ETCカードおすすめランキング|年会費や高速料金、ガソリン代がお得になるカードの作り方・使い方

ETCカードはクレジットカードの追加カードです。

ETCを通過する時専用のカードで、それ以外の用途には使用できませんが、キャッシュレスで、また割引料金で高速道路や有料道路を通過することができます。

ベースとなるクレジットカードには、ガソリンの割引やロードサービスなどがついていることもあり、車での移動が多く万が一の時に備えたい方におすすめです。

ETCカードの基本的なスペックには大きな違いはありませんが、クレジットカードのスペックと比較することで自分なったカードを選ぶことができます。

ページContents

おすすめのETCカード一覧

JCB CARD W
【ETCスルーカード】
三井住友カード(NL)
【ETCカード】
イオンカードセレクト
【ETC専用カード】
エポスカード
【エポスETCカード】
dカード
【ETCカード】
セゾンカードインターナショナル
【ETCカード】
楽天カード
【楽天ETCカード】
ENEOSカードS
【ETCカード】
apollostation card
【出光ETCカード】
au PAY カード
【ETCカード】
VIASOカード
【ETC PLUS】
クレジットカード年会費永年無料永年無料無料永年無料永年無料永久無料永年無料初年度無料
2年目から1,375円(税込)
※年1回以上のカード(Apple Pay・QUICPay・ETC含む)のご利用で、次年度の年会費は無料
永久無料無料無料
ポイント還元率2.0%~21.0%0.5%~5.0%1.0%~5.0%0.5%~30.0%0.5%~10.0%1.0%~30.0%1.0%~3.5%以上0.6%~2.0%1.0%~2.0%1.0%0.5%~1.0%
還元率1%時の付与レート1,000円/1ポイント200円/2ポイント200円/1ポイント200円/2ポイント200円/2ポイント1,000円/1ポイント100円/1ポイント1,000円/1ポイント1,000円/5ポイント100円/1ポイント1,000円/10ポイント
ポイントタイプOki DokiポイントVポイントWAON POINTエポスポイントdポイントセゾンポイント楽天ポイントENEOSポイントプラスポイントPontaポイントVIASOポイント
ETCカード年会費無料初年度無料
以降550円(税込)
※下記いずれかの条件を満たすと無料。
・入会翌年度以降、前年度に1回以上のETCカード利用
・三井住友カード プラチナ会員(三井住友カード プラチナプリファードは除く)、Amazon Mastercard、Amazon Prime
Mastercardなどの一部カードを利用の方
無料無料初年度無料
以降550円
※初年度以降、前年度(本会員のdカード契約月から1年間)に一度でもETCカード利用の請求があれば無料。
無料550円(税込)
※下記いずれかの条件を満たすと無料。
・楽天プレミアムカード会員または楽天ゴールドカード会員の方。
・楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員またはダイヤモンド会員の方。
無料無料無料無料
ETCカード発行費用無料無料無料無料無料無料無料無料無料1,100円(税込)1,100円(税込)
ETCカード発行スピード約1週間約2週間最短翌日発送約2週間約2週間最短即日発行約2週間最短1週間約2週間約1週間3日~1週間

JCBカードW【ETCスルーカード】

・年会費が永年無料
・いつでもポイントが2倍

JCBカードWのETCスルーカードは、18歳~39歳までの方が入会できるナンバーレスクレジットカードJCBカードWに付帯されているETCカードです。

年会費やカード発行手数料は一切かかりません。

Oki Dokiポイントは国内外どこで利用してもいつでもポイントが2倍になります。そのため高速道路の支払いにつくポイントも2倍になります。

付与レートは1,000円につき1ポイントとなっていますが、毎月の利用分すべてを合計してからポイントに換算されます。

三井住友カード(NL)【ETCカード】

・初年度の年会費は無料
・会員保障制度で不正利用の保障も万全

三井住友カード(NL)のETCカードは、初年度は年会費無料で利用できます。入会翌年度以降も、年1回の高速道路の利用や一部カードで年会費は無料になります。

付与レートは200円/1ポイント、最低還元率は0.5%ですが、タッチ決済やコンタクトレスで支払いをするとさらに4.5%のポイントが付きます。

会員保障制度がついており、遡って60日以内に不正利用が確認されると三井住友カードが補償してくれます。

イオンカードセレクト【ETC専用カード】

・年会費・カード発行手数料無料
・カード発送は申し込みの最短翌日
・車両損傷お見舞金制度あり

イオンカードセレクトのETC専用カードは、カード発行が比較的早いETCカードです。平日の14時までに申し込みを完了すれば、最短翌日にカードを発送してもらえます。

また、車両損傷お見舞金制度があります。どんな事故にも対応するわけではなく、ETCゲートの閉会バーに激突して車両が損傷した場合に、年に1回、一律5万円分のお見舞金が支払われます。

