生命保険ってなに?保険の種類と必要性を初心者にもわかりやすく解説!

大人になると「保険」に加入するもの

漠然としたイメージですが、ライフステージにおいて「保険に入った方が良いのかな…」と思う場面はたくさんありますよね。

一人暮らし・就職・結婚・出産・進学・病気・ケガ・転職・退職・介護…………

人生において保険を意識するタイミングや理由は様々です。

今回は

・保険を初めて検討する方
・保険を見直したいけど難しくてよくわからない方

そんな保険初心者の方でもわかりやすく、保険について解説していきたいと思います。

ご紹介する内容は以下の通りです。

・保険の仕組みと入る理由
・保険の種類
・自分に合った保険の選び方

どんな保険が必要かは人によって違います。

保険選びの条件は家族構成や収入・既往歴などによって左右され、そして希望のライフプランによって、何通りもの選択肢があるのです。

私自身いくつか保険を契約しており現状入っている保険で満足していますが、その保険が私以外の皆さんにとってもベストとは限りません。

間違った保険選びで失敗しないコツは、まず保険を正しく理解することから。

あなたが納得できる保険選びのお手伝いをできればと思います。

その前にひとつだけご紹介です。

この記事を読んでいる方の中には学資保険選びが分からない」「どこに相談すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、タイプ別にどの相談サービスを選んだら良いのかをまとめました。

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保険とは


「保険」とは、世の中でそのサービスを必要とする多くの人がお金を出し合い、その中でもしもの事態になってしまった人に保険金が支払われる約束をする仕組みの商品のことです。

なぜ保険を契約するの?

生きるということは常にたくさんのリスクを背負っています。

リスク=危険という意味だけでなく、悪い事象が起こる可能性という意味で捉えてください。

そしてここで言う「悪い事象」とは「お金がかかること」であり、必ずしも悲しい出来事だけのために保険をかけるわけでは無いのです。

ですが、たとえ喜ばしい出来事であってもお金がかかることというのは大変です。

急にお金が必要になった場合に用意できないと困るので、備えとして保険に加入するんですね。

リスクには「予想できないもの」と「予想できるもの」があります。

具体的な例をあげるとわかりやすいでしょう。

予想できないできごと 予想できるできごと
・ケガ
・病気
・入院
・手術
・がん
・死亡
・失業
・災害
・事故
・出産
・進学
・結婚
・介護
・就職
・退職
(・死亡)

予想できる出来事は、「いずれお金が必要になると予めわかっているできごと」になります。

必要になる時期や金額は確定していないものもありますが、あらかたの予想をして準備する必要があり、その手段として保険を利用するものですね。

予想できない出来事とは、「起こるかどうかわからないできごと」です。

代表的なものだとケガや病気がわかりやすいですね。

いつどうなるか分からないけれど、もしなってしまった時に困らないように備えるべく保険を契約しておくものです。

「死亡」に関しては生きていれば必ず訪れるものですが、時期は予測不能ですね。

これに関しては年齢や家族構成によっても考え方が変わってきます。

まだ若いうちや小さなお子さんをお持ちの場合、まさかまだまだ生きると考えている方がほとんどでしょうし、自分にもしものことがあったら家族が困ります。

逆に定年退職し孫やひ孫もいる、という場合には、時期は確定しなくともより現実的に捉えているかと思いますし、もしものことがあっても家族が自立していれば生活を背負う責任はありません。

ここまでのお話で、年齢や状況によって保険の必要性や当てはまる保障が違うことがお分かりいただけるかと思います。

将来なにかが起こったとき「自分」や「家族」を守るための投資、これが保険だと私は考えます。

掛け捨てと積み立ての違い

保険には掛け捨て積み立てふたつのタイプの商品があります。

それぞれの特徴とどんな用途に合ったものなのか説明しましょう。

掛け捨て

・保険金支払事由に該当する状態にならなかった場合は基本的にお金は返ってこない。
・予測できないリスクに備える保険。
・一定期間のみ保障の対象となる「定期保険」
・保険料は手頃

積み立て

・積み立てて増やす目的と保障が合わさったタイプ。
・終身タイプと定期タイプどちらもある。
・「養老保険」「学資保険」「個人年金保険」など。
・後々返ってくる貯蓄部分があるため保険料は高い。

簡単に言うと掛け捨て保険は「もしものときのために備える保障」、積み立て保険は「ライフイベントを見越した準備」だと考えられます。

掛け捨てはお金が返ってこないから損だという方がたまにいらっしゃいますが、わずかな掛け金で安心を買っていると思えば決して損ではないと私は思います。

実際に病気やケガなどの保険金を受け取れる状態にならずに期間が終われば支払うだけ支払って終わりです。

でも、病気やケガで不安な思いをするよりずっと良いですよね。

保険ではなく貯蓄じゃダメ?


