お金を借りることを考えた時、銀行のホームページを見ていると低金利でお金を借りられるフリーローンという言葉をよく目にします。
ローンと名は付きますが、住宅ローンや自動車ローンとはどう違うのでしょうか?
また、同じくお金を借りるために消費者金融を調べてみると、カードローンという言葉がよく出てきます。
フリーローンの方が金利が安く借りられるようなのでお得に思えますが、カードローンとの違いは何なのでしょうか?
金利が安いかどうかよりも何かデメリットがあるのでしょうか?
この記事では、そういったフリーローンに関する疑問やフリーローンの活用方法と、おすすめのフリーローンについて詳しく解説していきます。
ページContents
フリーローンの特徴【低金利】
フリーローンの特徴は、何といっても低金利なことです。
フリーローンと同じく、利用目的を指定されていないキャッシングには消費者金融のカードローンや、クレジットカードのキャッシングがありますか、いずれも金利は法定上限に近い18%前後です。
これに対し、フリーローンの金利は5%台~となっており、同じ額を借りても10%以上金利が安くなることも珍しくありません。
また、フリーローンと同じ銀行などが提供しているカードローンも、同じ銀行のカードローンと比べ、数%以上安いことがほとんどです。
使い勝手ではカードローンの方が優れていますが、金利を重視する場合はフリーローンでお金を調達することをおすすめします。
低金利・金利が安いおすすめフリーローン17選
三井住友銀行フリーローン(無担保型)|無担保で利用用途自由!Webなら24時間申込受付!
- 無担保、無保証人で利用用途は自由!
- Webなら24時間申込可能!
- 5.975%の低金利に加え、条件を満たすと更に金利優遇!
借入限度額 | 10万~300万円 |
実質年率(年利) | 5.975%(変動型金利) |
利用条件(融資対象) | ・お申込時満20歳以上、満65歳以下で、前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)。 ・当行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方。 ・ご契約時に当行(ローン契約機)にご来店いただける方。 ・日本国内在住の方。 |
申し込み方法 | Web・ローン契約機・電話申込 |
返済方法 | 元利均等返済方式 |
担保・保証人 | 不要(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証) |
必要書類 | 本人確認書類、年収確認書類、資金使途確認書類 |
【三井住友銀行】が提供する無担保型のフリーローンです。
変動金利制ですが、2022年現在で5.975%の低金利で、最大300万円まで借り入れできます。
Web・ローン契約機・電話の3つの申し込み方法がありますが、Webからの申し込みであれば24時間受け付けていて、好きなタイミングで申し込みが可能。
大手メガバンクなので、全国どこでも対応しており、口座をお持ちの方はもちろん、新たに口座開設しても、手間や不要な口座を持て余すなどのデメリットが少ないのも長所といえます。
また、借入の目的が省エネ性能機器の購入・設置に関わる資金(SMBC Green プロジェクト関連の資金)の場合や、住宅ローンとセットで借り入れする場合、金利が年3%に優遇されるため、さらに低金利で利用することができ、非常にお得です。
楽天銀行スーパーローン|専業主婦OK!楽天ポイントがお得に貯まる!
- 専業主婦、パート、アルバイトもOK!
- 楽天ポイントがお得に貯まる!
- 楽天銀行口座があれば、24時間即時振込&24時間365日借り入れ可能!
借入限度額 | 10万~800万円 |
実質年率(年利) | 1.9%~14.5% |
利用条件(融資対象) | ・満年齢20歳以上62歳以下の方(パート・アルバイト・専業主婦の方は60歳以下) ・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) ・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 ・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 |
申し込み方法 | Web・アプリ |
返済方法 | 残高スライドリボルビング返済方式 |
担保・保証人 | 不要(楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社が保証) |
必要書類 | 申込書兼保証依頼書(インターネット申込の場合は不要)、本人確認書類、収入証明書類 |
【楽天銀行スーパーローン】は楽天会員向けのフリーローンです。
楽天市場や楽天カードなど、普段から楽天グループのサービスを利用している方には新規会員登録の手間もなく、使い慣れたアプリやwebサービスが利用できるため、使い勝手がよいのが特徴です。
楽天銀行口座があれば、24時間即時振込&24時間365日借り入れができるだけでなく、さらに楽天ポイントもお得に貯められるため、楽天会員であれば文句なく最優先で選択肢に入ってくるでしょう。
また、専業主婦やパート・アルハセイトでも利用可能な点も大きなメリットです。
ネットバンクならではのサービスの充実や利用しやすさで、楽天会員でなくともこれを機に検討してみてもよいかもしれません。
横浜銀行フリーローン|低金利で消費者金融のカードローンに近いサービス!
- 最高額1000万円の手厚い限度額!
- Web対応可能!
借入限度額 | 10万~1000万円 |
実質年率(年利) | 1.9%~14.6% |
利用条件(融資対象) | ・ご契約時満20歳以上69歳以下の方安定した収入のある方、およびその配偶者(パート・アルバイトの方も可。学生の方は不可。年収には年金を含みます) ・次の地域に居住またはお勤めの方(神奈川県内全地域/東京都内全地域/群馬県前橋市・高崎市・桐生市) ・保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられる方 ・横浜銀行ならびにSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の個人情報の取り扱いに同意される方 |
申し込み方法 | Web・アプリ・FAX・郵送・電話・店頭 |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要(SMBCファイナンスサービス株式会社が保証) |
必要書類 | 本人確認書類・収入証明書類(60万円以上借り入れる場合) |
【横浜銀行】の営業区域内に限定されるものの、上限1000万円と手厚い限度額、早ければ2営業日否手での融資と、地方銀行の強味を活かした、柔軟で充実したカードローンに近いサービスが特徴です。
横浜銀行の口座を持っていなくてもwebで口座開設まで手続きできるので、来店の必要もありません。
神奈川県の他、都内や群馬在住・在勤であれば利用できますので、関東圏の方にとっては魅力的な地銀のフリーローンです。
北洋銀行フリーローン|来店型と来店不要型の2つのプラン
- 65歳以上でも申し込み可能。
- 来店型なら、上限額金利が優遇。
借入限度額 | 来店型:10万~500万円 来店不要型:10万~300万円 |
実質年率(年利) | 来店型:4.9%~13.5% 来店不要型:3.8%~14.0% |
利用条件(融資対象) | 【来店型】 ・お申し込み時の年齢が満20歳以上、満70歳未満かつ完済時年齢が満76歳未満の方 ・道内に居住地と勤務先がある方継続して安定した収入のある方 ・保証会社の保証を得られる方 【来店不要型】 ・お申し込み時の年齢が満20歳以上でローン完済時の年齢が満70歳未満の方 ・道内に居住地および勤務先がある方 ・保証会社の保証が得られる方 ・北洋銀行の普通預金をお持ちの方(東京支店の口座を除く) |
申し込み方法 | Web・ローンプラザ |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要(ノースパシフィック(株)、(株)オリエントコーポレーション、SMBCファイナンスサービス(株)、(株)ジャックスが保証) |
必要書類 | 印鑑・口座番号確認書類・本人確認書類・所得証明資料(50万円以上借り入れる場合) |
【北洋銀行フリーローン】は、北海道の方向けに限定されますが、来店不要でも対応できるフリーローンサービスです。
来店した場合と、来店不要の場合でプランがわかれているのが特徴で、直接店頭に来店する場合であれば70歳未満かつ完済時が76歳未満であれば申し込み可能と、高齢者でも申し込み可能となっています。
また、来店型の場合、上限額か金利の条件が少し優遇されています。
もちろん、来店不要のプランでも問題なく利用できますので、店頭やローンプラザが近くにない人でも利用できるので、広い北海島エリアでも安心です。
きらぼし銀行フリーローン|パート・アルバイト・派遣社員・契約社員の方も利用OK!
