要があります。郵送してもらう場合は審査が完了してから約1週間かかります。
ネットキャッシングは原則24時間365日即時振込が可能です。
手数料も0円なので、余分な出費を気にせずキャッシングができます。
楽天カード|ポイント還元率はトップクラス
- ポイント還元率が良く、特典が多い
- 新規入会で最大5,000ポイントもらえる
- 引き落とし口座を楽天口座にすると最短数分キャッシングが可能
楽天カードは、ポイント還元率が非常に良く、特典の多いクレジットカードです。
ポイントは様々な提携店で利用できます。
新規入会や初回のカード利用など、いくつか条件を満たすとポイントがもらうことができます。
ネットキャッシングを利用すれば即日融資も可能です。
特に楽天銀行を引き落とし口座に設定すれば、24時間365日最短数分で振り込んでもらうことができます。
デメリットはカード発行までに時間がかかることで、審査回答メールを付け取ってから約1週間~10日程度かかります。
即日キャッシング選びで失敗しないためのポイント
即日融資なのか即日審査なのかよく確認する
「即日」と書いてあると当日中に借り入れができると考えがちですが、必ずしもそうではありません。
即日とあっても「即日融資」なのか「即日審査」なのかで、融資スピードはだいぶ変わります。
・即日融資:申し込んだ当日から借り入れできる
・即日審査:申し込んだ当日に審査が完了する
即日審査でも即日融資可能なところもありますが、基本的には審査回答のみであることがほとんどです。
即日融資を希望している場合は「即日融資」ろ明記されていること、即日融資してもらえる条件をすべて満たすことが重要です。
申込から融資までの時間を確認する
即日融資に対応している会社は、融資までの時間を明記していることが多くあります。
最短30分や最短60分など、目安となる時間を確認しましょう。
ただしあくまで目安なので、申し込むタイミングや情報の確認作業などで時間がかかることがあります。
また、審査回答の場合でも最短時間を表記していることもあるので、全体的にしっかり確認する必要があります。
申込受付時間と審査回答時間を確認する
申込受付時間と審査回答時間も考慮して申し込む必要があります。
申込受付時間は、WEB申込だと24時間365日受け付けている事が多くあります。
しかし、審査してもらえる時間はローン会社の営業時間内です。
審査回答時間というのは審査結果を知らせてくれる時間帯のことです。つまり実質的な営業時間です。
24時間申し込めたとしても、審査回答時間内でなければ審査は不可能ですし、場合によっては審査回答が即日になってしまいます。
即日キャッシングの確率を上げるポイント
平日の早い時間帯に申し込む
大手消費者金融は審査回答時間内に審査が完了すれば、すぐに借り入れできるシステムになっています。
とはいえ、営業時間ギリギリの申し込みは審査が翌日になる可能性が高い他、夕方から夜にかけては申し込みが殺到しやすい時間帯であるため、審査時間が長引く可能性が上がります。
平日の早い時間であればあまり混むこともなく、時間がかかっても当日中には審査が終わるので高い確率で即日融資してもらえるでしょう。
優先的に審査してもらえるように連絡する
急いでいたり即日融資してもらえるか不安だったりするなら、優先的に審査してもらえるようにするとよいでしょう。
方法は、申込完了の連絡が着た後すぐにオペレーターに連絡して、急いでいることを伝えるだけです。
ただ、優先してもらえるといっても、先に同じような連絡をした人がいれば連絡をした順に審査されます。必ず最初に審査してもらえるわけではないので、その点には注意が必要です。
電話での在籍確認に不安があるなら別の方法をお願いする
勤務先に連絡するのが難しいあるいはできない理由があるなら、その事を早めにオペレーターに伝えましょう。
在籍確認は審査でも重量なステップなので省略されることは絶対にありません。
しかし、事前に連絡しておくことで在籍確認の方法を変えてもらうことができます。
ただし、すべての金融業者が電話以外の方法で対応してくれるとは限りません。そのため、電話以外の方法で在籍確認をしてくれるかを確認してから申し込むようにしましょう。
在籍確認ができる書類を用意しておく
大手消費者金融の在籍確認は原則電話で行われません。
そのため勤務先がわかる書類、たとえば社会保険証や収入証明書などが必要になります。
書類を用意していないと、書類を探したり、再発行してもらったりなど余計な時間がかかってしまいます。
書類によっては再発効までに数日かかる場合もあり、そうなると即日融資はできなくなります。
公式ホームページなどに記載されている必要書類を確認して事前にそろえておきましょう。
可能であれば希望額は50万円以下に抑える
希望額は低い方が審査には通りやすくなります。
特に希望額50万円以下にしておくと収入証明書の提出が原則不要になるので、用意する書類が少し減ります。
ただ、電話連絡が原則なしとしているところや審査結果によっては提出を求められることがあるので、できれば用意しておいた方がよいでしょう。
即日キャッシング審査に落ちないための大事な条件
安定した収入がある
収入は、返済能力と限度額を決定するための大事な項目です。特に「安定している」という部分は重要になります。
収入が安定していないと、毎月支払わなくてはならない返済に対応するのが難しいと判断されやすくなります。
そのため年収が高くても、毎月の収入にばらつきがあると評価は低くなります。
年収が低くても毎月同じ金額で給料をもらっていた方が評価は高くなります。
個人信用情報に問題がない
様々な借り入れ情報やクレジット情報が記録されている個人信用情報に問題があると、大手消費者金融や銀行、信販会社では確実に審査に落とされます。
個人信用情報に問題がある状態とは以下の状態です。
・返済を延滞している
・分割払いの支払いを延滞している
・債務整理を行っている
・自己破産を行っている
・強制解約された
・保証履行や債権回収をされた、など