積み立てタイプの保険は貯蓄と保障どちらも含まれている場合が多いと紹介しました。

これに対し、普通の貯金+掛け捨ての保険で代用できないのか、と思う方は少なくないでしょう。

貯蓄タイプの保険と貯金の違いは「返戻率」です。

返戻率」とは契約者が払い込む保険料の総額に対して受け取ることのできる「保険金」の割合

支払った保険料に対して保険金の増え幅が大きければこの割合が高くなり、お得で貯蓄性が高いといえます。

返戻率が100% 支払った金額と受け取れる金額が同じ
返戻率が100%以下 支払った金額より受け取る金額が減っている
返戻率が100%以上 100%を超えている部分が増えた割合

このように、契約によっては返戻率が高くなり、お金を増やすことができるのが積み立て保険の魅力です。

銀行預金の金利は極僅かなので、貯金していてもほとんど増えません。

対して保険の場合、保険会社に払い込んだ保険料は満期までの間保険会社によって運用されます。

これにより満期時に受け取れる保険金が増えるのです。

保険として契約するとお金を自由に引き出せなくなるのがネックですが、逆に言えば手を付けることなくしっかり貯められるためメリットと捉えることもできますね。

また、保障特約を付ける場合、保障部分が大きいと返戻率が下がってしまう傾向にあります。

保障と貯蓄のバランスが大切ですね。

どんな種類の保険があるの?


保険というとかなり大きな枠組みになります。

生命保険のほか、火災保険・自動車保険・賠償責任保険・家財保険…たくさんありますね。

今回はこの中の「生命保険」に注目してご紹介いたします。

生命保険は目的別に3種類に分類される

一概に生命保険といっても種類(商品)は数えきれないほどあります。

目的や特徴別に3つに分類してみましょう。

分類 死亡 生存 死亡・生存混合
特徴 契約者の死亡・高度障害状態に保険金が支払われる 満期に契約者が生存していた場合に保険金が支払われる 期間中に死亡した場合・満期に生存していた場合、どちらでも保険金が支払われる
該当する保険 死亡保険 個人年金保険・学資保険 養老保険

