第一生命の学資保険は保障が手厚い?「こども応援団」「Mickey」それぞれの特徴を徹底解説♪

「結婚し、近いうちに子供が欲しいと思っている」

「妊娠がわかったから将来設計を見直したい」

そんなとき検討されるのが学資保険。

学資保険とは、子供の教育費を計画的に貯蓄するための積み立て型の保険です。

いったん契約を結んだら保険料を支払い続けなければならず、それに伴い強制的にお金がたまっていく「貯蓄力」

契約者にもしものことがあったら以降の保険料の支払いが必要なくなり、保険金はしっかり受け取れるという「安心感」

学資保険を契約する大きな理由はこの2点でしょう。

今回ご紹介する第一生命には、これら2つの理由をそれぞれサポートしてくれる保険が用意されています。

学資保険を選びは、東証一部に上場するアドバンスクリエイトが運営する『保険市場』の一括資料請求サービスが便利で安心です。

明治安田生命やフコク生命といった返戻率が高い学資保険から、アフラックのように保障面が非常に優れている学資保険までスマホやPCからボタン1つで取り寄せることができます。

また、上場企業なので無理な営業や個人情報を不正に使用される心配もなく安全です。

子どもの将来に備えて大切な学資保険、失敗しないよう資料は必ず目を通しておくことをおすすめします。

第一生命の学資保険も内容が素晴らしいので合わせて検討することをおすすめします。

第一生命の学資保険とは?


第一生命には以下の2種類の学資保険が用意されています。

こども応援団
Mickey

どんな保険が必要かは家庭によって様々なので一概には言えないのですが、こども応援団はなかなかオススメできる学資保険です。

結論から言ってしまうと、第一生命の学資保険は返戻率があまり高くありません。

貯蓄性を重視したい学資保険では返戻率の高さが決め手となるので、返戻率の低さはかなりのマイナスポイントではあります…。

ですが、「こども応援団」は返戻率をカバーできると言っても過言ではない程度に保障が手厚いのです。

契約者である親の万が一の死亡時だけでなく、病気への備えもしつつ貯蓄をしたいという方にはピッタリの学資保険かもしれません。

そこで、今回は第一生命の2種類の学資保険について実際にシミュレーションしながら詳しくご紹介していきたいと思います。

第一生命の学資保険を検討中の方、他社も含めて子供の教育資金について考え中の方はぜひ参考にしてください♪

第一生命の学資保険はどんなプランがある?

第一生命には大きく分けて2種類の学資保険プランが存在します。

「こども応援団」と「Mickey」です。

「Mickey」は条件の違いによって2パターンあるので、合わせて3パターンの学資保険の基本情報を見ていきましょう。

第一生命の学資保険 基本情報

※スマホの方は横スクロールできます。

こども応援団【A型】 Mickey
【B型】 【C型】
加入年齢制限 0~10歳(払込満了・満期の設定によって変動)
加入可能な親の年齢 18~65歳 18~65歳 18~99歳
設定できる満期年齢 21歳・22歳
保険料払込期間 5年・10年・15歳・17歳・18歳
保険料払込免除特約 アリ アリ※ ナシ
学資金支払い日 18歳~22歳の契約応当日
育英年金(養育年金) ナシ
出生前加入 出産予定日の140日前から可能
保険料支払い方法 口座振替・払込票による入金(※クレジットカード不可)
保険料払い込み方法 月払い・半年払い・年払い
加入審査 アリ アリ ナシ

第一生命の学資保険選びのポイントはずばり、保険料払込免除特約の有無とその保障内容です!

各プランの違いを詳しく見ていきましょう。

Mickeyとこども応援団の違いは何?

「Mickey」と「こども応援団」の違いは保険料払込免除特約の内容に差があることです。

保険料払込免除特約とは、契約者である親にもしものことがあったときに以降の保険料が免除され、保険金は受け取れるという保証のこと。

「こども応援団は」保険料払込免除特約アリ、「Mickey」は保険料払込免除特約アリとナシを選択できます。

保険料払込免除特約の保障範囲の違い

「こども応援団」「Mickey」どちらのプランでも保険料払込免除特約アリを選択できますが、保障される要件の範囲が大きく違います。

各プランの保険料払込免除特約の保障範囲を分かりやすく表にすると、以下のようになります。

①所定のがん ②急性心筋梗塞 ③脳卒中 ④要介護状態 ⑤身体障害状態 ⑥死亡
Mickey × × × × ×
こども応援団

「Mickey」は死亡時のみしか保険料の払い込みが免除されないのに対し、「こども応援団」は6つの事由のいずれかに該当したときに以後の保険料の払い込みが不要になります。

