おすすめカードローン!初めてでも安心な特徴&メリット、デメリット

カードローンとは、基本的に使い道が自由なフリーローンのことです。カードローンといいつつ、最近ではカードレスで、スマホアプリを使って借入できる商品が主流になってきました。

カードローンを利用したことのない人にとっては、カードローン=借金=こわい、というイメージがあるかもしれません。

しかし、カードローンの特徴を知り、メリット、デメリットを把握して賢く利用すれば、生活の足しにもなり、金銭的に困ったときに助けてもらえる強い味方です。

そこで、カードローンとはどのようなものなのか、超初心者の方に向けて基本的なことからわかりやすく解説します。

メリット、デメリット、審査のポイントなどについてまとめています。おすすめのカードローンもご紹介していますので、カードローン選びの参考にしてください。

初心者にもおすすめのカードローン5選

各社の特徴が比較できるように、評判がよく口コミ評価も高い大手消費者金融5社についてまとめました。

融資のスピードも早く、無利息期間などもあり、カードローンが初めての方でも申し込みやすいおすすめ商品です。

WEB完結でカードレスにできるSMBCモビット

SMBCモビットは、残念ながら無利息期間がないのですが、それ以外の点でメリットが大きいカードローンです。

手続きはWEBで完結しますので、カードを受け取る必要がありません。カードレスにすれば、郵送物も在籍確認の電話もなしにできるのです。

なお、WEB完結が利用できるのは、

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行

のいずれかの口座を持っている場合です。

本審査完了まで最短30分ですので、申し込む時間によっては当日中の借り入れも可能です。

審査時間が21時までとなっていますので、あまり遅い時間に申し込むと、審査結果も翌日になってしまいます。急いでいる人は平日のなるべく早い時間に申し込むことをおすすめします。

【モビットカードローン】

条件等 内容
申込年齢 20歳以上69歳以下
申込要件 安定した定期収入があること
(アルバイト、パート、派遣社員、自営業可)
借入可能額 上限800万円
返済方式 残高スライド元利定額定額返済方式
返済日 5日、15日、25日、末日から選択、最長60回(5年)
実質年率 3.0%〜18.0%
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要

30日間無利息期間がお得なプロミス

プロミスの無利息期間は他社とは少し違います。他社は「契約の翌日から」となっているところ、プロミスは「初回の利用の翌日から」30日間なのです。

つまり、他社は契約してすぐに借入しないと、無利息期間が無駄になってしまうのですが、プロミスは実際に借入してから30日がスタートするので、お得な期間が有効利用できるのです。

この無利息期間は、プロミスを初めて利用する人で、メールアドレスを登録の上、WEB明細を利用するという条件のみで適用されます。せっかくですので、有効活用しましょう。

プロミスは金利も他社と比べてやや低めの設定になっています。多くが上限18.0%となっているところ、プロミスは17.8%となっています。

ほんの少しではありますが、金利を少しでも低くしたいと思っている人にはありがたいでしょう。

【プロミスのフリーキャッシング】

条件等 内容
申込年齢 20歳以上69歳以下
申込要件 安定した収入があること
(主婦、学生、パート、アルバイト、個人事業主可)
借入可能額 上限500万円
返済方式 残高スライド元利定額返済方式
返済日 5日、15日、25日、末日から選択
使途 生計費に限る。ただし個人事業主は事業費として使用可能
実質年率 4.5%〜17.8%(新規契約の利率)
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要

審査も融資も早いアコム

アコムの審査は最短30分。借入まで最短60分。アコムの強みはなんといっても全国にある自動契約機「むじんくん」です。

インターネットから申し込み、審査完了後に「むじんくん」でカードを受け取るか、もしくは振り込みを利用することで、即日融資も可能です。

その知名度と手続きの早さから、初めての方にも選ばれやすいカードローンです。「むじんくん」や店舗、ATMの数が全国で5万台以上と、とにかく数が多いので、借入先に不自由することもありません。

