学生がお金を借りる方法。安全・確実・今日中OK・バレないもの
大学や専門学校に通っていると、さまざまなときにお金がかかります。学費だけでなく資格取得、友達との旅行など、突然まとまった出費が発生することは珍しくありません。
また、自分で学費を工面している人もいれば、次の仕送りの日までに生活費を使い切ってしまう人もいるでしょう。
急にお金が必要になったとき、あなたはどうしますか。特に親を頼りたくないとか、友達にばれたくないとなると、身近な人に借りることはできません。
しかし、それ以外にもいくつかの条件をクリアできれば、学生もお金を借りる方法はいくつかあります。
この記事では、学生がお金を借りる方法を紹介します。急いでいる場合や、親に内緒にしたい、誰にも知られずに借りたい、という場合についてどうすべきなのかも詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
学生がお金を借りる最適の方法を紹介!未成年がOKのものは?
まずは、学生がお金を借りる方法にはどのようなものがあるかを見てみましょう。その上で、学生に最もおすすめのものを紹介します。
また、学生の場合は成人しているか未成年かによって条件が違ってくるため、ご注意ください。
学生がお金を借りる方法5つ!メリットデメリットに注目
学生がお金を借りる方法は、意外とあるものです。ここでは、5つの方法を紹介します。
条件や、メリットとデメリットの違いに注目してご覧ください。
奨学金
家庭の事情などで経済面に不安がある学生に向けて、学費や生活費の付与や貸与を行う制度です。申込には世帯収入や学業の成績など、いくつかの条件を満たすことが必要です。
国をはじめ大学や企業など様々な機関が実施していますが、受付期間が年に一度などと限られているものもあります。
質屋
ブランド品や骨董品などを預けてお金を借りるもので、18歳以上であれば利用が可能です。利用するには、預ける価値のあるものを所有していることが必要です。
また、借りられる金額は預ける物品の価値に応じて決められます。
クレジットカードのキャッシング枠
キャッシング枠のあるクレジットカードを持っていれば、ショッピングでの利用だけでなく現金を借りることもできます。
キャッシング枠の有無や借入上限額はカードの申し込み時に決められており、変更には審査が必要です。
カードローン
銀行や消費者金融などが提供しているローンサービスです。ATMなどを利用してお金を借りることができます。
多くのカードローンが、20歳以上で安定収入があることを申込条件にしています。
学生ローン
学生を対象にしたローンサービスで、18歳から利用を可能としている会社もあります。無理なく返済できるようにと、借入上限額を50万円程度に設定している会社が多いです。
また、親の同意が必要であったり、在学証明書など必要書類が多かったりという特徴があります。
学生がお金を借りるなら消費者金融のカードローンがおすすめ
学生がお金を借りる方法はいくつかありますが、特におすすめなのは消費者金融のカードローンです。
申し込むためには20歳以上であることと、アルバイトなどで毎月少しでも収入を得ていることが必要ですが、次のようなメリットがあります。
- 年収の低い人にも柔軟に対応している
- 最短で即日融資が受けられる
- 電話や郵送物をなしにできることもある
カードローンは銀行のものもありますが、消費者金融より審査が厳しいのでアルバイトの学生にはあまりおすすめできません。
また、銀行のカードローンは審査に時間がかかるため、「今日すぐにでもお金を借りたい」という人には不向きです。
消費者金融はアルバイトなど年収の低い人も利用できる可能性が高く、必要なときにすぐ借りられて周りにもばれにくいという、まさに学生が利用しやすい理由が揃っているのです。
しかし、現代は厳しい法律に基づいて運営しているおり、そのようなことは一切ありません。誰でも安全に利用できますので、ご安心ください。
未成年は学生ローンかクレジットカードのキャッシング枠
カードローンは急な出費が発生したときに便利ですが、基本的に20歳以上でないと利用できません。
未成年の学生がカードローンのような方法でお金を借りたいのであれば、18歳以上を対象にしている学生ローンを利用しましょう。