そして、その他として生きている間のリスク(怪我・入院・病気)に備える医療保険・がん保険・就業不能保険などがあります。

自分の死亡時に残された家族のために加入する保険、自分が生きていくうえで必要になりそうな資金準備の保険、、、

目的によって様々な保険が用意されているのですね。

「終身保険」と「定期保険」の違い

終身保険は文字通り一生涯保障が続く保険です。

定期保険は一定期間のみを保障対象とするので、期間が終われば掛け捨てとなります。

保険料が割高になるのは必ず保険金が受け取れる終身保険の方です。

終身保険でも、途中解約して解約返戻金を受け取るという使い方ができます。

保険料払込期間中の途中解約だと返戻金が少なくなる低解約返戻金型終身保険の場合、保険料払込期間が終わっていれば返戻率が上がります。

解約返戻金として受け取る場合、もちろん受け取りが遅いほど金額は大きくなります。

お金が必要な時期金額をよく精査して、選びたいですね。

目的に合わせた生命保険選びのポイント


保険はただ漠然と大金が受け取れそうなものを契約するものではありません。

たとえば死亡保障。

自分が死亡した場合に大金を残さなければならないのは、子育て真っ只中の一家の大黒柱。

子供が独り立ちするまでの向こう十数年の生活費や教育費を残さなくてはなりません。

独身だったり子育てが終わっている方が死亡した場合、家族が自立しているのであれば必要なお金は葬式代くらいですから、何千万もの備えはいらないですよね。

具体的な例を挙げてシミュレーションしてみましょう。

死亡時の保障

自分の死亡時に遺族がお金に困ることが無いように備える生命保険には、どのタイプが合うのでしょうか。

死亡時の保障(目的) 終身保険 定期保険 養老保険
残された家族の生活費・教育費
葬式代

最も多くの保障額が必要なのは子供が生まれたばかりの方です。

子供が大きくなればなるほど、必要保障額は減っていきます。

終身保険や養老保険は貯蓄性があり保険料が高額となるため、お金のかかる子育て真っ只中に保険に費用を割きすぎる結果となってしまいおすすめできません。

日々の生活費も嵩み、もしもの時に充実した保障が必要な子育て期間には、保険料が手頃な掛け捨ての定期保険が向いているでしょう。

子供が独り立ちするまでの期間を見越して定期保険を利用し、何事もなく子育てを終えることができたら老後のための養老保険や終身保険に切り替えるのが良さそうですね。

生命保険の組み合わせ

子育て期間中の方には定期保険で死亡時に備えることをお勧めしましたが、貯蓄系の保険にも入っておきたいと考える方も多いかと思います。

おすすめは定期保険+学資保険の組み合わせです。

学資保険は積立式の保険ですが、契約者にもしものことがあった場合はその後の保険料が無料になり、学資金は満期に全額受け取れるタイプの商品が多いです。

積み立てと保障のハイブリットですね。

もしもの時の家族の生活費については定期保険で備え、教育費は学資保険をあてがえば、掛け捨てはなんだかな~という方にもバランスよく感じられるのではないでしょうか。

生命保険はたくさん種類があり、たった一つですべてをまかなうことはなかなかできません

目的や保証の充実度などをよく吟味して賢く組み合わせたいですね。

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初心者でも5分でわかる!保険の基本


ここからは保険についての基本的な知識を紹介します。

保険会社はどうやって成り立っているの?

生命保険会社は、世の中の大勢の人がお金を出しあい、困ったときに助け合う相互扶助の精神を基に成り立っています。

生命保険会社は相互会社という形態の会社です。

なかなか耳なじみのない言葉ですよね。

株式会社や有限会社なら聞いたことがあるのではないでしょうか。

「会社」には様々な形態があり、そのうちの形態のひとつが「相互会社」と呼ばれるもので、生命保険を取り扱う会社のみが該当します。

株式会社には株主がいて、経営に意見を述べたり利益の一部を配当金として受け取れたりしますよね。

相互会社だと保険の契約者が社員となり、会社の構成員となります。※無配当保険契約者は除きます。

社員には年に一度の決算で剰余金が出た場合、配当として割り当てられます。

剰余金・配当金ってなに?

生命保険会社は契約者から保険料として預かったお金を運用して増やす努力をしています。

また、死亡率などの様々な確率やデータに基づき、契約者が不公平にならないよう、損失が重ならないように努めています。

保険の契約をするときに告知書の提出が義務付けられていることが多いですよね?