エポスカード【エポスETCカード】

・年会費永年無料
・カードの紛失・盗難時の補償あり
・アプリで利用履歴が確認できる

エポスETCカードは、年会費永年無料で利用できるETCカードです。

クレジットカード作成時に一緒に申し込むことができますが、エポスカードが届いてからETCカードの発送に入るので届くまでに時間がかかります。

カード紛失・盗難時に、遡って61日以内の不正利用があった場合はその分を全額補償してもらうことができます。

スマホアプリから、ETCカードの利用履歴や金額が確認でき、管理がしやすいのも特徴です。

dカード【ETCカード】

・新規入会とWEBエントリーでポイントがもらえる
・家族会員ごとにETCカードを申し込める
・最大90日間前までの会員保障制度あり

dカードのETCカードは、初年度の年会費無料、2年目以降も前年度にETCカードの利用請求があれば年会費は無料となります。

家族カードを利用していれば家族会員もETCカードを作成することが可能です。

新規入会とWEBエントリー、そして入会月の翌月末までに1度ETCカードを利用するとポイントがもらえるキャンペーンを行っています。

遡って90日以内に盗難・紛失、偽造などで不正利用が発覚した場合は全額補償してもらうことができます。

セゾンカードインターナショナル【ETCカード】

・最短即日発行も可能
・年会費永久無料

セゾンカードインターナショナルのETCカードは、年会費永久無料で利用できるETCカードです。

申し込みからカードの発行までが早く、セゾンカウンターまで行けば即日発行してもらうことが可能です。
また、インターネットで申し込んだ場合でも、申し込みから最短3日で発送してくれます。

ポイントは1,000円で1ポイントと少々貯まりは遅いものの、チャージや買い物だけでなく別のポイントに交換することも可能です。

楽天カード【楽天ETCカード】

・クレジットカード1枚につき2枚作れる
・ENEOSでの給油やサービスのポイント最大1.5倍

楽天カードの楽天ETCカードは、1つのクレジットカードにつき2枚作ることができます。

年会費は550円(税込)となっていますが、楽天プレミアムカード会員または楽天ゴールドカード会員の方、または楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員またはダイヤモンド会員の方だと無料になります。

楽天カードを利用すればENEOSでの給油や洗車、オイル交換などのサービスでポイントが最大1.5倍貯まります。ENEOSを日常的に利用している方にはおすすめです。

ENEOSカードS【ETCカード】

・年会費永年無料
・ENEOSサービスステーションのガソリン・軽油・灯油がいつでも値引き
・ロードサービスなどが充実

ENEOSカードSのETCカードは、永年無料で利用できるカードです。

クレジットカードは年会費がかかりますが、年1回以上の利用で無料になるので実質年会費無料といえます。

ENEOSカードの特徴として、ENEOSでのサービスに様々な特典が付きます。

ENEOSカードSの場合ガソリン・軽油が2円/1L引き、灯油は1円/L引きで安くなります。
ロードサービスが付帯されており、カーコンビニ倶楽部でのメンテナンス料金割引なども提供されています。

apollostation card【出光ETCカード】

・出光興産系列SSならガソリン・軽油・灯油がいつでも値引き
・紛失・盗難補償付きで安心
・オプションサービスが充実

apollostation cardの出光ETCカードは、年会費無料、紛失・盗難補償付きのETCカードです。

出光興産系列サービスステーションで給油した際にapollostation cardを使用すればガソリン・軽油は2円/L引きとなります。また、ウェブ明細を利用すると毎月5月はさらに値引きされ、10ポイントプレゼントされます。

別途料金はかかりますが、年会費825円(税込)で出光ロードサービスもつけることができます。

また、「ねびきプラスサービス」に入会しショッピングの利用額が月30,000円以上になると、ガソリン・軽油が最大10円/L値引きされます。

au PAY カード【ETCカード】

・年会費無料
・100円/1ポイントでポイントが貯めやすい

au PAY カードのETCカードは、auユーザー以外の方も利用することができます。

カードの発行に1,100円かかりますが、発行から1年以内にETCカードを利用すれば、初回通行料支払いの翌月の請求額から発行手数料分が差し引かれるので実質無料です。

Pontaポイントはポイントは100円で1ポイント貯めることができます。
また、au PAY ポイントアップ店や、au PAY 残高へチャージ、au PAY(コード支払い)利用でポイント還元率が上がります。