<18歳以上が利用できるおすすめ学生ローン>
- カレッヂ
- フレンド田(デン)
- アイシーローン
なお、学生ローンもアルバイトなどで収入を得ていることが申し込み条件となります。アルバイトをしていない未成年の学生は、クレジットカードのキャッシング枠という方法があります。
ただし、クレジットカードも申し込みにあたって審査が必要であり、収入がないと判断が厳しくなってしまうので、以下の方法がおすすめです。
- 学生向けカード
- 家族カード
学生向けカードは、学生であれば収入がなくても作れます。また、家族カードは親がクレジットカードを持っていれば、家族カードとして審査なしで追加発行をしてもらうことができます。
このように、成人か未成年か、またアルバイトをしているかいないかによって利用できるものが変わります。表にまとめると、次のようになります。
【画像:カードローン9画像1】
金利、利息って?カードローン、学生ローンの疑問に答えます
カードローンのCMなどで、「金利」とか「利息」といった言葉を聞いたことがある人は多いと思います。また、その意味も何となくは知っているでしょう。
しかし、実際にカードローンを利用すると、どのくらいの金利や利息になるのでしょうか。それが不安で、カードローンの利用に抵抗を感じている人もいるかもしれません。
続いては、金利や利息の仕組みについて説明します。
消費者金融も学生ローンも金利はあまり変わらない
カードローンで借りたお金を返済するときには、金額や期間に応じて利息が発生します。利息の額は、各カードローン会社が定める金利に応じて算出されます。
ここで、主な大手消費者金融と学生ローンの金利をご覧ください。
SMBCモビット | プロミス | アコム | レイクALSA | アイフル |
---|---|---|---|---|
3.0~18.0% | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% | 4.5~18.0% | 3.0~18.0% |
カレッヂ | フレンド田(デン) | アイシーローン |
---|---|---|
15.0~17.0% | 15.0~17.0% | 10.0~20.0% |
金利は借入額や借り入れ条件によって決められます。簡単に言うと、借入額が小さいほど金利は高く、借入額が大きいほど金利は低く適用されるのです。
【画像:カードローン9画像2】
消費者金融は借入上限額が1千万円のところもあるため、借入額によっては金利が数パーセントで済むこともあります。
一方、学生ローンは借入上限額が高くても数十万円なので、金利がやや高めになるのです。
利息を計算してみよう
それでは、具体的に利息はどのくらいの金額になるのでしょうか。利息の計算は、次の式で求めることができます。
元金×利率÷365×借入日数
金利は年率が使用されていることが多いので、365または366で割って1日分の利息金額を算出します。
では、実質年率15.0%で10万円を借り、30日で返済するとどのくらいの利息が付くか計算してみましょう。
100,000(円)×0.15÷365×30(日)=1,232円
この場合、借りた10万円に1,232円を上乗せして101,232円を返済することになります。
また、同じ金利と借入額で借入日数が違うと、利息はこのように変わります。
10日 | 15日 | 30日 | 60日 |
---|---|---|---|
410円 | 616円 | 1,232円 | 2,464円 |
返済は早ければ早いほど、利息が少なく済みます。しかし無理なく返済することも必要なので、カードローンは完済まで見通しを立ててから利用しましょう。
カードローンで借りられるのは年収の3分の1以下
カードローンで借りられる金額は、年収の3分の1以下と法律で決まっています。例えば年収10万円なら約3万3千円まで、年収50万円なら15万円まで、といった感じです。
もし100万円を借りようとすると、最低でも350万円ほどの年収が必要になってしまいます。
【画像:カードローン9画像3】
学生はアルバイトで収入を得ている場合が多いので、借入限度額は数万円から数十万円と考えているといいでしょう。
カードローンに申し込もう!学生の審査、在籍確認のポイントは?