病気になる可能性や死亡リスクの高い人を他の契約者と同じ条件で契約してしまうのは偏りがあることがわかると思います。

このように、相互扶助の精神に基づいて様々な工夫をすることにより予定通りに資金運用し、利益がプラスになったものが剰余金です。

そしてこの剰余金は配当として社員に割り当てられます。

生命保険会社のお金の流れは思ったよりわかりやすいと私は感じました。

保険料の払い込み方・受け取り方

保険を契約したら保険料を支払い、条件に該当する状況になったら保険金が受け取れます。

支払いや受け取りの細かい条件は各生命保険会社および保険商品によって様々ですが、一般的な流れをご紹介します。

保険料の支払いについて

保険料とは、契約者が保険会社に払い込むお金のことです。

一般的には月払い・半年払い・年払いなどがあります。

月払いは文字通り毎月決まった保険料をコツコツ払い込み、半年払いと年払いは一定期間の保険料をまとめて先に払い込みます。

まとめて払い込むほうが保険料がお得になる場合がほとんどです。

また、保険料には払込期間が定められます。

掛け捨ての定期保険だと期間中はずっと払い込むことが多いですが、積み立て機能のある保険では払込期間の長さを調整できます。

長ければ月々の負担は減り、短ければ最初は厳しいものの期間が終わってしまえば早い段階で払い込みから解放されます。

この場合も払込期間は短期な方が保険料はお得になります。

保険会社は払い込まれた保険料を運用しているので、多額を運用できる期間が長ければ長いほど会社として利益を生むチャンスがあります。

保険料の払い込み期間が短く、ドン!っとまとめて払い込まれた方が保険会社としては助かるわけですね。

よって、短期払い、年払い、一括払いなどであれば保険料がお得だったり返戻率が高かったりなどの恩恵を受けられます。

保険金の受け取りについて

保険金の受け取り事由は契約によって様々ですね。

掛け捨ての保険だと、契約者の死亡・ケガ・病気などが代表的なものでしょうか。

満期を迎えた場合
積立式の保険だと上記のような不測の事態ももちろんですが、満期になったときが該当しますね。

あらかじめ保険金の受け取り時期が決まっている積立式の保険の場合、受け取り可能時期が近付くとハガキなどでお知らせが来ます。

お知らせ内の記載に従って受け取りの申請をすると、数日以内に保険金が振り込まれる仕組みです。

保険金はすぐには受け取らないという選択をすることもできるので、基本的に申請をしないと受け取れないことが多いようです。

また、すぐに受け取らずに据え置いた場合、据え置き期間に応じて据え置き利率が適用されます。

ケガ・病気などで対象となった場合

満期以外で保険金受け取り対象になった場合はすぐに保険会社に連絡しましょう。

状況を説明すると請求書の発行および必要書類の指定をしてくれるので、郵送や訪問、窓口などで提出します。

手続きが終わり請求内容に問題が無ければ1週間程度で保険金が振り込まれるので、あとは待つのみです。

公的保証との違いはなに?

保険というと広義ですが、自らの意思でそれぞれ加入する生命保険とは別に、すべての国民が加入すること(国民皆保険)となっている保険があります。

皆さんも以下のどれかに加入しているかと思います。

・国民健康保険
・健康保険
・共済保険
・船員保険
・退職者医療保険
・後期高齢者医療保険

これらの保険に加入することを公的医療保険制度と言い、年齢や職業によって加入する保険は決まっています。

健康保険の種類

種類 加入する人
健康保険(社会保険) 一般企業のサラリーマン、会社員などが対象。パート・アルバイト・契約社員・嘱託社員も条件を満たしていれば加入可。
共済保険 公務員などが対象。教員向け・地方公務員向け・国家公務員向けなど様々な共済がある。
国民健康保険 健康保険や共済が対象外のすべての国民が対象。無職・自営業・個人事業主も対象。
船員保険 国内の船舶で働いている人が対象。リスクの高い職業のため他の健康保険と内容が異なる。
後期高齢者医療保険 75歳以上の人(寝たきりの場合65歳)が対象。
退職者医療保険※平成27年3月末に廃止 退職後、老齢年金等を受給している方が65歳になるまでの間加入する保険。

健康保険を利用した場合の自己負担割合

病院などで治療を受けたとき、保険証を出すとかかった費用のうち一部に保険が適用され自己負担額が減ります。

実費に対する自己負担の割合は年齢や保険の種類によって以下のように細かく定められています。

負担区分 内容
未就学児 自己負担2割。自治体によっては子供の医療費助成制度あり
小学生~69歳まで 自己負担3割。
70歳以上~74歳以下 自己負担2割。現役並みに収入がある方は3割
75歳以上 自己負担1割。現役並みに収入がある方は3割