VIASOカード【ETC PLUS】

・年会費無料
・ETCの利用でポイント2倍
・オートキャッシュバックでポイントが無駄にならない

VIASOカードのETC PLUSは、ETCの利用でポイントが2倍もらえます。
年会費は無料ですが、新規カード発行時に1,100円かかります。

ポイントは1年間蓄積され、ポイント還元対象月にオートキャッシュバックされるので無駄になりません。

ただし、1,000ポイント単位なので、端数が切り捨てられる点には注意です。

ETCカードを選ぶときのポイント

年会費・カード発行手数料が無料かを確認する

ETCカードを作るときは、年会費やカード発行手数料が無料であることを確認しましょう。
ETCカードはクレジットカードとは別に、年会費やカード発行手数料が設けられています。

クレジットカードとETCカード一緒に作成する場合は、どちらのカードも各費用が無料であるかを確認してから申し込みましょう。

後からETCカードを作成する場合は、年会費が無料になる条件などがないかを調べましょう。

もし方法がない場合は、そのまま作るか、別のクレジットカードに申し込むなどの方法が取れます。

ポイントは還元率と付与レートを確認しよう

クレジットカードで支払いをすると、支払金額に応じてポイントがもらえます。付帯ETCカードで高速道路を通れば、その分の料金のポイントも還元されます。

ポイントは、クレジットカードの還元率と付与レートに応じて加算されていきます。還元率は大きなセールスポイントなのでよく目にするかもしれませんが、付与レートも非常に重要になります。

たとえば、

クレジットカードA:最低還元率0.5%、付与レート100円/1ポイント
クレジットカードB:最低還元率1.0%、付与レート1,000円/1ポイント

上記の場合、Aは還元率が0.5%ですが、200円で1ポイントもらえます。

Bの還元率は1.0%ですが、1ポイント貯めるのに1,000円必要であるため、BよりもAの方がポイントは貯まりやすくなっています。

基本的には、最低値が高いものを選び、付与レートはポイントに必要な金額が低いものを選ぶと早く貯まります。

ポイントを貯めたい場合は、還元率だけでなく付与レートも必ず確認しましょう。

ガソリン割引がつくカードなら生活の負担を減らせる

ガソリン割引または給油でポイントが貯まりやすいクレジットカードを選ぶと、ガソリン代がある程度節約できます。

ただ、特典が付くガソリンスタンドが限定されていることが多いので、どこででも割引や割高のポイントが付くわけではありません。

よく利用するガソリンスタンドが割引対象になっているか確認しておくとよいでしょう。

ロードサービス付きならいざというとき安心

ロードサービス特典がついていれば、何かしらのトラブルが起こってもすぐに対応できます。

クレジットカードの中には、下記のサポートが含まれています。

・レッカー移動
・キー閉じ込み
・スペアタイア交換
・バッテリーあがり時の対応
・燃料補給
・その他応急処置、など

作業が30分以内なら無料としているところが多いので、ちょっとしたトラブルの時はクレジットカード付帯のロードサービスで十分対処できるでしょう。

ETCカードの作り方

クレジットカード付帯のETCカードの作り方

クレジットカード付帯のETCカードを作るタイミングは2つあります。

ひとつはクレジットカードを作るときに一緒に作る方法です。ク
レジットカードの審査に通る必要がありますが、個人信用情報に問題がなければ落ちることはありません。

もうひとつの方法は、持っているクレジットカードにあとからETCカードを付帯することです。この場合はカードを申し込むだけなので審査は行われません。

ただ注意しなくてはならないのが、ETCカードそのものに年会費やカード発行費がかかる場合があることです。

クレジットカードが年会費無料であってもETCカードもそうであるとは限らないので、確認する必要があります。

ETCパーソナルカードならクレジットカードなしでも作れる

ETCパーソナルカードは、クレジットカードを持っていない方もETCカードを持てるように6つの高速道路会社が共同で発行しています。

審査がないので誰でも利用することができますが、デポジット(保証金)と年会費が必要になります。

年会費:1,257円(税込)
デポジット:平均利用月額の4カ月分

平均値用月額は最低5,000円からとなっているので、最低デポジットは20,000円となります。
また、利用限度額はデポジットの80%までとなっており、80%を超過するとカードの利用が一時停止されます。

デポジットの注意点

デポジットは、プリペイドのように支払いに利用されるものではありません。
また、支払いは毎月の口座振替でしか行えないので、利用限度額を超過すると振込が完了するまでETCカードが利用できなくなります。

これを防ぐ方法はデポジットを増額することのみです。

増額は平均値用月額に合わせることになっており、5,000円単位で増やすので「5,000円→10,000円→15,000円~」と上がっていきます。デポジットは平均利用月額の4カ月分なので「20,000円→40,000円→60,000円~」と増えていきます。