上記のような情報、いわゆるブラック情報があると審査に通ることはできなくなります。
ただ、中小消費者金融の場合はある特定の条件下でブラック状態でも融資をしてくれる場合があります。しかし審査はとても厳しく行われるので、融資してもらうのはかなり難しいでしょう。
すでにクレジットカードや各種ローン、商品の分割払いなどを利用しているのであれば、延滞したりトラブルを起こしたりしないように計画的に利用する必要があります。
借入件数が少ない
すでにいくつかカードローンを利用している場合は借入件数にも注意が必要です。
金融機関では返済能力が重視されます。これは単なる収入の多さだけでなく、返済しやすい環境にあるかということも影響します。
返済しやすい環境の簡単な目安のひとつとなるのが借入件数です。
借入件数が多いと返済額や返済日がバラバラになるため、返済や管理が難しくなります。
そうなると返済がスムーズにいかなくなる可能性が上がるので、審査に通してもらいにくくなります。
おまとめローンなら多少の借入件数があっても対応してもらえますが、カードローンやキャッシングの場合はできるだけ余計な借り入れはしない、あるいは減らしておく必要があります。
借入総額や希望額が総量規制を超えていない
カードローンやキャッシング枠の審査に通るには総量規制も考慮する必要があります。
総量規制とは、利用者の年収の3分の1以上の融資を禁止する法律です。
カードローンやキャッシング枠は総量規制の対象となっているので、限界まで借りているまたは希望額が総量規制を超えると審査には通りません。
なお、住宅ローンや目的型ローン、クレジットカードのショッピング枠などは総量規制の対象になりませんが、審査に影響はします。
銀行カードローンも対象にはなりませんが、銀行が自主的に総量規制を適用しているので注意が必要です。
ウソの情報を提出しない
提出した情報にウソがあると信用が大きく下がるので、審査で不利になります。
また、確認作業で審査が長引くので、時間的なロスも発生します。
提出する情報に誤字脱字、間違いがないように何度もチェックしてから、個人情報を提出しましょう。
カードローンのメリットとデメリット
メリット1.即日融資が可能
消費者金融のカードローンなら即日融資が可能です。大手消費者金融だと最短25分で融資してくれるところが多く、最も早いところでは最短5分というところもあります。
ただ銀行カードローンのは即日融資に対応していません。どれだけ早くても審査回答は最短翌日となります。
メリット2.即日振込が最短10秒で可能
借入可能になれば、カードや振り込みなどでお金を借りられるようになります。
特に振込に関しては、多くの銀行が振込受付時間を拡大していることもあり、平日の午後3時以降でも振込融資が可能となっています。
また、銀行とカードローン会社が提携していれば最短10秒など非常に短い時間でお金振り込んでもらえます。
メリット3.利息が0円になるサービスがある
消費者金融には利息が一定期間0円になる無利息期間というサービスがあります。
利用期間は大体30日程度ですが、会社や商品によっては60日や180日と長いものもあります。短期間であれば利息を一切発生させずに借り入れできるので、とてもお得に利用できます。
デメリット1.基本的に現金の引き落とししかできない
カードローンの利用方法は借りたお金を現金で引き出して使うことのみです。カードを使ってオンラインで買い物することはできませんし、海外でも利用できません。
最近は提携しているポイントサービスのチャージができたりするものも出てきていますが、非常に少数です。
様々な使い方をしたい方には物足りないかもしれません。
デメリット2.年齢制限が厳しめ
カードローンは利用年齢の上限が明確に設定されています。制限年齢は各カードローン会社によって異なりますが、満65歳~70歳あたりで設定されています。
制限年齢に達すると新規申込はできず、利用している場合は借り入れができなくなり返済のみとなります。
クレジットカードのメリットとデメリット
メリット1.オンラインや海外など利用の幅が広い
クレジットカードは、国内外の店舗やオンラインショップなどで利用できます。それに付随してキャッシング枠も利用できるので、様々なシーンに対応することが可能です。
特に海外に行ったときにATMで現地通貨を引き出せるので非常に便利です。
メリット2.年齢制限が厳しくないためほぼずっと利用できる
クレジットカードの新規作成年齢には上限が定められていることはあるものの、利用に関してはほぼ制限がありません。
基本的に返済ができるのであれば、ずっと利用することができます。
メリット3.キャッシング枠があればすぐに現金を引き出せる
キャッシング枠を付帯させておけば、申し込みや手続きなどを行わなくてもすぐに現金を引き出すことができます。
キャッシング枠はクレジットカード作成時に付帯させることができます。
もし新規作成時に付帯させていなくてもあとで申し込むことができますが、審査が必要になります。
カード作成時に一緒に付帯させておくと良いでしょう。
デメリット1.カード自体を作るのに数日かかる
最短即日で作成できるクレジットカードもありますが、ほとんどのクレジットカードは手に入るまでに数日かかります。
クレジットカードのほとんどはカードを郵送するケースが多いからです。即日発行の場合は窓口などで直接取りに行くかデジタル式のカードを発行してもらう必要があります。
デメリット2.キャッシング枠はショッピング枠の一部
キャッシング枠の限度額はショッピング枠の一部として設定されています。
例えば、ショッピング枠が50万円、キャッシング枠が10万円にされており、キャッシング枠の10万円を丸々引き出すと、利用できるショッピング枠は40万円となります。また、ショッピング枠を45万円分利用するとキャッシングできる金額は5万円となります。
キャッシング枠とショッピング枠は独立した枠ではないという点に注意が必要です。
カードローンとクレジットカードならどっちが使いやすい?