借入を急いでいる人、どこでも簡単に借りられるカードローンをも求めている人におすすめです。

【アコムのカードローン】

条件等 内容
申込年齢 20歳以上69歳以下
申込要件 安定した収入と返済能力
パート、アルバイト、派遣社員可
借入可能額 上限800万円
返済方式 定率リボルビング方式
返済方法 最長9年7ヶ月、1回〜100回
実質年率 3.0%〜18.0%
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要

在籍確認なしのアイフル

審査に通るかどうか不安に感じている人にとって、在籍確認の電話はなかなか高いハードルだと思います。その点をクリアできるのがアイフルです。

他社でも、事情があれば電話確認以外の方法に変えてくれるところはありますが、アイフルは最初から「原則として電話連絡をしていない」と明記されています。

会社に電話してほしくない人はアイフルで申し込むのが安心です。WEB完結で、郵送物もありません。家族にバレる心配もないでしょう。

審査も早く、最短25分です。しかも、申し込んでから電話でお願いすると優先的に審査をしてくれるサービスもあり、なるべく早く借入したい人にとってはありがたいでしょう。

【アイフルのキャシングローン】

条件等 内容
申込年齢 20歳以上69歳以下
申込要件 定期的な収入を返済能力を有すること
(パート、アルバイト、派遣社員、契約社員など仕事をしていれば可)
借入可能額 上限800万円
返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング方式
返済方法 最長14年、最大151回、1回の支払いにつき35日以内
実質年率 3.0%〜18.0%
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要

レイクALSAで60日間無利息

他社での無利息期間は、30日間が主流のところ、レイクALSAではWEB申込限定で60日間の無利息期間が利用できます。

2ヶ月間利子がつかないということで、融資限度額の範囲内であれば何度借りても元本のみの返済で済むことになります。

なお、60日間はWEB申込限定ですが、5万円までなら180日間無利息というサービスもあります(借入は200万円まで可能)。

どちらがお得かは借入金額にもよりますが、いずれにしても他社と比べると格段に長い無利息期間があります。

この期間を上手に使えば、実質、金利が非常に安くなるので、消費者金融の金利の高さもデメリットではなくなるでしょう。

特に大きな金額を借りたい人にとっては、利子は無視できないところ。この無利息期間を使って、返済額を賢く抑えましょう。

【レイクALSAのカードローン】

条件等 内容
申込年齢 20歳以上70歳以下
申込要件 安定した収入があること
(パート、アルバイトも可)
借入可能額 上限500万円
返済方式 残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式
返済方法 最長5年、最大60回
実質年率 4.5%〜18.0%
遅延損害金 20.0%
担保・保証人 不要

カードローンとは。知れば納得の基本的な知識

まずはカードローンの基礎知識から学びます。

大きく分けると種類は3つ

カードローンは、運営元によっていくつかの種類に分かれます。

  • 消費者金融系:プロミス、SMBCモビット、アコムなど。
  • 銀行系:メガバンク、地方銀行、ネット銀行など。
  • 信販系:クレジットカード会社各種

いずれも個人向けの小口融資です。

今回は、身近で使いやすい消費者金融カードローンを中心に説明します。

基本的に使途自由のフリーローン

金融機関が提供しているローンには、いろいろな種類があります。皆さんも、住宅ローンやマイカーローンなどを利用したことがありませんか?

これらのローンは、金利が低く抑えられている代わりに、使い道が限定されています。たとえば、住宅ローンは購入した家を担保にお金を借りて、毎月利子をプラスして返済していきますが、家を買う以外の用途には使えません。