公的医療保険制度での負担割合は上記のようになります。

任意で加入する医療保険ではこの自己負担部分や、保険適用外の医療保険は専門的な医療、入院時の差額ベッド代などにあてて利用します。

子供の医療費に関しては自治体によりますが、私が住んでいる東京都では中学生まで無料なので子供の医療保険には加入していません。

住んでいる地域と職業で該当の制度が変わるので、まずは自分と家族の保険の状況をよく知ってから足りない部分を任意の保険で補いましょう。

良い保険の見分け方

「良い保険」とは、いったい何を持って決まるのでしょう。

保険に求める内容は十人十色です。

「返戻率が高い保険で得したい」

「急な支払いは家計を圧迫するのでコツコツ貯めたい」

「子育て中はもしもに備えて多額の保険をかけておきたい」

「家族は自立しているけど葬式代くらいは迷惑をかけたくない」

「老後に備えて資産を確保しておきたい」

さらっと書き出すだけでもこれだけの保険に加入する理由があります。

あなたにとっての良い保険とは、あなたの求める条件を満たしているかどうかで決まります。

私にとってベストな保険が他の人にとってもベストとは限らないのです。

大切なのは自分の状況をよく知ること。

大きな保障はとても魅力的ですが、そのために高い保険料を支払って家計が圧迫されてはいけません。

あらゆる状況を想定して、ライフプランに寄り添った保険選びをしましょう。

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生命保険を検討する際に気を付けたいこと


生命保険を検討する際にはどんなことに気を付ければいいのでしょう。。

契約してから「失敗した!」と思っても、解約するのは腰が重いし損をしてしまう場合もあります。

実際に失敗してしまった先人の方々の経験談をもとに気を付けるべきポイントを確認していきましょう。

「勧められるまま必要以上の保障をかけてしまい支払いが苦しい」(20代・男性)

20代・男性
社会人になり自立したので、親に迷惑をかけることが無いよう初めて保険を契約しました。
よくわからなかったので保険の営業の方に勧められるままに1000万円の死亡保障、医療保障、がん保険などに加入しました。
よく考えたらまだ結婚もしていないし、1000万円も残す必要あるのかな?という疑問が…。
掛け捨てでお金が消えるのはもったいない気がして積み立てにしたので保険料が高額なのもキツイです。

保険初心者なのをいいことに、高額な新規契約をさせられてしまったパターンですね。

まだ若く家庭も持っていないので、ご自身にもしものことがあっても生活に困る家族はいません。

どれだけ多く見積もっても、死亡保障は半分の500万円で余るほどでしょう。

年齢に準じて保険料があがる医療保障などの特約はまだ若いのでそこまで高額ではないと思いますが、だからこそ安い掛け捨て保険の最低限の保障で十分だったのではないでしょうか。

保険の営業マンには新規契約のノルマがあるので、新規で高額な保険を契約させようとする担当者もいます。

もちろん親身になってくれる素敵な担当者もいますが、営業がきちんと自分のために提案してくれているかどうか見抜くためにもある程度保険の知識をつけてから検討したいですね。

独身の方に必要なのは家族のための保障ではなく自分のための保障です。
死亡保障は葬儀代などの最低限が賄える程度で良いでしょう。
大切なのは病気などで働けなくなってしまったときの自分の生活費です。
生きている限り生活費は必要ですし、独身であれば自分以外に生活費を稼いでくれる人はいません。★独身の方におすすめの保険
・200~300万円程度の死亡保障
・医療保障
就業不能保険

この方の経験談から言える保険契約の際に気を付けるべきことは

「自分にもしものことがあったときの必要保障額を知ること」
「なんのために保険に入るのか目的を整理すること」

以上の2点です。

どちらもとても大切なことですね。

将来どんな人生を歩んでいくのか、現実的なライフプランも併せて考えられると良いでしょう。

「保険を契約してから同じ条件でもっと返戻率の高い保険を知ってガッカリしてしまった」(30代・女性)

30代・女性
子どもが産まれたので学資保険に加入しました。
もともと入っていた生命保険の担当者に勧められた学資保険を契約しましたが、ママ友との情報共有でもっと返戻率の高い学資保険があることを知りました。
積立式の保険なので今更乗り換えする気にもなれませんが、ちょっぴり後悔が残ります。。

狭い選択肢から選んでしまい、後々他にもたくさんの良い保険があったことを知ったパターンですね。

こういった「あとから知って後悔」は特に学資保険に多いようです。

学資保険は子供ができなければ縁の無い保険ですから、どんなものなのか分からないまま漠然とした認識で勧められるまま加入してしまう新米パパ・ママがたくさんいるのでしょう。