クレジットカードあり?なし?メリットとデメリット

ETCカードETCパーソナルカード
メリット・年会費・カード発行費は無料なことが多い
・ポイント還元でお得になる
・クレジットカードの特典でガソリン代やロードサービスなどがお得になる場合がある
・最短即日で発行できるETCカードもある
・カード発行手数料無料
・審査がない
・誰でも作れる
デメリット・クレジットカードを持っている必要がある・年会費がかかる
・デポジットが高い
・カード発行までに時間がかかる(約1カ月)

クレジットカード付帯のETCカードの場合、クレジットカードの審査に通る必要があります。

審査に通ってしまえば、ETCカードを簡単に作ることができ、ポイントや様々な特典も利用できます。

ETCパーソナルカードは審査は必要ありませんが、デポジットが高いという問題があります。
高速料金はETCマイレージで割引されますが、クレジットカードの特典などは利用できません。

全体的にクレジットカード付帯のETCカードの方がメリットは多いといえます。

ETCカードの使い方

ETCカード用の車載器をセットアップする

ETCシステムを利用するにはETCカードの他に車載器が必要です。

車載器の販売とセットアップは、認可を受けたディーラーやカーショップで行われています。

そういった販売店で購入・取付・セットアップまでしてもらうこともできますし、車載器をネットなどで安く購入して、近くのカーショップで作業してもらうこともできます。

車載器のセットアップには車検証が必要になるので忘れずに持参しましょう。

ETCマイレージサービスに登録する

ETCカードがあれば高速料金が割引になり、ポイントも貯めることができるETCマイレージサービスを利用することができます。

年会費や登録料はかかりませんが、メールアドレスの登録が必須です。

高速道路の割引は、NEXCO東日本/中日本/西日本および宮城県道路公社が共通の割引内容となっており、それ以外には本州四国連絡高速道路で割引が実施されています。

ポイントに関しては、全高速道路で合算ではなく道路事業者ごとに貯まっていきます。またポイントは1年間の有効期限がついているので、年内に交換するようにしましょう。

ETCカードの有効期限を必ず確認

ETCカードにも有効期限があり、切れていると当然のことながら利用することはできません。

有効期限は大体3~5年で、クレジットカードと一緒に作成したものはクレジットカードと同じ有効期限になっていることが多いです。

基本的にETCカードは、キャッシュカードやクレジットカードを同じく自動更新となっているため、切れる前に新しいものが発行されます。

新しいカードが届いたら古いカードはすぐに処分してしまいましょう。

ETCレーンを通過するときは時速20km以下で

ETCレーンを通過するときは、必ずスピードを時速20km以下に落としてください。

「ETC専用」と「ETC/一般」レーンの開閉バーは、車載器とアンテナの通信によって開きます。

何らかの原因で通信がうまくいかずにバーが開かなかった場合、減速していなかったことで事故につながる恐れがあります。

また、「ETC/一般」レーンだと料金を支払う車も通過するので、しっかり減速し十分な車間距離を取るようにしましょう。

ETCカードに関するQ&A

ETCカードは複数枚作成できますか?

ETCカードは、クレジットカード会社が定めた枚数作ることができます。

ほとんどのクレジットカード会社では、クレジットカードにつき1枚のETCカードを作成することができます。そのため、基本的には複数枚待つということはできません。

家族カードの場合はそのカードの枚数に応じて1枚作成できますが、カードによっては家族カードでETCが作れない物もあります。

ただ、数は多くありませんが、ETCカードを複数作成できるものもあります。例えば、セゾンの年会費永久無料のカードなら最大5枚までETCカードを作成できます。

なお、クレジットカードが必要ないETCパーソナルカードは1人につき1枚までとなっているので、複数持つことはできません。

ETCカードは複数台の車で使いまわせますか?

ETCカードの名義になっている本人が運転できる状態で同乗しているのであれば、自分の車、家族の車、友人の車、レンタカーでも利用可能です。

しかし、名義人が同乗していない状態で、ETCカード家族や友人に貸すことはできません。

車を買い替えてもETCカードはそのまま利用できますか?

車を買い替えてもETCカードを引き続き利用することができますが、車載器の再セットアップが必要です。

車載器には車の情報が登録されているので、新しい車の情報を登録し直す必要があります。

また、何らかの事情でナンバープレートが変更になった、知人から車載器だけ譲り受けた、などといった場合も忘れずに再セットアップしましょう。

ETCカードはレンタルできますか?

レンタカーを借りれば、ETCカードを借りることができます。

それ以外の方法で、一時的に借りることはできません。

ETCカードをなくしたらどうしたらいいですか?

ETCカードをなくした場合は、カードを発行した会社に連絡をして新しく発行してもらう必要があります。

この時、カード番号が変更になるので、ETCマイレージサービスを利用している方は登録しているカード番号を新しく発行されたカード番号に変更してください。

変更しないとポイントや割引などのサービスを受けることができません。