それに対してカードローンは、使い道は自由です。借りたお金で旅行に行こうが、生活費に当てようが、自由に使えます。

限度額の範囲内なら繰り返し利用できる

目的別のローンは、原則として審査の時に決まった金額しか利用できません。車を買うのに100万円を借りたとすると、まずその100万円を全て返済する必要があります。

カードローンなら、限度額の範囲内であれば何度でも利用できます。融資限度額が50万円の人が20万円を借りていた場合、まだ残り30万円借りられるということです。

5万円返済すれば残高が15万円となりますので、あと35万円借りられるというように、融資限度額内であれば何度でも借入ができるのが特徴です。

表示されている金利に幅がある理由

カードローンの内容をホームページなどで見てみますと、金利が幅を持たせて表示されています。たとえばプロミスは、「4.5%〜17.8%」となっています。

なぜこの様な幅があるのか、それは借りる金額によって適用される金利が違うからです。

基本的には、借りる金額が大きいほど低金利が適用されるのですが、初めての借り入れの場合は、信用度がまだわかりません。

いきなり高額な借り入れをするのは難しく、必然的に借入額が抑えられるため、金利も上限金利が適用されることが多いです。

限度額を上げて欲しい場合には、収入証明書を提出し、改めて審査を受けることになります。これまでの借入で問題がなければ、限度額も高くなり、金利は逆に下がることになるでしょう。

金利は日割り計算

金利は「実質年率」と書かれていますが、これは単なる利息だけではなく、手数料や保証料など、カード会社が必要とする諸費用も含んだ金利のことです。

元金以外に払う全ての費用を含んだもの、と理解してください。

「実質年率」を表示することは、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」で義務付けられているので、「実質年率」と書かれていないカードローン会社では借りないようにしてください。不当に低い金利が表示されている可能性があります。

また、実質年率は1年間借りた場合の率が表示されていますが、実際には日割り計算しますので、単純に元本×実質年率ではありません。

たとえば10万円を実質年率18.0%で借りたとすると、借りている期間によって返済額はこのように違いが出ます。

  • 借入30日:10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円
  • 借入180日:10万円×18.0%÷365日×180日=8,876円

同じ借入額、同じ利率でも、借りている期間によって返済額には差が出ます。

消費者金融と銀行の違い

最初にカードローンには種類があることをお伝えしましたが、何が違うのだろう?と疑問に思う人もいるでしょう。

適用されている法律が違い、消費者金融や信販系の会社は貸金業法という法律が、銀行は銀行法という法律がそれぞれ適用されます。

貸金業法には「総量規制」という決まりがあり、年収の3分の1までしか貸付ができないことになっています。ですから、消費者金融から借りる時には原則として収入証明書の提出が必要になります。

ただし、50万円以下の借入、もしくは他社の借入と合わせて100万円を超えない場合には、収入証明書がなくてもOKです。

銀行法には総量規制がないため、法的には年収の3分の1以上の借入はできますが、銀行側が自主規制していることが多いです。

クレジットカードのキャッシングとの違い

クレジットカードでもキャッシングができますが、このキャッシング枠はクレジットカードの利用限度額の一部となっていることが多いです。

たとえば100万円の利用額が設定されたクレジットカードですと、そのうちの30万円がキャッシング枠、というような設定です。

この場合、ショッピングに100万円、キャッシングに30万円使えるわけではなく、ショッピングとキャッシングをあわせて100万円、そのうちの30万円をキャッシングに使える、という意味です。

ですから、もしショッピングで80万円使ってしまうと、キャッシング枠は20万円に減ってしまいます。

いざお金を借りたいとなった時、もともとクレジットカードにキャッシング枠がついていれば良いのですが、上記でも説明した通り、限度額の一部ですから、それほど高額なお金は借りられません。融資額が小さいということは、金利も高めの傾向にあります。

また、手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がついていなかった場合、改めて審査を受ける必要があります。