「こども応援団」は数ある学資保険の中でもかなり手厚い保障内容であると言えます。

「Mickey」保険料払込免除特約ナシのプラン

「Mickey【C型】」には保険料払込免除特約がありません。

契約者にもしものことがあっても保険料の支払いが免除されることが無いということです。

よって、他の2プランより加入時の敷居が低くなっています。

特徴は以下の通り。

・加入可能な親(または祖父母)の年齢…18~99歳
・加入審査…ナシ

年齢制限がゆるく、加入時の健康状態告知も必要ありません。

貯蓄のみの学資保険になっています。

契約者の年齢によって保険料が変わることは無く、払込期間や満期年齢、現在のお子さんの年齢が同じならば保険料は一律です。

そのため僅かではありますが他の2プランより返戻率が高くなっています。

「過去に病気にかかっていて他のプランの加入審査に引っかかってしまうけれど、貯金より強制力のある保険で少しでも効率よくしっかり貯金したい」

そんな方にはオススメできるプランです。

第一生命の学資保険 加入シミュレーション


ここでプラン別に保険加入シミュレーションをしてみましょう。

契約者(親):30歳男性 被保険者(こども):0歳 15歳22歳満期 基準保険金額:60万

Mickey

B型(死亡保障アリ) C型(死亡保障ナシ)
月払保険料 16,323円 16,226円
保険料総額 2,938,140円 2,920,680円
学資金受取総額 300万円 300万円
払込額と受取額の差額 61,860円 79,320円
返戻率 102.1% 102.7%

こども応援団

月払保険料 16,525円
保険料総額 2,974,500円
学資金受取総額 300万円
払込額と受取額の差額 25,500円
返戻率 100.8%

ご覧の通り、第一生命の学資保険は決して返戻率が高いとは言えません。

保障が手厚いほど返戻率が下がるものですが、死亡保障ナシの「Mickey【C型】」でも返戻率は102.7%に止まりました。

保障が無く貯蓄目的でしかない保険としてはかなり低い数字です。

逆に、死亡を含む6つの事由により保障が適用される「こども応援団」はここまで手厚いにもかかわらず返戻率が100%を切っていないので元本割れしません。

損をすることなく保障がきくというのは、非常に魅力的なのではないでしょうか。

第一生命はディズニーリゾートのスポンサー!特典はある?


第一生命は学資保険「Mickey」から察する通り、ディズニーのオフィシャルスポンサーです。

東京ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン、東京ディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アースは第一生命が提供しています。

スポンサーなのであれば、第一生命の保険加入者への特典はあるのか…気になりますよね。

うまくいけばたっぷり恩恵を受けられるかもしれません。

資料請求特典はミッキーのスタイ!

学資保険を検討するとき、まずネットで検索したり相談窓口に問い合わせたりしますよね。

第一生命の学資保険の資料請求をすると、パンフレットとともにカワイイミッキーのスタイが貰えるキャンペーンがやっていることがあります。

期間限定なうえ数に限りがあるので、気になる方はタイミングを見て資料請求をしてみてくださいね。

加入者が受けられる恩恵は?

保険加入者であれば、ディズニーに関する特典を受けることができます。

①限定グッズが貰える。

毎年ディズニーデザインのカレンダーが貰えるそうです。

その他、担当者からタオルや食器などの第一生命限定のディズニーグッズを貰っている方がたくさんいらっしゃいます。

ディズニー大好きなママやパパ、お子さんには嬉しすぎる特典ですよね。

壁掛けカレンダーってひとつ1,000円くらいしますから、満期まで毎年貰えれば2万円ほどの価値があります。

ディズニーグッズを集めているご家庭では、お得な上にレアグッズが手に入るので最高の条件なのではないでしょうか。

②ディズニーリゾート内のラウンジが使える。

ディズニーリゾートには一般のお客さんは入れない「隠し部屋」のようなスポットがたくさんあります。

そのほとんどは各アトラクションのスポンサー企業関係者向けのものですが、第一生命のラウンジは保険加入者である一般客も入ることができます。

もちろん入るためにはプロセスを踏む必要があります。

第一生命では以前「Withパートナー」「ドリームキングダム」「ドリームパッケージ」という加入者向けのポイントサービスを行っていました。

加入期間や保険料などをもとにポイントが加算されていき、貯まったポイントを利用することで各種サービスを受けられるというものです。

このポイントをラウンジ招待券と交換することができたのです。

しかし、「ドリームキングダム」「ドリームパッケージ」は2008年9月末に終了…その後は「Withパートナー」というサービスに切り替わりましたが、こちらも2017年9月末に終了しています。