- 借入限度額の上限1000万円!
- 借り入れ額300万円以下なら所得証明不要!
借入限度額 | 10万~1,000万円 |
実質年率(年利) | 1.70%~13.80% (審査結果に応じて1.70%、3.90%、6.50%、10.00%、13.80%のいずれかが適用) |
利用条件(融資対象) | ・お借入時の年齢が満20歳以上で完済時年齢が満74歳以下の方 ・日本国籍の方、または永住許可を受けている外国人の方 ・安定、継続した収入が得られる方 ※パート、アルバイト、派遣社員、契約社員、年金受給者の方もご利用いただけます。 ※勤続年数や年収による制限はございません。 ・お住まいまたはお勤め先の所在地が当行本支店の営業地域内にある方 ・保証会社の保証が受けられる方 ・電子メールアドレスをお持ちの方 |
申し込み方法 | Web・店頭 |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要(株式会社オリエントコーポレーションが保証) |
必要書類 | 本人確認書類・所得証明書類(300万円以上借り入れる場合) |
【きらぼし銀行】は東京都に拠点を置く地方銀行です。
フリーローンの融資上限が最高1000万円と高額ながら、パートやアルバイト、派遣社員でもOKなのが特徴。
所得証明書類が300万円以下なら不要というのも、他の銀行のローンとくらべても優しい基準となっています。
また、勤続年数や年収による制限はありませんと謳われていることから、かなり審査に融通を利かせてくれる可能性が高いと言えそうです。
申込から契約までWebで完結できるので、特に事情がなければ来店不要で利用できますし、返済期間は最長10年と、余裕を持った返済計画ができます。
ろうきん(労金)フリーローン|労働者の強い味方!安心のろうきん
- 団体加入している労働組合員や生協会員なら更に好条件!
- 担当者に返済計画やシミュレーションを相談可能。
(例:中央労働金庫・無担保フリーローン)
借入限度額 | 500万円 |
実質年率(年利) | 団体会員の構成員の方:変動金利 年5.825%/固定金利 年7.000% 生協会員の組合員および同一生計家族の方:変動金利 年6.105%/固定金利 年7.280% 一般の勤労者の方:変動金利 年6.325%/固定金利 年7.500% |
利用条件(融資対象) | ・中央労働金庫に出資のある団体会員の構成員、またはご自宅もしくはお勤め先(事業所)が当金庫の事業エリア内(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)にある給与所得者の方で、次の条件に全て該当する方 ・お申し込み時の年齢が満 18 歳以上で、最終ご返済時の年齢が満 76 歳未満の方 ・同一勤務先に 1 年以上勤務されている方 (自営業者等の給与所得以外の方は 3 年以上) ・安定継続した年収(前年税込み年収)が 150 万円以上ある方 ・当金庫所定の保証協会の保証を受けられる方 |
申し込み方法 | 店頭 |
返済方法 | 元利均等毎月返済または元利均等毎月・加算月併用返済。 |
担保・保証人 | 不要(指定の保証協会が保証) |
必要書類 | 融資が仮決定した後に連絡 |
【ろうきん(労働金庫)】のフリーローンは、ろうきんの会員になる必要があるものの、非常に低金利で、安心して借りることのできるローンです。
ろうきんは地方ごとに組織が異なりますが、おおむね全国どこでもほぼ同じサービスが受けられ、借入前に担当者に相談すれば、返済シミュレーションも提示してくれるので安心です。
また、労働組合や生協などで団体加入していれば金利がさらに安くなります。
団体会員でなくとも、正社員であれば一般勤労者として申し込むことができます。
ATM手数料も24時間365日無料になるなど。会員には手厚いサービスがついてきますので、もしお勤め先などで団体会員であるという方であれば、まず労金に相談してみることをおすすめします。
JAバンク・JAネットローン フリーローン|JA会員ならまずはこちら!
- 農業従事者以外でも加入可能!
- 全国に存在し、低金利と高い信頼性が特徴!
(例:JA東京スマイル・フリーローン)
借入限度額 | 500万円 |
実質年率(年利) | 6.300%~9.700% (適用条件を満たす方は最大1.000%金利引き下げ) |
利用条件(融資対象) | ・地区内に在住または在勤の方 ・お借入時の年齢が満20歳以上75歳未満であり、最終償還時の年齢が満80歳未満の方 ・継続して安定した収入のある方 ・JAが指定する保証機関の保証が受けられる方 ・その他JAが定める条件を満たしている方 |
申し込み方法 | 店頭・web |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要(三菱UFJニコス株式会社が保証) |
必要書類 | 本人確認書類・収入確認書類 |
【JAバンク・JAネットローン】のフリーローンは、全国各地のJAバンクが提供しているフリーローンで、住んでいる地域のJAバンクによってフリーローンの商品内容が若干異なります。
JAバンクは基本的に農協(JA)会員向けのサービスを提供するための金融機関ですが、農業従事者でなくとも加入は可能です。
借入時75歳未満、最終償還時80歳未満であれば申し込み可能と、高齢者にも対応してくれます。
すでにJAに口座を持つ会員なら、来店不要でwebで契約が可能。非会員の方でも、店頭にて口座開設すればフリーローンが利用可能です。
JAの拠点は全国各地にありますので、お近くにJAがあるという方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
福岡銀行(ふくぎん)フリーローン(ナイスカバー)|来店不要で借り入れが可能
- Web申し込みなら更に金利がお得!
- アルバイトやパート、年金受給者も申し込み可能!
借入限度額 | 10万~500万円 |
実質年率(年利) | Web申し込み:5.9%、9.9%、12.9%のいずれか 郵送・FAX・電話・店頭申し込み:7.0%、11.0%、14.0%のいずれか |
利用条件(融資対象) | ・お借入時の年齢が満20歳以上69歳以下の方 ・収入がある方 (アルバイト・パート・年金受給者の方もお申込いただけます。) ・保証会社の保証が受けられる方 (普通預金口座をお持ちでない方は、ご契約までに窓口にて返済用口座として普通預金口座をご作成いただきます。) |
申し込み方法 | 店頭・web・郵送・FAX・電話 |
返済方法 | 元利均等毎月返済 |
担保・保証人 | 不要(ふくぎん保証株式会社、株式会社クレディセゾンまたはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が保証) |
必要書類 | 本人確認書類(原則運転免許証) ・所得証明書類(50万円以上借り入れの場合) |
地方銀行である【福岡銀行】が提供するフリーローンは、九州北部が拠点になるものの、来店不要で借り入れが可能、金利もweb申し込みの方が低くなりますので、webでの申し込みをぜひするべきでしょう。
また、住宅ローンを借り入れしている方であればさらに金利優遇があり、4.3%~4.5%の低金利で利用できます。
パート、アルバイトや年金収入の方でも申し込みできますので、九州北部にお住まいであれば、ぜひ検討してみてはいかがてじょうか。
イオン銀行フリーローン(イオンアシストプラン)|日本全国のイオンで契約可能
- 来店不要のネットバンキングで手続き簡単!