審査を通過して実際にキャッシングができるようになるには、1週間程度の時間がかかります。

その点、消費者金融カードローンなら、最短即日での融資も可能です。

金利や融資のスピードなどを考えると、クレジットカードのキャッシング枠を使うより、消費者金融カードローンの方が便利です。

カードローンの借入方法

カードローンは、ローン専用のカードを使ってATMから借り入れるほか、振り込みを依頼したり、スマホアプリを使ってATMから借りる方法もあります。

最近では申込から借入までスマホひとつで済む「WEB完結」が主流となっており、カードがなくても借入ができます。

契約後、ローンカードの郵送を待たずに借入ができるようになるので、申し込んだ当日の融資も可能になっています。

カードローンの返済方法

返済方法も多数用意されています。

これまで主流だった口座振替のほか、提携ATMから振り込みをしたり、スマホアプリを使ってコンビニ ATMから返済することも可能です。

カードローンのメリット

カードローンの概要がわかったところで、メリットについても説明しましょう。

お金を借りる方法はいろいろありますが、スピードの点から見ると、カードローンは非常に便利です。

融資までの期間が短い

消費者金融カードローンは最短で申し込んだ当日に融資が可能です。

申し込む時間帯にもよりますが、平日の午前中など比較的空いている時間に申し込み、審査がスムーズに進めば、1時間程度で借入ができるところもあります。

銀行カードローンはやや時間がかかりますが、それでも数日中には借入ができるでしょう。

クレジットカードはカードが届かないと借入ができないので、申し込んでからキャッシングができるまで1週間程度かかります。

他の借入方法と比べますと、カードローンのスピードは群を抜いています。中でも、特に審査のスピードがはやいものはこちらの記事「カードローン即日」を参考にしてください。

使い道が自由

カードローンは使途が制限されていないので、何に使うのも自由です。

生活費でも交際費でも、好きな時に、好きなように使えるのが大きなメリットです。

無利息期間で実質低金利

初めての借り入れなら、30日ほどの無利息期間がついている場合があります。

無利息なので、この間に返済すれば利息がつかず、元本のみの返済になります。

たとえば30万円を借りて、実質年率が18.0%、6ヶ月で返済する計画だったとしましょう。

30日の間に10万円を返済したとすると、無利息期間が終わってから返済までの5ヶ月(150日)、残金20万円に対して18.0%の金利がつきます。

20万円×18.0%÷365日×150日=14,794円
となります。

もし無利息期間がなかったならば、

30万円×18.0%÷365日×180日=26,630円
になります。(ただし、毎月の返済によって残高が減ると利息も減るので、実際に支払う利息はもっと少なくなります。)

担保や保証人が不要

お金を借りる時には、担保が必要です。返済できなくなった時の保証です。住宅ローンなどは、購入した家が担保になります。

しかしカードローンは、原則担保なし、保証人なしで借りられます。

カードローンのデメリット

手軽に借りられるカードローンですが、その手軽さがデメリットになることもあります。

金利がやや高め

消費者金融カードローンの金利は18.0%程度と、お金を借りる方法の中でも金利が高い方です。

【ローン金利の相場】

  • 住宅ローン:年0.8%~1.28%
  • マイカーローン:年1.0%~4.5%
  • 教育ローン:年2.0%~4.0%
銀行カードローンでも上限金利が14.0%〜15.0%くらいなので、3.0%〜4.0%ほどの差があります。これは大きな差です。

数万円の借り入れで、すぐすぐ返済できれば数百円の差に止まりますが、借入金額が大きくなるほど返済総額に差がつきます。

ただし、金利の高さは、無利息期間を利用したり、余裕のある時に繰上げ返済をし、返済期間を短くすることでカバーできるでしょう。

安易に申し込むと履歴が残る

融資までのスピードが早いのと、簡単に審査に通るかどうかはまた別の話です。

申込要件などをしっかり確認せず、安易に申し込んでしまうと、審査に落ちることも十分あり得ます。

消費者金融カードローンの審査の通過率は、高くても40%台です。つまり、半数しか審査に通らないということなので、申し込むならきちんと準備することが大切です。

安易に申し込むことが危険な理由は、申し込みをしたことが信用情報機関の記録に半年残るからです。

別のローンに申し込んだ時に、ローン会社は必ず信用情報機関に借り入れ状況を照会をします。

そのときに、カードローンに申し込んでいるが審査に落ちているということがわかると、次のローンの審査に影響を及ぼす可能性が0ではありません。

「審査に通らなかったということは返済能力に問題があるのでは?」と思われますので、無駄に申し込んだ記録を残さない方が良いのです。

借りすぎが他のローンに影響することもある

計画的に返済できていれば良いのですが、手軽に借りられることから、つい限度額いっぱいまで借りてしまう人もいます。

消費者金融は貸金業法が適用されるため、年収の3分の1までしか貸してくれません。

その限度まで借りていると、貸金業法とは関係のない住宅ローンやマイカーローンなどを銀行で利用しようとした時に、「この人はすでにたくさん借り入れしている。余程お金に困っているに違いない」と思われる可能性があります。