ポイント交換サービスがなくなってしまった今でも、一般の保険加入者がラウンジをつかう方法はあります。

それは、契約の担当者にお願いすることです。

来園予定日の3ヶ月ほど前に担当の外交員ラウンジを利用したいことを伝え、交渉してみてください。

予約を取ってもらえたり、抽選に申し込んでもらえますよ。

第一生命のラウンジではドリンクのサービスと15分程度の休憩、アトラクションの優先搭乗が可能です。

ビッグサンダーマウンテンもセンター・オブ・ジ・アースもファストパスを発行している人気アトラクションですから、並ばずに乗れるのは嬉しいですよね!

③おめでとう!プレゼント

結婚、出産、入園、入学などのおめでたい節目に、「おめでとう!プレゼント」を受け取ることができます。

ディズニーデザインの抱っこ紐カバー、お箸、タオルなどが貰えます。

どれも第一生命×ディズニーの限定デザインですから、ディズニーファン垂涎ものですね。

第一生命の学資保険の評判と口コミは?


実際に第一生命の学資保険に加入している方の口コミを見てみましょう。

34歳・男性
長男が産まれたときに加入しました。
死亡だけでなくガンや脳卒中も支払い免除の対象になるのにはとても安心感があります。
返戻率が低いとは思いますが、保障がしっかりしていることを考えるとむしろお得だと思っています。

返戻率の低さが気になるものの、死亡以外の保障が手厚いことを高く評価しているようですね。

学資保険は積立重視ではありますが、安心を買うという意味では決して条件が悪い保険ではないでしょう。

42歳・女性
3兄弟全員加入しています。
ディズニーに惹かれて勧められるまま加入してしまいましたが、返戻率が低くてほとんどお金が増えないことを知ってショック…。
減らないだけマシなのかな?でも他社の学資保険の返礼率を見ているとなんだかモヤモヤしてしまいました。

返戻率の低さにあとから気づいて不満を感じているようです。

加入時期によって保障内容は違いますが、病気に対する補償や育英年金特約もついているのであれば損をしているということは無いので安心してください。

別途掛け捨ての保険に加入することを考えれば、手間も保険金もかかっていないはずですよ。

契約前に確認しておきたい点

年末調整について

学資保険は年末調整で控除を受けることができます。

年末調整で控除される保険料は大きく分けて「生命保険控除」「地震保険控除」「社会保険控除」「小規模企業共済等掛金控除」の4つになります。

学資保険はこのうち「生命保険控除」に該当します。

控除とは保険金が返ってくるわけではなく、税金を算出するにあたって収入から保険料の一部を差し引いてもらえるため結果税金が軽減されるということです。

控除額は所得や条件によって違うので一概にいくらですとは言えませんが、該当する可能性がある場合は忘れずに申請しましょう。

控除の手続きには生命保険会社から送られる「生命保険料控除証明書」が必要です。

大切に保管しておいてくださいね。

解約返戻金

満期より前に保険を解約すると解約返戻金が受け取れますが、これは確実に払込保険料を下回ると思ってください。

貯蓄を増やすための保険だったのに、積み立てた金額より下回ってしまうなんてもったいないですよね。

さまざまな事情によって途中解約しなければならない状況に陥る可能性は誰にでもあります。

しかし、返戻率を高くするために無理な保険料を設定するのも支払いが継続できなくなる大きな要因です。

大切なのは払込期間中にしっかり保険料を払いきって学資金の準備をすることですから、月々の保険料は背伸びしすぎない金額に設定しましょう。

受取人

学資保険は保護者が子どもにかける保険です。

しかし、学資保険を契約するのは大抵こどもの出生時…子供自身が契約することはもちろん不可能なので、保護者が契約することになります。

被保険者…こども
契約者…保険料の支払い、受け取りをする

上記のような構成になります。

保険料の払い込みと受け取りを担う契約者になれるのは、被保険者の父母・祖父母です。

基本的に子供を扶養している父母が契約することが多いと思いますが、祖父母が契約したい場合は年齢制限や健康告知に注意が必要です。

また、契約者と保険金受取人を別に設定することもできます。

後継保険契約者

後継保険契約者とは、契約者にもしものことがあった場合に契約者の持つ保険契約上の権利と義務を引き継ぐ方のことです。

学資保険は子供のための保険なので、契約者が死亡した場合も保険を継続できます。

このとき保険契約上の権利(満期に保険金を受け取ることができる)および義務(保険料を支払わなくてはならない)を被保険者・被保険者の父母・被保険者の2親等以内の親族のうちから1名選び、承継できるようにしておきます。