- イオン銀行に口座があればwebからスムーズに申し込み可能!
- 使い途自由で担保・保証人不要!
借入限度額 | 10万~700万円 |
実質年率(年利) | 3.8%~13.5% |
利用条件(融資対象) | ・日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方 ・ご契約時の年齢が満20歳以上、満60歳未満の方 ・当行に普通預金口座をお持ちの方 ・安定かつ継続した収入の見込める方 ※ 原則、前年度税込年収が200万円以上の方 ※ 年金受給者、学生、無職(専業主婦(夫))の方はご利用になれません。 ・オリックス・クレジット(株)の保証を受けられる方 |
申し込み方法 | web・郵送 |
返済方法 | 元利均等毎月返済 |
担保・保証人 | 不要(オリックス・クレジット株式会社が保証) |
必要書類 | 審査結果同封の書類に記載 |
イオングループの【イオン銀行】が提供するフリーローン「イオンアシストプラン」は、申込時からwebで手続き可能で、申し込み手続きのしやすさが特徴です。
また、ネットバンキングを利用すれば繰り上げ返済も簡単で、手数料もかかりません。
総じて、web環境があれば使い勝手がよく、保証人も担保も不要で最大700万円まで使い途の自由なローンを全国で組めるのが長所です。
ただし専業主婦や年金のみの収入の方は使えませんので、そちらは要注意です。
オリックスクレジットVIPフリーローン|借り入れを1つにまとめたい方専用のフリーローン
- 複数の金融機関からの借り入れを1つにまとめたい方専用のフリーローン
- 100万円以上の借り入れがある方は要チェック!
- 安定収入さえあれば細かい条件は気にせずに申し込み可能
借入限度額 | 100万~800万円 |
実質年率(年利) | 3.0%~14.5% |
利用条件(融資対象) | 日本国内に居住し、お申し込み時20歳以上65歳未満で年収400万円以上の方 |
申し込み方法 | web |
返済方法 | 元利込定額返済 |
担保・保証人 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類・収入確認書類(公的なもの) |
【オリックスクレジットVIPフリーローン】は、フリーローンという名称ですが、実際には貸金業法に基づく「おまとめローン」となっています。
そのためか、借り入れ限度額の下限が100万円で、他社で100万円以上の借り入れがある方が対象となります。
また、申し込み条件は、日本国内在住の現役世代で年収400万円以上で、フリーターや年金生活者はほぼ対象外になりますが、細かい要件の指定がありません。
これも、既に他社の審査をクリアした方が対象になっているからかもしれません。
借入先が複数ある場合に、VIPフリーローンを利用して返済先を1社にまとめることにより、借り入れたお金の管理をしやすくすることができます。
また、その場合毎月の返済額だけでなく金利(総返済額)も少なくなることが多いので、複数のフリーローンを合計100万円以上借り入れしているという方におすすめです。
静岡銀行(しずぎん)しずぎんフリーローン|来店不要でアルバイト・フリーターもOK!
- 300万円以下なら年収確認書類不要!
- 使い途の証明不要。おまとめローンにもOK
借入限度額 | 10万~500万円 |
実質年率(年利) | 4.5%、7%、9%、10%、12%、14.5%の6段階 |
利用条件(融資対象) | ・お申し込み時の年齢が満20歳以上70歳未満の方 ・保証会社の保証が受けられる方 ・外国人の方は永住者または特別永住者の方に限ります。 ※学生の方はお申し込みいただけません。 |
申し込み方法 | Web・店頭 |
返済方法 | 元利均等毎月返済 |
担保・保証人 | 不要(保証会社の保証を利用) |
必要書類 | ・銀行お届け印(インターネットによるご契約の場合、ご印鑑(銀行お届け印)は不要) ・運転免許証またはパスポートなど当行所定の本人確認書類年収確認資料(ご融資金額が300万円以下の場合は原則不要) |
【静岡銀行】のフリーローンは、静岡銀行に口座を開設すればアルバイト、フリーターでも申し込めます。(学生は不可)
地方銀行ですが店頭だけでなくweb申し込みも可能で、10万円~500万円の幅の内、300万円までは年収照明が不要、さらに使い途の証明も不要で、複数借入のおまとめローンに使用してもOKです。
返済期間も最長10年と長く、余裕を持った返済計画を立てることができます。
全体として自由度が非常に高いサービス設計となっているのが特徴です。
常陽銀行常陽フリーローン|スマホ・PC契約で金利がお得になるフリーローン!
- 300万円までは使い途の証明不要!
- 産休、育休や介護休暇中の利用もOK!
借入限度額 | 10万~500万円 |
実質年率(年利) | 店頭金利:4.975% 窓口契約の適用金利:4.075%~11.95% スマホ・PC契約の適用金利:3.975%~11.95% |
利用条件(融資対象) | ・お申し込み時の年齢が満20歳以上65歳未満で、最終返済時71歳未満の方 ・勤務地または居住地が当行営業地盤内にある方(宮城・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・東京・千葉) ・安定・継続した収入の見込める者(年金受給者を含む) ・当行の指定する保証会社の保証が受けられる方 ※年金受給者、産休・育休・介護休取得者の方(予定者、復職後1年未満の方を含む)もご利用いただけます。 ※外国人のお客さまは、永住許可を受けている方が対象となります。 |
申し込み方法 | Web・店頭 |
返済方法 | 元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要(めぶき信用保証株式会社または、株式会社オリエントコーポレーションが保証) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・前年の年収が確認できる書類 ・お使いみちの確認ができるもの(300万円を超える借り入れの場合) |
【常陽銀行常陽フリーローン】は、地方銀行ですが関東~太平洋側の東北まで、幅広いエリアをカバーしています。
サービスも特徴的で、web申し込みで金利が低くなるサービスを実施している他、年金受給者や、産休や育休、介護休暇などで一時的に収入が減っている方でも申し込めると明記されており、緊急時や長期の休職期間に備えることができます。
300万円以下であれば使い途の証明も不要であり、おまとめローンにも利用できますが、給与振込口座の指定と使い途の証明をすれば金利優遇が受けられますので、不都合がなければ少しでも金利を安くしておきたいところです。
千葉銀行ちばぎんフリーローンクイックパワー<アドバンス>|パート・アルバイト可!
- 返済期間は最長15年!
- 口座があればweb申し込み可能。
借入限度額 | 10万~800万円 |
実質年率(年利) | 1.7%~14.8% |
利用条件(融資対象) | ・ご契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の方 ・安定した収入(パート・アルバイトを含む)のある方。ただし年金収入のみの方はお申込みいただけません。 ・お住まい、またはお勤め先の所在地が当行本支店の営業地域内(千葉県、東京都※、茨城県、埼玉県※、神奈川県※)にある方。 (インターネット支店をご利用の場合は、お住まいの所在地がインターネット支店の営業地域内にある方。)※一部地域を除く ・エムユー信用保証(株)の保証が受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 |
申し込み方法 | Web・店頭・郵送・FAX |
返済方法 | 元利均等毎月返済 ボーナス時増額併用返済 |
担保・保証人 | 不要(エムユー信用保証株式会社が保証) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・所得証明書類(50万円を超えるお借入金額を希望される方) |
【千葉銀行(ちばぎん)ちばぎんフリーローンクイックパワー<アドバンス>】は、限度額最大800万円ながら、パート・アルバイトでも申し込み可能で、返済期間は最長15年と、かなり余裕を持って資金繰りの計画を立てることができます。
またホームページでクイック診断が可能な他、すでに口座を持っていればweb完結で申し込みできるのでお手軽に利用できます。
使い途自由(事業性のものは不可)でおまとめローンの利用にもOKと明記されていますので、限度額の高さと長期の返済期間を活かして、ローンの一本化と新たな借り入れを同時に行うこともできます。
りそな銀行りそなプレミアムフリーローン|住宅ローンとの併用で金利優遇!