カードローンを利用しているからといって、ただちに他のローンに影響するとは言い切れないまでも、多額の借入をしている状況がプラス材料になるとは考えにくいです。

もし他のローンを利用したいと考えているなら、今利用しているカードローンの返済を済ませてからの方が良いかもしれません。

早めに返済しないと返済総額が大きくなる可能性

カードローンの多くが「リボ払い」を採用しています。

毎月の返済額は一定で、残高に対して利息がつくので、返済していくほど利息も小さくなっていくのですが、返済額が一定のためいくら返済しているのかが分かりづらくなります。

「利子を払っている」という感覚が薄れてしまうので、思ったよりも返済額が大きくなる可能性もあります。

借入する前にきちんとシミュレーションをして、計画的に返済することが大切です。

自己管理できる人でないと借りすぎの心配もある

決められた限度額以内なら、何度でも借入ができますし、スマホのアプリで振り込みを依頼すればすぐに口座にお金が入るので、借りているという感覚が薄れます。

便利ではあるのですが、つい借りすぎてしまうというデメリットがあります。

カードローンの審査のポイント

初めて借り入れする人にとって、カードローンの審査はどのように行われるのか、不安な点もたくさんあると思います。

そこで、審査ではどのような点をチェックされているのか、その目安について説明します。

目安と言っているのは、カードローンの審査方法や項目については、どのカードローン会社も公表をしていないため、確かなことはわからないためです。

ただ、申込時に記入する内容などから、このような点をクリアすべきであろうという点は推測できますので、以下の点に注意して準備をしましょう。

申込要件をクリアしているか

どのカードローンも、申し込みできる人の年齢や職業について明記しています。

年齢が「20歳以上65歳まで」となっているのに、19歳や70歳の人が申し込んでも、審査に通りません。

また、多くは「安定して収入を得ていること」という要件がありますので、無職の人が申し込んでも審査に落ちるでしょう。

本人確認書類と申込内容が一致しているか

運転免許証や保険証など、公的機関が発行している本人確認書類を提出する必要があります。

そのときに、申込内容と相違する点があると、審査に落ちる可能性があります。入力誤りだと判断され、確認の電話などがかかってくればよいのですが、そうでないこともありますので注意が必要です。

たとえば、引っ越しをしたのに、住所変更の手続きをしていない運転免許証を出してしまうと、本人確認ができないということになりかねません。

その場合は、現住所が確認できる住民票の写しなどが必要になりますから、必要書類のチェックも大切です。

返済能力に問題はないか

カードローン会社が最も重視するのは、返済能力です。ですから、きちんと定職についているかが重要な審査のポイントになります。

返済能力を確認する審査の一つに、在籍確認があります。申込時に申告した勤め先に、本当に務めているかどうかを電話で確認するのです。

大手消費者金融なら、プライバシーに配慮し、会社名ではなく個人名で電話をかけてくれますので、その電話で借入しようとしていることがバレるということはまずないでしょう。

正社員である必要はなく、派遣社員でも契約社員でも、きちんとしていれば大丈夫です。もちろんパートでもアルバイトでも定期的に収入を得ているなら問題ありませんが、この在籍確認をクリアしないと審査を通過するのが難しくなります。

」をぜひご覧ください。

学生でもアルバイトをしていれば借りられる

返済能力があるかどうかというのは、年収の高さではかるのではなく、定期的に一定額の収入を得ているかどうか、という点で判断します。

ですから、学生であっても、20歳をこえていて(未成年はそもそも借入ができません)、定期的なアルバイトの収入があれば審査は通過できるでしょう。

「定期的」はどの程度の仕事の頻度を言うのか、明確な基準はないのですが、シフトは定期的に、できるだけ多く入っておいた方が有利です。

専業主婦は本人の収入の有無がポイント

専業主婦の方は、全く仕事をしていない状態ですと、消費者金融でお金を借りることは難しいです。自分の収入がないと、返済能力を認められないためです。

少なくても定期的にパートで働き、自分自身の収入があれば審査に通る可能性はありますので、もしお金を借りたい場合には、今からでも何らかの仕事についてから申し込んだ方が良いでしょう。