最近はネットからのみ問い合わせる商品も出てきているものの、保険は対人での販売が多く担当者との「お付き合い」という側面もあります。

世帯を持っている場合は既に生命保険には加入していることが多いため、もともと付き合いのある担当者に相談すれば当然同社の学資保険商品を勧められます。

同じ保険会社で複数の保険を契約するメリットは手続きが楽であることくらいでしょうか。

特約などを付帯する場合を除き、複数の保険を契約したとしても別の契約なので割引があるわけでは無いです。

保険会社の経営状況が思わしくなくなったときなどのことを考えると、資産は分けておいた方が良いという考え方も一理ありますね。

積み立て重視の学資保険に加入するのであればこだわりたいのが返戻率
保険会社の営業に相談すると当然ですが自社の保険しか紹介されません。
たくさんの保険商品の中から比較したいならばほけんの窓口や保険見直し本舗などの代理店やファイナンシャルプランナーに相談すると良いでしょう。
できればいくつかの窓口で相談すると、偏りなく比較ができるのでおススメです。

この方の経験談から言える保険契約の際に気を付けるべきことは

「より良い条件を探すためには比較が必要であること」
「ひとつの情報源を過信しないこと」

以上の2点になります。

学資保険は妊娠中に検討することが多く、子どもが産まれるということで必要に迫られているためバタバタと決めてしまって後悔…という口コミをよく見かけます。。

学資保険のような積立式の保険の返戻率は経済情勢によって頻繁に変化しますから、状況に応じて良く調べなくてはいけません。

夫婦で協力して家族にとってベストな選択をしたいですね。

初心者におすすめの保険はどれ?