- パート、アルバイトOK!
- 住宅ローンとの併用で金利優遇!
借入限度額 | 10万~500万円 |
実質年率(年利) | 6.0%、9.0%、12.0%、14.0%のいずれか |
利用条件(融資対象) | ・日本国内にお住まいの方 ・お申込時の年齢が満20歳以上、満66歳未満の方で、最終ご返済時の年齢が満71歳未満の方 ・継続安定した収入のある方 ※継続安定した収入があればパート・アルバイトの方もお申込みいただけます。ただし、学生の方はアルバイト等で継続安定した収入があってもお取扱いできません。また、専業主婦・主夫の方のお申込みも承れません。 ・当社所定の保証会社の保証を受けられる方 |
申し込み方法 | Web・店頭・郵送 |
返済方法 | 元利均等毎月返済 |
担保・保証人 | 不要(りそなカード株式会社、またはオリックス・クレジット株式会社、または株式会社オリエントコーポレーションが保証) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書(原本)(お借入額が50万円を超える場合) |
【りそな銀行りそなプレミアムフリーローン】は、メガバンク提供のフリーローンとあって、審査条件はやや厳しめになりますが、住宅ローンとの併用で金利が優遇され、金利固定、返済日も契約時に選べるなどのサービスがあります。
また、継続して安定した収入があれば正社員でなくとも申し込み可能ですが、専業主婦(主夫)や学生は不可なので注意しましょう。
りそな銀行口座があれば、web申し込みなら来店不要で24時間いつでも申し込みが可能でスムーズに手続きできます。
みずほ銀行多目的ローン(無担保)|少なめの金額で低金利に借りたい方向け!
- 限度額が低めの代わりに、収入条件も緩やか!
- みずほ銀行で他のローンを組んでいる場合、さらに金利優遇あり!
借入限度額 | 10万~300万円 |
実質年率(年利) | 変動金利:5.875% 固定金利:6.700% |
利用条件(融資対象) | ・お借入時の年齢が満 18 歳以上満 66 歳未満で、最終ご返済時年齢が満 71 歳未満の方 ・勤続年数(自営の方は営業年数)2 年以上の方 ・前年度税込年収(個人事業主の方は申告所得)が 200 万円以上で安定かつ継続した収入の見込める方 ・保証会社の保証を受けられる方 |
申し込み方法 | Web |
返済方法 | 元利均等毎月返済 |
担保・保証人 | 不要(株式会社オリエントコーポレーションが保証) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・ご印鑑(普通預金お取引印) ・年収を確認できる書類のコピー ・資金使途を証明するもの |
300万円が限度で、使途の証明も必要と、自由度が低い代わりに低金利なのが【みずほ銀行多目的ローン(無担保)】です。
メガバンクしては珍しく、低めの限度額と収入要件で、物品購入や冠婚葬祭費などの、短期間での生活資金の資金繰りに向いています。
事業性でなければ使い途は自由ですが。
使い途の証明お支払い済みであることを証明することにより、非常に低い金利で借りられるのが最大のメリットです。
お金の使い途がはっきりしていて、できるだけ低金利で借りたい、という方にはぜひおすすめです。メガバンクなので全国どこでも申し込めるのも魅力です。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」|ATM利用手数料がいつでも無料!
- Web申し込みなら24時間、土日も申し込み可能!
- 三菱UFJ銀行の口座を持っていなくてもOK。
借入限度額 | 10万~500万円 |
実質年率(年利) | 500万円以下400万円超:1.8%~6.1% 400万円以下300万円超:6.1%~7.6% 300万円以下200万円超:7.6%~10.6% 200万円以下100万円超:10.6%~13.6% 100万円以下10万円以上:13.6%~14.6% |
利用条件(融資対象) | ・年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人のお客さま ・保証会社(アコム株式会社)の保証を受けられるお客さま ・原則安定した収入があるお客さま ※外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 |
申し込み方法 | Web・電話 |
返済方法 | 残高スライドリボルビング方式 |
担保・保証人 | 不要(アコム株式会社が保証) |
必要書類 | ・「運転免許証」「パスポート」「健康保険証」「個人番号カード」「在留カード」「特別永住者証明書」のいずれか2点 ・収入証明書(50万円を超える借り入れの場合) |
【三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」】は、いわゆる「リボ払い」型のカードローンで、金利は借り入れ額によって決まります。
カードローンではありますが、限度額を高めにした場合はフリーローン並の低金利で借りることができますので、カードローンの使い勝手の良さと、フリーローンの低金利という両方ノメリットを活かすことができます。
メガバンクなので全国どこでも利用でき、web申し込みも可能であり、提携ATMなら手数料も無料。
300万円以上のカードローンを組む場合であれば、同様のサービスをしている他社よりも金利を低く抑えることができるでしょう。
auじぶん銀行 カードローン(じぶんローン)|au限定割で低金利
- auIDを持っている方には金利優遇
- Pontaポイント還元キャンペーンあり!
- 借り換えコースなら更に金利優遇!
借入限度額 | 通常、カードローンau限定割誰でもコース:10万~800万円 カードローンau限定割借り換えコース:100万~800万円 |
実質年率(年利) | 通常:1.48%~17.5% カードローンau限定割誰でもコース:1.38%~17.4% カードローンau限定割借り換えコース:0.98%~12.5% |
利用条件(融資対象) | ・ご契約時の年齢が満20歳以上70歳未満のお客さま ・安定継続した収入のあるお客さま(自営、パート、アルバイトを含みます) ・保証会社であるアコム株式会社の保証を受けられるお客さま |
申し込み方法 | Web |
返済方法 | 残高スライドリボルビング方式 |
担保・保証人 | 不要(アコム株式会社が保証) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書(60万円を超える借り入れの場合) |
【auじぶん銀行 カードローン(じぶんローン)】も、auのユーザーであれば【三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」】と同じく、フリーローン並の低金利で借り入れが可能です。
100万円以上の借り入れがあるなら、借り換えコースを利用すれば更に低金利でローンの一本化も可能。
自営業やフリーターでも申し込めますので、800万円と高めの限度額を活かして、急な資金繰り用のカードローンとして作っておくといざという時に慌てなくても済みます。
さらに、Pontaポイント還元キャンペーンもありますので、auやPontaのサービスを普段から利用している方にもおすすめです。
無利息で借りるなら消費者金融もおすすめ
銀行のフリーローンをおすすめする理由は何といっても金利が低いことです。
カードローンや消費者金融からのローンは、年利15%以上であることが多く、返済期間が長くなればなるほど利息がかさみ、総返済額がどうしても多くなってしまいます。
しかし逆に、返済期間(借入期間)が短ければ、フリーローンよりも総返済額が少なくできる場合もあります。
それが「消費者金融の無利息期間を利用したキャッシング」です
消費者金融系のローンサービスの中には、借入から最初の数か月間は、利息0円(または、利息分を現金還元)というサービスを実施しているところがあります。
つまり、最初の2か月は無利息期間のサービスを利用して、無利息期間内、たまは無利息期間が終わってもすぐ返済を終えた場合は、フリーローンで長期返済するよりも金利を低く抑えることができます。
短期間で返済が可能な場合は、無利息期間のあるローンを利用することも検討してみてはいかがでしょうか?