急な出費に対応したいなら消費者金融のカードローン
急いでいるなら即日融資が可能で審査時間も短い消費者金融のカードローンがおすすめです。
大手の消費者金融であればほとんどが最短30分で申し込みから融資まで完了できますし、振込手続き後、最短10秒で振込融資してもらえるなど、融資スピードはとにかく早いです。
また、短期間の利用であれば無利息期間サービスを利用することで、利息0円でカードローンを利用できなど、特典も豊富です。
長期利用を考えるなら銀行カードローン
銀行カードローンは即日融資に対応していませんが、金利は消費者金融よりも低く設定されています。
そのため長期間での利用を想定しているなら、銀行カードローンがおすすめです。
上限金利だけを見ても消費者金融は18%となっているのに対し、銀行カードローンは14%~15%で、約3%~4%もの開きがあります。
消費者金融には無利息期間がありますが、利用できても30日が限度なので、長期利用する場合は金利の低い銀行カードローンから選ぶようにしましょう。
ネットや海外で利用したいならクレジットカード
海外に行くことが多かったり、オンラインで買い物したりすることが多い方はクレジットカードがおすすめです。
クレジットカードのキャッシング枠は海外でも利用できるものもあり、手数料は発生するものの現地通貨を引き出すことができます。
また国内限定ですが、ネットキャッシングを利用すれば最短数十秒で銀行振り込みをしてくれるので、カードローンに近い感覚でキャッシングを利用できます。
非常に多機能なので、1枚持っていると様々な場面で活用できます。
即日キャッシングは誰でも利用できる?
収入があることが大前提
ローンやキャッシングを利用する上で絶対に満たすべき条件が、安定した収入があることです。
収入がない方は審査には絶対に通りません。また、収入があっても毎月の収入が安定していない方、株や投資などで収入を得ている方も審査では不利になります。
高い年収で毎月の収入が不安定な方より、年収が低くても毎月安定した収入を得ているパートやアルバイトの方が審査に通りやすいでしょう。
学生は学生を対象にした商品を利用しよう
学生も安定した収入があればカードローンに申し込むことができます。
しかし、一般的に学生の収入は低く、契約できる金額はあまり大きくありません。
また、審査でも少し厳しく判断されてしまうこともあるので、消費者金融であれ銀行であれカードローン利用のハードルはどうしても高くなります。
学生には学生専用のローンが提供されています。
学生ローンは、限度額は低めですが、金利は消費者金融よりも低めに設定されています。
提供している会社によっては、返済の開始時期が大学などを卒業してからとか、学校卒業後もしばらく栄養できるなど、学生に負担にならないような工夫をしているところも多くあります。
学生ローン専門業者は、学生が直面しやすい問題なども考慮してローンを提供しているので、一般のカードローンよりも利用しやすいかもしれません。
専業主婦(夫)は配偶者の同意が必要
専業主婦(夫)は、収入がないため基本的にはローンを組むことはできません。
しかし、配偶者貸付であれば利用することができます。
配偶者貸付とは、配偶者の収入を基にカードローンやキャッシングを利用できるローン商品です。
大手消費者金融では取り扱っておらず、一部のメガバンクや地方銀行、中小消費者金融で取り扱っています。
配偶者貸付を利用する際は、収入がある配偶者の同意が必要になるので、内緒でお金借りるということはできません。
高齢者はクレジットカードの方が可能性がある
高齢者の場合は、収入があっても年齢制限的にカードローンの利用が厳しくなってきます。
また、借入できる年齢も明確に設定されており、その年齢を超えると後は返済していくだけになります。
対してクレジットカードだと新規申込の年齢制限はありますが、利用に関してはそれなりの年齢になっても利用可能な場合が多いです。
カードの作成時期には気を付ける必要がありますが、作ったあとはショッピングやキャッシング、海外での利用など、幅広く便利に利用することができます。