結婚を考えると、まずお金に関する不安が浮上する方が多いのではないでしょうか。二人で生活を始めるとなると、これまで一人で抱えていたお金の問題が一気に複雑になり、様々な不安を感じる方が多いと思います。
今回はよくある5つの不安と対策例をご紹介いたします。
目次
結婚式や披露宴の費用
結婚を決めると、まず浮かぶのが結婚式や披露宴の費用です。これにはかなりの費用がかかるため、多くのカップルがこの部分で不安を感じることでしょう。
結婚式に関する不安
- 結婚式や披露宴に必要な金額がいくらになるか分からない
- 両家の両親の負担が大きくなってしまわないか(費用を負担してもらう場合)
- 規模が大きくなるほど費用がかかるため、親戚や友人をどこまで招待すべきか
対策例
- 予算を立てて、結婚式の規模や内容を決める
- カジュアルな結婚式や少人数婚など、費用を抑えられる方法を検討してみる
- 親の協力を確認し、結婚式や披露宴の費用負担について事前に話し合っておく
結婚式の費用についてはこちらの記事に記載してますのでご参考まで。
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新居の購入や賃貸の費用
結婚後の住まいも大きな問題です。賃貸を選ぶか、それともマイホーム購入に踏み切るかで大きく変わります。
新居についての不安
- 住居の購入資金や住宅ローンの支払いに不安がある
- 家賃やローンが家計を圧迫して生活が困難になるのではないか心配
- 賃貸の場合、引っ越し費用や新しい生活にかかる初期費用が高い
対策例
- まずは現在の収入や貯金を基に、どれくらいの金額で新居を借りるか、もしくは購入するかを慎重に考える
- 住宅ローンの借り入れや、家賃の上限を事前に計算し、無理のない範囲で決める
- 賃貸の場合、引っ越しや新居にかかる初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)を事前に予算に組み込む
生活費の分担
結婚後、家計の管理や生活費の分担に関しての不安もよくあります。どちらが家計を管理し、どのようにお金を使っていくかのルール作りが重要です。
生活費についての不安
- 収入の差が大きい場合、生活費の分担方法に悩む
- 一緒に住むようになると、生活費や光熱費などの日々の支出がどれくらいかかるか心配
- 家計をどう管理するか、意見が一致せず喧嘩になることが不安
対策例
- 収入や支出に応じた家計分担を決め、どちらがどの費用を支払うかをはっきりさせる
- 共同財布を作るか、それともそれぞれが管理するのかを事前に決めておく
- 家計簿をつけて、支出の透明性を確保し、お金に関する話し合いを定期的に行う
結婚後のライフプラン(生活)にかかる費用
結婚後に子どもを持つ予定や、将来のライフプランを考えると、子育てにかかる費用や老後のための貯蓄などが不安材料になります。
結婚後のライフプランに関する不安
- 子どもを持つ場合、教育費や育児休業中の生活費などが心配
- 夫婦共働きでなくなった場合、収入が減ることへの不安
- 老後に必要な資金を貯める時間が足りないのではないかという不安
対策例
- 子育て費用や教育費についての見積もりを立て、学資保険なども検討しながら貯蓄する
- 共働きか専業主婦(主夫)か、ライフプランを早めに話し合い、どちらが無理なく働けるかを決める
- 夫婦で老後資金を貯めるために、NISAやiDeCo、各種保険など、計画的に積み立てを始める
5. 結婚後の貯蓄と資産運用
結婚後、貯蓄や資産運用に関する不安も多いです。結婚前にお互いの貯金額や資産をどうするか、どのように管理するかがポイントです。
結婚後の貯蓄・資産運用に関する不安
- どちらかが借金を抱えている場合、結婚後にどう返済していくのか心配
- これからの生活に備えてどれくらい貯蓄すべきかが分からない
- 資産運用(NISAやiDeCo、株式など)の知識がなく、将来に不安を感じる
対策例
- お互いの借金や貯金をオープンにし、結婚後の資産管理をどうするかをしっかり話し合う
- 将来に備えて、毎月一定額を貯金する習慣をつける。
- 資産運用に興味があれば、投資信託や株式投資を少額から始めて、リスクを分散しながら資産を増やす
まとめ
結婚後のお金に関する不安は、多くのカップルが抱える悩みです。ただ、これらの不安に対してしっかりと計画的に準備をしておくことで、よりスムーズに新しい生活を始めることができます。以下のポイントを抑えておくと安心です。
- 結婚式の予算や内容を明確にする
- 新居や住まいの選び方を慎重に決める
- 生活費の分担や家計管理を早めに話し合う
- 将来のライフプランに合わせた資金計画を立てる
- 結婚後の貯金や資産運用を始める
お金に関する不安を解消するために、パートナーとコミュニケーションをしっかりととりながら、お互いに協力して進めていくことが大切になります。