無利息期間のあるローンのおすすめ7例
借入先 | 限度額 | 無利息期間 | 概要 |
プロミス | 500万円 | 30日 | 消費者金融最大手【プロミス】のカードローン |
アイフル | 800万円 | 30日 | 在籍確認不要の【アイフル】のカードローン |
アコム | 800万円 | 30日 | スピード審査の【アコム】のカードローン |
レイクALSA | 500万円 | 最長180日 | 5万円までなら180日間無利息! |
JCB FAITH | 500万円 | 2.5か月 | 利息分をキャッシバック |
みずほ銀行 | 800万円 | — | 【みずほ銀行】のカードローンは、利息キャッシュバックキャンペーンあり |
東京スター銀行 | 1000万円 | 30日 | スターカードローンαは30日間無利息 |
この他にも、【楽天銀行】のカードローンなど、キャンペーン期間によっては無利息のサービスを受けられ場合もあります。
フリーローンの審査を徹底調査
フリーローンの審査は「甘い」のでしょうか。それとも「厳しい」のでしょうか。
金融機関によっても審査の基準や方法が違いますので一概には言えませんが、一般的に、銀行が提供しているフリーローンは、消費者金融のカードローンに比べると「審査が厳しい」と言われています。
逆に、同じ銀行が提供する住宅ローンなどと比べると、無担保、保証人なしでも借りられることが多く「審査が甘い」と言えます。
フリーローンの特徴として「カードローンよりも金利が安い」ということがありますので、金利が低い分、審査は厳しめである、と考えた方がよさそうです。
フリーローンの審査について。低金利のフリーローンは審査が厳しい
金利が低い分、審査が厳しいということは、同じフリーローンの中でも、低金利のフリーローンは特に審査が厳しいと言えます。
例えば「ろうきん」や「JA」のフリーローンは上限金利が低いですが、借り入れをするためにはまず、会員にならなければなりません。
逆に言うと、金融機関の顧客である(審査基準を満たす)方には、他よりも優遇したサービスを提供している、と言えます。
逆に金利が高めのフリーローンは、審査が比較的通りやすい傾向にあります。
これは、万が一の貸し倒れになってしまった場合に備えて、金利を高くしておく、というビジネス上の理由によります。
フリーローンと比べればさらに審査に通りやすい消費者金融のカードローンでも、審査に通る確率は4割ほどと言われています。
審査に通りにくい人ほど消費者金融に申し込む傾向があると考えられるので単純に比較はできませんが、同じ人が金融機関のフリーローンに申し込んだ場合、審査の通過率はさらに低くなると思われます。
フリーローンは総量規制の対象?それとも対象外?
ただし、フリーローンには、消費者金融やクレジットカード会社のキャッシングやカードローンと比べて審査で有利になる点があります。
それは「貸金業法の総量規制の対象外」であるという点です。
貸金業法の総量規制とは、消費者金融からの借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために作られた規制で、個人の顧客は、年収の1/3までしか借入することができないことになっています。
つまり、年収300万円の人であれば、どの消費者金融に申し込んでも、カードローンの上限額は最大で100万円まで、ということになります。
また、すでに100万円の借り入れを行っている場合は、新たにカードローンを申し込みしても、審査で落ちてしまいます。
ところが、フリーローンを提供している金融機関(銀行や信用金庫、信用組合)の多くは、貸金業者には該当しないため、貸金業法の上限規制も適用されません。
従って、一定の返済能力はあるものの上限規制にひっかかってしまい、消費者金融やクレジットカード会社の審査に通らない方でも、銀行のフリーローンなら審査に通る場合があり得ます。
フリーローンの審査基準・条件とは
フリーローンの審査基準・条件は基本的に金融機関によって異なる上に、非公開なので、借入希望者が詳しい内容を知ることはできません。
また、審査に落ちた場合も、その利用を詳しく教えてくれることはほとんどないでしょう。
ただし、以下の5点が特に審査基準・条件で重視されていると言われています。
申し込み条件
まずは、一番大切な点ですが、それぞれのフリーローンが定める申し込み条件を満たしていなければ当然、審査には通りません。
例えば三井住友銀行のフリーローンの場合、申し込み条件として、以下の4点が明記されています。
① お申込時満20歳以上、満65歳以下で、前年度税込年収が200万円以上(個人事業主の方は所得)で、現在安定した収入のある方(年金収入のみの方はご利用いただけません)。
② 当行指定の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる方。
③ 契約時に当行(ローン契約機)にご来店いただける方。
④ 日本国内在住の方。
つまり、海外で生活しながら申し込もうとしたり、19歳の大学生が申し込んでも、審査に通ることはないということです。
申し込み条件を満たさないのに申し込みをしても時間の無駄になってはまいますから、各フリーローンの申し込み条件を最初に必ず確認しましょう。
属性情報
属性情報とは、申込者本人のステータスのことで、例えば
・年収(給与や年金など、安定的な収入)
・年齢
・職種や役職
・勤務形態(雇用形態)
・勤続年数
といった点を見ます。
その結果
・年収が多い
・収入が安定している
・公務員である
・正社員である
・会社での役職が高い
・勤続年数が長い
というような場合、返済能力が高いと評価されるため、フリーローンの審査においては有利になります。
ただし、金融機関によっては「年金収入のみはNG」「パート、アルバアイトはNG」「(配偶者の年収が高くても)専業主婦(主夫)NG」といった場合もあります。
これらは申し込み条件に書かれていることが多いので、確認をしましょう。
逆に、
・年収が低い or 不安定(自営業など)
・勤務形態が安定していない(パート・アルバイト等)
・勤続年数が短い
という方の場合、フリーローンの審査においては不利になってしまいます。
ホームページ等で、パートやアルバイトでも申し込み可、と書かれている場合は、勤務形態に関してはそこまで気にする必要はないでしょう。
信用情報
信用情報とは、いわゆる「ブラックリスト」のことで、これまで利用したクレジットカードやローンなどの金融取引の履歴です。
利用したことがあるクレジットカードやローンはもちろんのこと、返済を延滞させたことや任意整理を行ったことがある場合は、その記録も「事故情報」としてしっかりと残ります。
また、通常のブラックリストには含まれませんが「過去の破産歴(破産者は官報に掲載されます)」「前科(報道等により知られる可能性があります)」「税金等の滞納処分歴(税務署などから金融機関に調査されることがあります)」「差し押さえや強制執行の履歴」があった場合や、金融機関とのトラブルを抱えている場合、申し込んだ先の金融機関がその情報を把握していれば、審査が厳しくなる可能性があります。
なお、あまり知られていませんが、携帯電話料金の延滞(本体代金を分割ローンにして毎月の電話料金と一緒に請求されている場合)によってに信用情報に傷がつき、ローンやクレジットカードの審査が通らない、という場合もあると言われていますので、要注意です。
信用情報に傷がついた(ブラックリストに載った)場合は、一定の期間が過ぎるまではその履歴は残り続けます。もし信用情報に傷があれば、まず審査には通りません。
他社借入
他社借入とは、フリーローン以外のクレジットカードやカードローンを含む、他の金融機関からの借り入れ状況です。
他社借入がない場合はもちろん問題はありませんが、総量規制が適用されないとはいえ、あまりにも他社借入が多くある場合は、審査において不利になる可能性があります。