契約者にもしものことがあっても子供の学費への備えは必要ですから、保険が継続できるのはありがたいことですね。

「こども応援団」「Mickey【B型】」であれば死亡時は保険料の払い込みが免除されるので、保険金の受取権利が引き継がれます。

「Mickey【C型】」であれば保険料は免除されないので、契約者がかわるということになります。

死亡給付金

被保険者が死亡したときは、死亡給付金が支払われて契約は終了となります。

死亡給付金の算出方法は以下の通り。

既に払い込んだ保険料に応じて学資金と満期保険料が支払われますので、マイナスになることはありません。

年払いは得?

ほとんどすべての保険に言えることですが、毎月払いより年払いの方が保険料は安く済みます。

一括にまとめた方が手間がかかりませんし、保険会社が保険金を預かる期間が長くなり運用しやすくなるからです。

まとまった金額が必要になりますが、用意できるのであれば年払いをお勧めします。

初回が用意できれば2年目以降は前の年に月額を支払っているつもりで残しておけば問題なく支払っていけるでしょう。

保険料が引き落とせなかったときはどうなるの?

第一生命の保険料はクレジットカード払いができないので口座振替での支払いになります。

振替日に指定の預金口座の残高が不足していると振替えることができません。

うっかりしていて引き落とされてなかった…!そんな場合には猶予が設けられますので、すぐに保険が解約になることはありませんからご安心くださいね。

上記の通り、月払いであれば払込期間終了から1ヶ月、半年払い・年払いであれば払込期間終了から一ヶ月半の猶予期間があります。

月払いであれば基本的に翌月の引き落としに合算されますが、別途払込用紙を発行してもらって支払うこともできます。

うっかりしてしまうことはありますが、気づき次第できるだけはやく対応しましょう。

猶予期間を過ぎた場合でも所定の解約返戻金があればその中から自動で立替えられます。

もちろんそのまま立替え続けていくことはできませんから、うっかりの場合はすぐに払い込みを、事情により保険料の支払いが厳しい場合には担当者に問い合わせてみてくださいね。

据え置き金とは?

学資金は基本的に申し出ない限り自動で据え置かれます。

据え置かれている間は所定の据え置き利率がかけられていきます。

据え置かれた学資金はいつでも引き出すことができますが、そのままにして満期で受け取れば据え置き利率分が加算されるのでお得になります。

すぐに学資金が必要でない場合は据え置くと良いでしょう。

契約者貸付とは?

契約者貸付とは、解約返還金の所定の範囲内で貸付してもらえる制度です。

保険金として預けているお金を一時的に借りることができます。

もちろん積み立てた分以上の貸付をしてもらうことはできませんし、せっかくの積み立てですから手を付けないのが一番です。

事情があってやむを得ない場合に保険を解約せずにお金を工面できるという制度ですから、もしものときのために頭に入れておくといいでしょう。

配当金

第一生命の以前の学資保険には5年ごと配当金つきのプランがありました。

配当金とは、払い込んだ保険金で利益が出た場合に支払われる保険金に上乗せされる制度です。

利益が出なければプラスにはなりません。

現在の景気を考えると期待はできません…時間が経過してみないとわからないものですが、あっても数百円か数千円程度でしょう。

2018年度の新規プランには配当金の記載はありませんでした。

まとめ


第一生命の学資保険を3プランご紹介しました。

3プランとも違いがはっきりしているので、ご家庭ごとのニーズに合った学資保険がどれなのかわかりやすいのではないでしょうか?

正直なところ返戻率は高くないので、積立重視の場合は他の選択肢とも比較した方が良いでしょう。

保障重視であればオススメできる学資保険と言えます。

家族構成や家庭状況、将来を見越してよく検討してみてください。

18年の間に何があるかは誰にもわかりませんが、必要になるであろう子育て費用はある程度予想ができます。

そして、何が起こるか分からない部分を保障するのが保険です。

積立と保障のバランスは見極めるのがとても難しいですが、お子さんのために家族でしっかり計画を立ててくださいね。

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\お子さんの将来のために!/