ただし、銀行カードローンなら「配偶者貸付」という制度があり、配偶者に安定した収入があれば、自分名義でお金を借りることができます。

銀行は貸金業法の規制を受けないため、専業主婦でも借りられるローンがあるのです。

信用情報に問題はないか

カードローンに申し込むと、必ず信用情報を照会されます。信用情報とは、

  • クレジットカードの利用状況
  • ローンの申込、利用状況
  • 奨学金の返済状況
  • スマホ料金の支払い状況

など、借入の状況を調べられます。これまで、滞納などをしていなければ、特に問題はありません。

しかし、何度も返済が遅れていたり、他のローンに申し込んで審査に落ちていたりすると、審査を通過するのは難しくなります。

いわゆる「ブラックリスト」の状態です。もちろん、債務整理などをしていたら、カードローンの審査も通りません。

事故の記録は5年間保管されますので、5年経って、記録がきれいになってからカードローンに申し込みましょう。

借入状況の確認

信用情報を見るのは、他社でいくら借りているか、金額を確かめるためでもあります。

最初に、消費者金融カードローンには「総量規制」という決まりがある、とお話ししました。

年収の3分の1までしか貸付できないので、他社からいくら借りているかを調べる必要があるのです。

たとえば、年収300万円の人が借りられるのは100万円までですから、他社で80万円の借入があれば、あと20万円しか借りられません。

申込時に借入希望額を30万円と書いた場合、年収の3分の1を超えてしまいますので、その金額は借りられないということになります。

バレないだろうと思って他社の借入を「ゼロ」と書いてしまう人がいますが、審査の過程でバレてしまいます。申告は正直に、正しくおこないましょう。

審査が甘いカードローンはない?

こんなに審査の項目が多いと、審査に通らないのではないかと不安になる人もいます。

そして、「誰でも借りられる」「無職でもOK」などと甘い言葉で勧誘している業者に借入を申し込んでしまう人がいますが、それだけはやめてください。

真っ当な業者だからこそ、きちんと審査をし、返済できることを確認した上で貸付をするのです。正規の金融業者で、審査が甘い業者はありません。

審査が甘いということは、法令を守っていない可能性が高く、そのような業者に手を出すと、後々大変なことになります。法外な金利を要求されたり、執拗な取り立てに悩まされることになるでしょう。

違法な業者から借りないように、審査が甘い業者はないということを肝に銘じておいてください。

カードローン利用者のアンケート結果

カードローンを利用したことのある方へのアンケートの結果をご紹介します。

他の人はどんな風にカードローンを利用しているのか、気になるところですよね。使い道や実際に利用してみての感想など、借入を検討している方の参考になるでしょう。

【カードローンを利用した100人へのアンケート】

男女比

  • 男性:64人
  • 女性:36人

カードローン利用者年齢

  • 20〜25歳:30人
  • 31〜35歳:18人
  • 36〜40歳:17人
  • 26〜30歳:17人
  • 41〜45歳:7人
  • 51〜55歳:5人
  • 46〜50歳:5人
  • 56〜60歳:1人

30歳以下の若い人の割合が多いですが、30歳以上の人もかなりいます。

職業

  • 会社員:60人
  • パート・アルバイト:19人
  • 派遣社員:6人
  • 専業主婦:4人
  • 学生:4人
  • 自営業・フリーランス:3人
  • 公務員:2人
  • その他:2人

審査の時に雇用形態はあまり問題とされない傾向にありますので、パート・アルバイトの人も多く利用していることがわかります。会社員でなくても借りられることがわかると、少し安心材料になるのではないでしょうか?