過去の取引履歴
フリーローンを申し込んだ金融機関との取引の履歴です。
例えば地方銀行や信用金庫の場合、長く自行に口座を持ち、メインバンクとして利用している顧客であれば、審査条件のみならず、金利や限度額においても優遇されやすい傾向があります。
特に、過去に借入をしていてきちんと返済している場合や、すでに住宅ローンを利用している、金融商品を購入しているなどの場合は「きちんと返済能力がある」という信用につながりますので、全く新規の顧客よりも審査が有利になることもあります。
審査においては「借金がまったくない」ことよりも「お金を借りてもきちんと返せる」ということが重視されるためです。
フリーローンで審査に通らない理由
では逆に、どのような場合に審査に落ちてしまうのでしょうか? 具体的に見ていきましょう。
申しこみ条件を満たしていない
まず1つめは「申し込み条件を満たしていない」という場合です。
年齢条件を満たしていない、年収が条件に満たない、日本国外に居住している、永住権のない外国人である……このようなパターンで申し込み条件を全て満たしていないと、審査はおろか、申し込みの段階で断られてしまいます。
申し込み内容に不備がある
2つめは、申し込み条件を満たしていても「申し込みの内容に不備がある」場合です。
例えば、申込書の記入漏れや記入ミス、本人確認書類など必要書類の出し忘れ、等です。
訂正すれば審査してもらえる場合もありますが、その場合も審査に時間がかかるうえ、あまりにもルーズな人であると思われた場合は、審査結果に悪影響があるかみしれません。
申し込み内容に虚偽の記載がある
記入ミスであれば訂正して何とかなることもありますが、明らかに嘘をついている場合は、バレればまず審査には通らないでしょう。
例えば居住地、他社借入額、使用目的、などです。
また、自分名義では借り入れができない場合に、他人の名前で申し込みをすることは絶対にしてはいけません。審査に落ちるだけでなく、場合によっては犯罪になる可能性もあります。
他社借入が多い
一概に審査で不利なるとは限りませんが、あまりにも他社借入が多く、返済能力を超えていと判断された場合は、審査落ちする可能性があります。
ただし、他社借入を一本化して返済しやすくする「おまとめローン」の場合は他社借入が多くても通る可能性があるので、使途を限定しないフリーローンとしてではなく、おまとめローンとして申し込むという方法もあります。
信用情報に傷がある
信用情報の項目であげた通り、過去に滞納や債務整理をしている場合、特に差し押さえや強制執行をされたり、裁判所で督促の手続きを取られていたような場合は、審査に通るのはかなり厳しくなると考えられます。
また、滞納がなくても、同時に多数の申し込みをしている場合や、短期間に何度も申し込みをしている場合は、返済能力に疑問があるとされて審査に落ちることがあります。
在籍確認ができない
在籍確認とは、勤務先に電話等で連絡をとり、本人が在籍しているか確認することです。
もし、嘘の勤務先を書いていた場合などは在籍確認でバレてしまうので審査落ちするでしょう。
とはいえ、夜勤などの勤務形態や特殊な職場の場合、長期休暇中の場合は在籍確認ができないこともありますので、そういった場合は事前に金融機関に相談しておきましょう。
フリーローンの審査に通りやすくする方法
それでは、実際にフリーローンを申し込むにあたって、審査に少しでも通りやすくするポイントを解説していきましょう。
金利が高いフリーローンを選ぶ
1つめのポイントは、金利の高いフリーローンで申しみすることです。
金利は低いに越したことはありませんが、前述の通り、低金利のフリーローンになるほど審査は厳しい傾向にありますので。低金利のフリーローンでは審査が通らないのであれば、思いきって金利の高いサービスを選んでみるのもひとつの手です。
地元の地方銀行・信用金庫のフリーローンを選ぶ
はじめてフリーローンを申し込む方であれば、地方銀行よりも、全国どこでも支店があるメガバンクの方でまずは探してみる、という方もえられのではないでしょうか。
しかし、メガバンクは知名度が高く、フリーローンの希望者も多いため、競争率が高いともいえます。
地元と地方銀行や信用金庫であれば、メイン顧客である地元の方に寄り添ったサービスが期待できますし、口座を持っていれば金利の優遇を受けられたり、過去に取引があれば信用の上積みとして審査に有利になることもありえます。
このため、すてに口座をお持ちの地方銀行や信用金庫があれば、審査に通りやすくなることが期待できます。
複数の同時申し込みはNG
審査に通らない場合に備えて、複数のフリーローンに同時に申し込む……というのは、NGです。
前述の通り、申込の履歴は信用情報に残りますので、かえって審査に不利になる可能性があります。
どうしても1社ごとの審査を待っていられない……というようなお急ぎの場合であれば、カードローンの利用を検討してみましょう。
金利はフリーローンよりも高くなってしまいますが、その分、審査スピードが速く、審査にも通りやすいと言われています。
申し込み内容は正確に
審査にどうしても通りたいがゆえに、収入や職業など、嘘の記載をすることは絶対にやめましょう。
また、記入漏れ、記入ミスなどで審査に落ちてしまっては意味がありませんので、申し込み時は焦らず、申込方法や申込条件をしっかり確認して、正確に申し込みをしましょう。
他社借入を減らす
他社借入があっても審査に通る可能性はありますが、他社借入は少なければ少ないほど審査に通りやすくなります。
ですから、他社借入がある方は、借入先を一本化するなどして、借入件数を減らしたり、先に返済できる分は返済してしまい、他社借入の額を減らしてから申し込みましょう。
信用情報を回復させる
一般的に、返済金の滞納の場合は5年、任意整理の場合は5~10年で、ブラックリストへの事故情報としての記載期間は終了します。
金融事故を起こした記録自体は消えませんが、金融事故から5~10年が経てば、事故情報としての記載が解消されますので、審査に通りやすくなります。
信用情報に傷がついた理由などにもよりますが、一度でも滞納や任意整理をしたら二度とローンが組めなくなる、ということはありませんので、信用情報が回復するのを待ってから申し込みましょう。
借入希望額を低めに設定する
当然ではありますが、お金を借りる際に、借入希望額が高ければ高いほど、高い返済能力を求められます。
逆を言うと、借入希望額を低めに設定すれば、それほど高い返済能力を求められずに済むので、審査に通りやすくなります。
最初は少額で借りておき、きちんと返済していれば金曜機関からの信用も上がりますので、それから追加申し込みで借入額を増やす、ということも検討してみましょう。
フリーローンの活用法【借り換え】におすすめ!
借り換えとは、現在すでに借りているローン(フリーローン以外のカードローンやクレジットカードのリボ払いなども含めることができます)を、より低金利であったり、返済期間の長いローンで借りたお金で先に返済してしまい、新しい、条件の良いローンで今後は返済していくことです。
借り換えのすすめ
借り換えには
・金利が高いローンから低いローンへの借り換え
・返済期間が長いローンへの借り換え
・複数のローンの一本化
等、複数のパターンがあります。
基本的には、カードローンやクレジットカードのキャッシングよりもフリーローンの方が金利が低いので、カードローンなどの残金をフリーローンで借りたお金で一括返済してしまってから、改めてフリーローンの返済をしていく、ということが多いでしょう。
また、おまとめローンといって、借入先が複数ある場合、引き落とし口座やATMでの入金の手間がかかるため、複数のローンを一本化する、という使い方もできます。
返済の管理をする手間を減らせば、うっかり返済期日を過ぎてしまった、口座の残高が足りなかった、というようなミスも減らせますのでおすすめです。
借り換えができなかった場合はどうする?