最後は、カードローンの手続きについてです。学生も審査に通る可能性を少しでも上げるために、ポイントを押さえておきましょう。
また、ここでは在籍確認についても触れています。
審査ではあらゆる面から返済能力を問われる
カードローンの申し込みには、必ず審査というものがあります。次のようなことから信用度、つまり返済能力の有無を判断されます。
- 居住形態(実家暮らしや賃貸で一人暮らし、寮に入っているなど)
- 年収
- 勤務先の名称、所在地
- 勤務形態(正社員、アルバイトなど)
なぜこのようなことを聞かれるのか疑問かもしれませんが、例えば実家暮らしの場合は家賃や生活費の支払いがないので返済にお金を回しやすい、と判断されやすいです。
また、勤務先が大手企業だったり、経営が安定していたりすると今後も雇用や給与の支払いに問題がなく、返済にあてるお金が十分に得られると判断してもらえる傾向にあります。
ちなみに、信用度の高い勤務形態は公務員や正社員となるため、それに比べると学生やアルバイトは収入が不安定と見られてしまうのは仕方ありません。
しかし、返済に必要なのは毎月安定して収入を得ることなので、アルバイトでも勤続年数が長ければそのぶん信用度が上がります。
なお、審査に通りやすいようにと年収などを誇張して申告する人がいますが、審査は虚偽がないことを徹底して調べられるため、隠し通すことはできません。
虚偽の申告は信用度を欠く行為になりますので、絶対にやめましょう。
すぐ借りるために収入証明書を準備しよう
カードローンを申し込む際、収入証明書の提出を求められることがあります。
必ずではありませんが、もし提出が必要になったときに手元にないと手続きが遅れてしまうので、準備しておくことをおすすめします。
収入証明書とは、源泉徴収票や給与明細書などを指します。給与明細書の場合、2ヶ月分を提出するように定めているカードローン会社が多いので注意が必要です。
ということは、働き始めたばかりの人は審査で信用を得ることがかなり難しいということになります。
働き始めで審査に通った人もいないわけではありませんが、かなり珍しいケースです。
カードローンの申し込みは、給与明細を2ヶ月分受け取ってから行うことをおすすめします。
周囲にばれずに借りるなら在籍確認と郵送物がない申込方法で
カードローンの申し込みでは、勤務先に電話がかかってきて在籍確認をされたり、郵送で書類をやり取りしたりすることがあります。
その際、会社名を伏せるなどといった配慮がされますが、それでも家族やアルバイト先の人にカードローンの利用が知られてしまう可能性があります。
そこで最近は、WEBやアプリで全ての手続きができるサービスを設ける消費者金融があるのです。
SMBCモビットでは、「WEB完結申込」という申し込み方法を選ぶと電話や郵送物での連絡は一切なしにできます。
また、プロミスでは基本的に在籍確認をすることとしていますが、事前にコールセンターで相談することが可能なので、不安な場合は利用しましょう。
一方、学生ローンのカレッヂも在籍確認なしで申し込みができます。どこのカードローン会社にするか迷ったときは、このような点も考慮するといいでしょう。
カードローンは学生にとっても味方!計画的に利用して充実した毎日を
学生がお金を借りるというと、奨学金しかないのではと考える人が多いと思います。しかし、学生もアルバイトをしていれば、カードローンに申し込むことができます。
借入額は収入によって上限が決められてしまうため、大きな金額を借りることはできませんが、条件次第では在籍確認をなしにすることができるなど、社会人と同じように利用することが可能です。
また、学生の場合、一般的なカードローンだけでなく学生ローンという学生向けのローンサービスもありますし、その中には未成年が申し込めるものもあります。
こうして考えると、意外と選択肢があると言えるのではないでしょうか。
学生時代に経験したことは、その後の人生において貴重な財産となります。お金がないからと諦めるのは、非常にもったいないことです。
返済まで計画的に考えることが前提ではありますが、必要なときはぜひカードローンなどでお金を借り、充実した学生生活を送ってください。