お金の使い道

  • 生活費:53%
  • 趣味:14%
  • 借入返済:8%
  • 旅行費:7%
  • その他:53%

遊びに行くお金が足りなくて、という理由が多いと思いきや、生活費の割合が最も多くなっています。年齢を重ねるにつれ、家族も増えて何かと物入りになるからでしょう。

その他には、

  • 住宅や家電の購入
  • 引っ越し、賃貸契約
  • 投資信託
  • 事業資金
  • 運転免許取得
  • 冠婚葬祭
  • 治療費、通院費
  • 学費

などがありました。

初めてのカードローンで不安だったこと

カードローンを利用する前には、皆さんこのような不安を持っていました。

  • 審査に落ちてしまうかもしれない
  • 借入することを誰にも知られたくない
  • 借金すること自体に罪悪感を感じてしまう

など、ややネガティブなイメージを持たれていました。

不思議なもので、同じ借金でも、住宅ローンやマイカーローンにネガティブな印象を持つ人は少ないのに、カードローンに対しては、どこか「よくないもの」というイメージがつきまとっているようです。

また、大手消費者金融は、プライバシーに配慮し、在籍確認の電話をかける際にも個人名でかけるなどして、バレないような対策を十分に行っています。

最近では全ての手続きがWEBで完結するので、郵送物もなしにできます。申し込んだことが人に知られる可能性は限りなく低いと言えるでしょう。

審査については、申込要件を確認し、「安定的、かつ、定期的に」収入を得ている人であれば、パートやアルバイトでもOKとしているカードローンが多いです。

やみくもに申し込むことはおすすめしませんが、きちんと仕事をしているなら、審査を通過する可能性は高いと考えられます。

カードローンに申し込んだ後は?

それでは、実際にカードローンを利用した人は、利用する前とどのような心境の変化があったでしょうか。

  • いざというときの備えができて、心に余裕が持てるようになった。
  • 足りない時の足しにできて助かった。
  • 欲しいものが買えて良かった。

など、プラスのイメージに変わっています。

カードローンは使途が自由で、限度額の範囲内なら繰り返し使えるため、「今月はちょっとピンチ」というときにとても便利です。

今、それほど困っているわけではないけれど、いざという時に備えてカードを作っておこう、という人もいます。借金というよりも「備え」として利用している人も多いようです。

初めてのカードローンで気をつけるべきこととは?

カードローンはスマホひとつで全ての手続きができてしまい、借り入れも簡単です。自宅から出なくても、お金が借りられるという手軽さがメリットではありますが、それが逆にデメリットになることもあります。

とても便利で助かったという声がある一方で、金利が思いのほか高く、なかなか返済が進まないと困っている人もいます。

借りる前にきちんとシミュレーションをして、月にいくらくらいの返済なら無理なくできるのかを調べ、計画的に利用することが大切です。

  1. 無利息期間を上手に利用する
  2. 借りる時は振込か手数料のかからないATMを選ぶ
  3. なるべく早く繰り上げ返済する

この3点に気をつけてカードローンを利用すれば、返済額を小さくすることができます。

また、もし使い道が決まっているならば、カードローンではなく目的別ローンを利用することも検討しましょう。ローンは臨機応変に、賢く使うことが生活をより良くする方法です。

カードローンの基本を理解すれば大丈夫!

カードローンは確かに借金ですが、上手に使えば生活を便利にしてくれるものでもあります。

不安に思うのは、金利が高い、返済に追われるといったネガティブなイメージがあるからかもしれませんが、自分の身の丈に合った使い方をすれば良いだけのことです。

今回ご紹介したように、カードローンのメリット、デメリットを把握した上で、きちんと返済計画を立てて利用すれば、決してこわいものではありません。

消費者金融カードローンは融資のスピードも早く、初めての借入なら無利息期間のサービスがあるものも。ATMの手数料が無料になるように借入したり、余裕のある時に繰上げ返済することで、金利の高さは十分カバーできます。

何事も使い方次第ですので、自分に合ったカードローンを見つけて、賢く使いこなしていきましょう。

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