借り換えであっても、当然ながらフリーローンの審査に通らなければ借り換えはできません。
低金利であるフリーローンは、カードローンよりも審査が厳しいので「カードローンの審査には通ったけれど、フリーローンの審査には落ちてしまう」というケースもあります。
また、フリーローンの中には借り換え目的での利用ができない場合もあります。
借り換え目的でのフリーローンでは審査に通らないという場合は、
・今お金を借りているカードローンの利用限度額を上げてもらう
・無利息期間のあるカードローンに借り換える
・借り換え専門のローン(おまとめローン)を申し込む
といった方法が考えられます。
独自審査のフリーローン(激甘審査ファイナンス)はあるの?
審査の方法や基準は金融機関ごとによって異なりますので、同じ人でも金融機関によって審査に通ったり落ちたりすることもあります。
中でも、中小規模の消費者金融は、大手との差別化として特色のある審査をしていたり、融通を利かせてくれる場合があるので、大手の審査に通らない、という場合は中小の消費者金融に相談してみるのもひとつの方法です。
フリーローンの借入可能額・金利はどうやって決まる?
フリーローンの説明には、借り入れ最大額(限度額)〇〇万円と表示されています。
しかし、全ての人が最高額まで借りられるわけではありません。
また、必要もないのに多額のお金を借りても、利息を損してしまいます。
基本的には申込者の希望と、申込者の年収(返済能力)を考慮して実際の借り入れ額が決まります。
また金利ですが、こちらは基本的に、借り入れ額に応じて決まります。
借り入れ額が多いほど金利は低くなる、というのが通常です。
ただし、金融機関によっては、独自の金利優遇サービスを実施していることもあります。
・元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
・元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
・元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%
フリーローンで電話での在籍確認なしのところはある?
フリーローンをためらってしまう理由のひとつに「フリーローンを利用していることを職場に知られたくない」ということがあります。
フリーローンは借金ですから、周りにはあまり知られたくないと思うのは当然のこと。
ですが残念ながら、電話での在籍確認なしのフリーローンはほとんどありません。
まれに、在籍していることが確認できる書類を提出すれば、電話での在籍確認を行わないローン商品もありますが、原則としてフリーローンを利用するためには、電話での在籍確認は避けて通れないと考えた方がよいでしょう。
在籍確認について
実際の在籍では、どんな電話がかかってくるのでしょうか?
金融機関も、会社側に申込者がフリーローンを申し込んだことがわからないような配慮はしてくれますので、基本的にはフリーローン側の従業員の個人名で電話がかかってきます。
「●●(フリーローン側の従業員の個人名)と申しますが、○○(フリーローンの申込者の名前)さんはいらっしゃいますか?」
ここで、申込者本人に電話がつながるか、外出などしていても、別の従業員や受付担当者が「ただいま席を外しております」いうように、申込者がその会社に在籍していることがわかれば問題ありません。
どうしても周囲にバレたくないならカードローン
しかし、どうしても電話での在籍確認なしでお金を借りたいという場合は、フリーローンではなくカードローンの方をおすすめします。
カードローンでも基本的には在籍確認があることが多いのですが、
・プロミス
・レイクALSA
・アイフル
・SMBCモビット
・セブン銀行カードローン
といった大手の消費者金融や銀行のカードローンでは、電話での在籍確認を避けることができる場合があります。
フリーローンとカードローンとの違い
フリーローンとは主に銀行が扱い「フリー(自由)」の名前の通りにお金の使い途が自由なローンのことで、多目的ローンとも言います。
逆に、使い途が決まっているものは目的別ローンと呼ばれ、
・住宅ローン
・教育ローン
・マイカーローン
などがあります。
※ ただし、フリーローンであっても、事業用や投資用にお金を借りることは禁止されているなど、一定の制限がかかることもあります。
またフリーローンといっても「無担保型」と「有担保型」の2種類があり、有担保型のほうが借入限度額の上限が高くなる傾向にあります。(無担保でも問題なく借り入れできます)
カードローンもフリーローンと同じく使い途は自由ですが、フリーローンはカードローンと違い「一度の契約で決まった額を借入する」というものになります。
つまり、限度額の範囲内であればいつでもお金を借りられるカードローンと違い、追加で借りたい場合は改めて申し込む必要があります。
それぞれのローンサービスの違い(例外もあります)
– | カードローン | フリーローン | 目的別ローン |
---|---|---|---|
使用用途 | お金の使い途は自由(事業や投資用に使えるものもある) | お金の使い途は自由(事業や投資用は不可) | 住宅ローンなら自宅購入費に限定される |
利用可能額 | 利用可能額の範囲内であれば、いつ、いくら借りるかは自由 | 最初の契約時に決まった額を借りる | 最初の契約時に決まった額を借りる |
追加融資 | 追加で融資枠を増やせる | 追加で融資枠を増やす場合、新たに審査して契約 | 原則として追加はできない |
返済 | 返済期間や返済額は借入残高に応じて変動する | 返済期間や毎月の支払額は固定 | 返済期間や毎月の支払額は固定 |
フリーローンとカードローンの違い
– | フリーローン | カードローン |
---|---|---|
取扱い金融機 | 主に銀行 (信用金庫・労働金庫等含む) | 銀行・消費者金融・信販会社 (クレジットカード会社) |
お金の使い途 | 自由(事業や投資用は不可) | 自由(事業や投資用に使えるものもある) |
借入回数 | 契約時に1回きり | 限度額の範囲内であれば自由 |
借入金額 | 審査で決定した借入額を一括で借り入れ(一度に高額の借り入れも可能) | 審査で決定した借入限度額の中から必要な金額を借り入れ(借入限度額100万円のうち、5万円だけ借りてもOK) |
金利 | 低い | 高い |
審査難易度 | 高い | 低い |
借入方法 | 銀行振込(口座が必要) | 銀行振込やATMから引き出しなど |
追加融資 | × (希望する場合は再度審査を受ける必要あり) | ○ (限度額の範囲内であればOK) |
融資スピード | 数日~数週間 | 最短即日 |
返済額 | 原則毎月固定 | 借り入れ残高に応じて変動 |
返済方法 | 口座振替 | 口座振替・銀行振込・ATM振込など |
カード発行 | なし | あり(一部カードレスあり) |
急な出費や日常の支払いのやりくりに充てるなど、使い勝手を重視するなら、圧倒的にカードローンの方が有利です。
逆に、金利を少しでも抑えて決まった額を決まった期間で返済する、というような場合にはフリーローンがおすすめです。
どちらが向いているかはその方の状況によって異なりますので、自分に向いている方を選択しましょう。
フリーローンのメリット
金利が低い
フリーローンの最大のメリットといえば、やはり金利が低いことでしょう。
例えば、フリーローンとカードローンを両方扱う三井住友銀行の場合、
フリーローン:年5.975%(変動型)
カードローン:年1.5%~15.0%
となっています。
一見するとカードローンのほうが低金利に見えますが、下限金利の1.5%が適用されるのは、最大額で借り入れできる方のみで、よほど条件が良くなければ1.5%で借り入れすることはできません。