それぞれの環境によって最適な保険は違うので一概に言えませんが、似た状況であれば保険選びの参考にすることはできます。

今回は

・独身の方
・既婚、子どもありの方
・子育てが終わり子どもが独立した方

上記の3パターンの方におすすめの保険の組み合わせをご紹介します。

独身の方におススメの保険

独身の方には「自分のための」保険選びをしてほしいです。

親元から独立して一人で生活している独身の方にはもしものことがあったときに養わなくてはいけない家族はいませんが、養ってくれる家族もいません

生きているけど収入が無い場合のほうがリスクが高いのです。

・死亡保障は200~300万程度
・医療保障、収入保障を充実させる

死亡保障よりも医療保障や収入保障を充実させてほしいです。

保険の形態は定期保険がおすすめ。

まだ若いので保険料が手頃であり、結婚などのライフイベントで切り替えが効きます。

結婚するつもりがない!という方は保険料が安い若いうちに終身保険に加入しても良いかもしれません。

既婚、子どもアリの方におススメの保険

一家の大黒柱にもしものことがあったら家族が困りますから、しっかり備えが必要です。

とは言えただやみくもに高額な死亡保険を契約してしまうと、何かとお金がかかる子育て世帯の家計を圧迫してしまいます。

・家族の年齢や就業状態から必要保障額を洗い出す

自分たちにどれだけの保障が必要なのかを把握することが何よりも大切です。

持ち家でローンを返済している場合、団信に加入していればもしもの時にローン返済しなくて良くなります。

また、学資保険は積立式の保険ですが、契約者の死亡時にはその後の保険料免除、受取額はそのままとなる契約がほとんどです。

この二つをクリアしていれば住居費用と教育費用は問題なくなりますよね。

また、子育て期間は大学卒業までとすると22年間です。

子育てが終われば子供のための莫大な保障は必要なくなるわけですね。

充実した保障の必要な子育て期間のみ定期保険で対応すると無駄がなくバランスが良いでしょう。

子育てが終わり子供が自立した方におススメの保険

子育てが終わり夫婦でまったり暮らすようになれば意識するのが老後の生活です。

子供が成人してもまだ自身の定年には数年あるでしょうから、この時期は金銭的余裕もありますね。

老後の生活資金を用意するのに向いているのが以下の保険です。

・定額個人年金
・変額個人年金
・終身保険
・養老保険

定額/変額個人年金は国の年金と別に自分で用意しておく年金です。

「定額」は加入時に年金額が確定しており、「変額」は運用次第で将来の年金額が変わります。

養老保険は貯蓄型の保険で、期間が満了すれば満期保険金が支払われます。

終身保険は一生涯保障が続く保険ですが、加入期間が長ければ解約返戻金が貯まっていきます。

タイミングをよく考えて解約すれば返戻金がプラスとなって手に入るのです。

子供が生まれる時期にもよりますが、30歳夫婦に子供ができた場合に子供が手を離れるのは親が52歳頃。

定年まで10年以上ありますし収入は若い頃より多く、子どもにはもうお金がかからない…ここから老後費用の準備を始めることも可能です。

この時期の保険選びで大切なのは

・年金額や生活費を算出して必要保障額を知ること
・リタイアまでの期間、自分たちにどれだけの余力があるのか知ること

保険初心者が心得ておきたい一番大事なこと

3通りの状況を想定して考えましたが、どのパターンにも共通で言えるのは「必要保障額を把握することが大切」であることですね。

誰のために、何のために、どのくらいのお金が必要なのか

これをきちんと把握してから保険選びをしなければ、理想の保険は見つかりません。

長い人生を俯瞰でよく考え、ライフプランをよく練りたいですね。

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まとめ


保険の分類や家族構成や年齢別のおすすめプランをご紹介しました。

自分の入るべき保険は見えてきましたか?

窓口などに相談に行く前に保険に関する知識を軽く付けておくだけでもとても良いことです。

自分事として考えようという意識が生まれ、営業さんに任せっぱなしになったり親が選んだり…などの保険選びでの失敗が減ります!

あなたがお金を払い、あなたやあなたの家族を守る保険です。

自分自身でしっかり理解し、ピッタリの保険を見つけましょう。

あらためて…生命保険一覧を確認




終身保険 一生涯保障が続く保険。途中解約で解約返戻金あり。
定期付終身保険 終身保険+定期保険(特約など)を組み合わせた保険。
低解約返戻金型終身保険 一定期間を経過するまで解約返戻金が低い保険。
利率変動型積立終身保険 貯蓄性のある積み立て部分を主契約とし、定期保険や医療保険などの保障部分の特約を組み合わせる保険。アカウント型保険とも呼ばれる。
積立利率変動型終身保険 積み立て部分を当てて運用している債権の運用成績によって予定利率が変動し、それに伴い保険金や解約返戻金が変わる保険。
無選択型終身保険 「被保険者(契約希望者)の健康状態を選ばない」保険。健康告知義務がない。



定期保険 一定の期間内に死亡した場合、死亡保険金を受け取れる。
収入保障保険 一定の期間内に死亡した場合、死亡保険金を年金形式で受け取れる。
就業不能保険 就業できない状態になったとき給料のような形で保険金を受け取れる。
長期平準定期保険 終身保険並みに長期間の定期保険。途中解約で解約返戻金がある。
逓増(ていぞう)定期保険 契約期間中、契約当初の保険金額がどんどん増えていく保険。途中解約で解約返戻金がある。
逓減(ていげん)定期保険 契約期間中、保険金額がどんどん減っていく保険。トータルの保障額が節約されるため保険料は安く、解約返戻金はない。
養老保険 満期保険金と死亡保険金が同額の定期保険。保障と積み立てを同時にできる。
特定疾病保障保険 特定疾病の診断で死亡保険金と同じ保証が受けられる。終身/定期どちらもあり。
外貨建て保険 払い込んだ保険料が外貨で運用され保険金や解約返戻金に影響を及ぼす保険。為替リスクがあるが得をする場合もある。
変額保険 払い込んだ保険料の運用状況に応じて保険金額や解約返戻金額が変動する保険。

生命保険の契約は頼りになるFPに相談を


保険選びに迷ったらファイナンシャルプランナーへの有料相談をお勧めします。

ファイナンシャルプランナーとはお金のプロ!

保険だけでなく節約、税金、投資、教育費用から不動産や住宅ローン、老後、相続などお金に関する疑問の特に一般人の人生および生活に密着した部分の専門家です。

保険会社の営業担当との相談だと自社のプランしか勧められませんし、代理店でもどうしても「営業」をされてしまい冷静な選び方ができないことが多いです。

これらは無料相談ですから契約をして初めて利益が生まれるので仕方ないのです。

保険は選んだら長く付き合っていく商品です。

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「どれを選べばいいのか自分では決められず迷ってしまう…」

そんな方は一度ファイナンシャルプランナーへの相談をしてみましょう。

保険のことだけでなく、ライフプランを客観的に見つめなおすいい機会になりますよ。

あなたにピッタリの保険が見つかりますように。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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\お子さんの将来のために!/