ほとんどの場合は、カードローンよりもフリーローンの方が金利が低くなります。
一度にまとまったお金を借り入れできる
カードローンもフリーローンも、説明書きに書かれている上限額はさほど違いはありません。
しかし、実際には「限度額の範囲内で何度も借り入れする」というカードローンの特徴に比べ、一度の借り入れで全額を借りるフリーローンの方が、まとまった金額を借りるには向いています。
仮に、限度額がどちらも100万円だったとして、一度に100万円を借りた場合では、
・カードローンの方が金利が高い
・限度額の範囲内で自由にやりくりできる、というカードローンのメリットを活かせない
といった理由から、フリーローンの方が賢明と言えます。
安心して借りられる
フリーローンは一括で融資なので、繰り返し借り入れできるカードローンとは違い、借り過ぎてしまう心配がありません。
また返済額も毎月固定なので、返済計画を立てやすく。金利も低めなので安心です。
使い道が自由
フリーローンは、住宅ローンや教育ローンなどの目的別ローンと違い、事業目的や投資目的でなければ、使い途は原則自由です。
例えば、
・資格を取る講座を受講したい
・引っ越し費用に使いたい
・家をリフォームしたい
・高額な家具や家電を購入したい
・趣味にお金をかけたい
・海外旅行に行きたい
・結婚式を挙げたい
など、さまざまな用途に利用できます。
返済計画が立てやすい
上記の通り、フリーローンは原則として毎月固定額の返済なので、返済計画が立てやすく、借り過ぎて資金繰りに行き詰る、というようなことが起こりにくいといえます。
来店不要で利用できる場合も
金融機関にもよりますが、現在はwebや郵送で契約が完結し、来店不要で利用できるフリーローンも数多くあります。
そういったフリーローンの場合、基本的には
・24時間365日いつでもwebで申し込み可能
・必要書類はweb提出の他、郵送やFAX可
・融資は口座振込
・返済は口座引き落とし
となっていて、忙しい方でも来店する手間を省くことができます。
フリーローンのデメリット
フリーローンにも、メリットだけでなく、苦手とする場面もありますので、そちらも確認しましょう。
追加で借り入れできない
フリーローンの融資のタイミングは契約時の1回のみで、追加で借り入れすることはできません。
例えば、住宅リフォームのために50万円借りた後で、追加費用がもう20万円必要になった場合でも、追加で借り入れしたい場合は再度審査を受ける必要があるため、手間がかかります。
審査(融資)に時間がかかる
主に消費者金融のカードローンは、審査(融資)スピードが速いことを売りにしていることが多く、大手であれば「即日融資」も珍しくありません。
しかし、審査に時間がかかることからフリーローンは即日融資に対応していません。
フリーローンによって異なりますが、審査結果が出るのは即日であっても、実際に借り入れできるまでに平均して1〜2週間程度はかかります。
審査が厳しい
前述の通り、カードローンに比べて金利が低い分、審査が厳しくなる傾向があります。
目的別ローンよりも金利が高い
カードローンよりも金利が低いフリーローンですが、目的別ローンと比べると金利は高くなる傾向があります。
その分自由に使えるのがフリーローンのメリットなので、自動車の購入など、目的が決まっていて、かつそれに対応する目的別ローンがある場合は、目的別ローンを申し込んだ方が良い場合もあるでしょう。
フリーローンに関するQ&A
Q ゆうちょ銀行にフリーローンはある?
A 残念ながら、2022年時点で、ゆうちょ銀行にフリーローンに相当するサービスや金融商品はありません。
ただし、定期貯金や定額貯金がある場合、その貯金を担保にする形での自動貸付というサービスを利用できます。積み立て額の90%が限度額になりますが、カードローンに使い形でお金をいつでも引き出すことができます。
Q PayPay銀行(ペイペイ銀行)にフリーローンはある?
A PayPay銀行にフリーローンはありますが、2022年5月末現在、新規の受付を停止しています。
ただ、カードローンはあるので、カードローンなら利用できます。
PayPay銀行のカードローンは、初回借り入れから30日間は利息0円、1.59%~18.0%の金利で最大1,000万円まで借り入れできます。
Q 審査なしのフリーローンはある?
A 審査なしのフリーローンはありません。
Q フリーローンで土地購入はできる?
A フリーローンでも使途条件で禁止されていなければ、土地購入ができる場合があります。
ただ、住宅用に使う土地を購入する場合は住宅ローンの方が金利が安いので、住宅ローンを利用することをおすすめします。
Q フリーローンは繰り上げ返済できる?
A ほとんどのフリーローンは繰り上げ返済可能なので、お金に余裕がある時に多めに返済することができます。
繰り上げ返済をすることで完済時期を早めることができますし、利息分が節約できるので、総返済額を減らすことにも繋がります。
ただし、繰り上げ返済できるタイミングや金額、手数料の有無・金額などについては事前に確認する必要があります。
Q 返済シミュレーションはできる?
A それぞれのフリーローンの公式ホームペーシで返済シミュレーションや簡易診断を行うことができます。
また、ろうきんなどで担当者がつく場合は、担当者がより詳しく返済シミュレーションを提示してくれたり、返済計画の相談に乗ってもらえる場合もあります。
Q 学生や専業主婦でもフリーローンは利用できる?
A フリーローンによって異なります。学生や専業主婦でも申し込めるかどうかは申し込み条件に記載されていますので、申し込み条件を確認しましょう。
また、学生や専業主婦でも安定した収入があれば可、配偶者や同居の家族に収入があれば可、という場合もあります。
Q 年金受給者でもフリーローンは利用できる?
A こちらも、フリーローンによって異なりますので、申し込み条件を確認しましょう。
また多くの場合、申し込み時や完済時期に年齢制限がありますので注意しましょう。
Q フリーローンは住宅ローンに影響する?
A フリーローンを利用していると、住宅ローンの審査に影響が出る場合があります。
借り入れた金額にもよりますが「既にフリーローンを利用している状態で、本当に住宅ローンの返済ができるのか」と、返済能力の審査が厳しくなる可能性があるからです。
逆に、既に住宅ローンを利用している状態でフリーローンを利用することは可能で、住宅ローン利用者向けのフリーローンを扱う銀行は多くあります。
また、住宅ローン利用者には金利の優遇措置を取る銀行も多くあります。
順番としては、まず住宅ローンを申し込んでから、フリーローンを申し込むのがよいでしょう。
Q フリーローンは使い途を聞かれるの?
A 原則として使い途が自由なフリーローンですが、使い途を確認されたり、確認できる書類の提出を求められることがあります。
ただし、条件に違反する事業や投資、ギャンブルなどが目的でなければ、使い途が理由で審査に落ちることはまずないので、正直に答えて大丈夫です。
むしろ、使い途をはっきりと説明できる方が、審査で信用されやすいと考えましょう。
Q 少額でも申し込みできる?
A 限度額の範囲内であれば、少額でも申し込み可能ですが、フリーローンの最小限度額は10万円に設定されていることか多いようです。
仮に、10万円未満の金額で、一か月以内に返済できる、というような場合であれば、審査に時間のかかるフリーローンよりも、カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用する方が便利でしょう。
少額で、短期間の借り入れであれば利息の差額はほとんどありませんし、カードローンなら無利息期間を利用することもできます。